日本バンタム級3位の穴口一輝(23=真正)は、12月26日(火)、有明アリーナで開催される「NTT docomo Presents 世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦」のセミファイナルにおいて、王者の堤聖也(27=角海老宝石)に挑戦する。この試合は、モンスターバンタム級トーナメント決勝戦として行われる。

　アマチュア76戦68勝8敗を経て、2021年7月にデビューした穴口は、持ち前のスピードとテクニックで全勝をキープ。バンタム級トーナメントを勝ち上がってきた関西期待のサウスポーだ。

　チャンピオンの堤は、攻守のバランスの良さとフィジカルの強さを武器に、ここまで3度目の防衛に成功。防衛ロードを着実に歩んでいる。穴口が勝てば堤が持っているすべての物を奪うことができる。「ボクシング人生を賭けた一戦」という穴口に心境を聞いた。