WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級1位の中谷潤人(24=M・T)が18日、神奈川県相模原市のM・Tボクシングジムで開催された、プロ加盟ジムとアマチュアジムの合同スパーリング大会を見学した。

　チャンピオンの井岡一翔(33=志成)が王座を返上したため、中谷は同級2位のアンドリュー・モロニー(32=豪)と、王座決定戦でベルトを競うこととなった。中谷は「スーパーフライ級に転級後、2戦目でのチャンスに感謝して、また世界チャンピオンになるため、スイッチを入れて頑張っていきます。応援よろしくお願いします」とコメントを寄せて世界2階級制覇を誓った。

　スパーリング大会に参加したのは、川崎新田ジム、T&Tスポーツジム、シュガーナックル(鳥取県と島根県の2店舗)、森下ジム(三重県)、熱海フィスト(静岡県)、浜松ジム(静岡県)で、中谷とパリ五輪代表候補の木下鈴花(22=日本体育大)が、20試合以上のスパーリングを見守った。