明日8日、両国国技館で開催されるWBC世界フライ級タイトルマッチ。今日行われた調印式後の囲み会見で、王者・内藤大助(宮田)と挑戦者・ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)がそれぞれコメントを出した。
　内藤「減量、トレーニング全て順調。コンディションは最高。過去にない位ガッチリ。タイトルマッチに向けた練習は怪我が無かったから全部出来ました。今回はポンサクレックもチャレンジャーで、気持ちも違うでしょう。ポンサクレックとは4回目ですし、今回の対戦で戦績を五分にし、内藤には勝てないと思わせたい。全力でぶつかって、KOでも判定でもいいから勝ちたいです。急に有名になってテレビにも出て練習大丈夫かと言われずに、内藤ちゃんと練習したなと言われる様、堂々と戦いますので応援お願いします」
　ポンサクレック「前回のタイトルマッチでは感情が先走ってしまい、頭脳を使わなかたのが最大のミス。今回は前回のミスを繰り返さない。準備は万全。今回は減量
もペースよく落ちました。内藤にはバッティングに気を付けて欲しい。グローブで戦おう。明日は前回の失敗をせず戦う。タイ国民の皆さん応援して下さい。明日はタイにベルトを持って帰ります」
　内藤は白井具志堅ジムの野木トレーナーに師事し防衛戦に向けてトレーニングを行って来た。その野木トレーナーも「内藤は今回は最高!!現在の内藤は過去最強ではないかなと。相手が強いのはもちろんですが、完璧に練習をして来ました。プラン通り練習しやり残しは無いです」と語り内藤の完璧な仕上がりをアピールした。
　内藤は今回の防衛戦をクリアする事でオプションも外れ、長期政権を築く事も可能となる。フライ級統一戦・亀田興毅との亀田家決着戦と内藤を軸とした数々の"夢の対決"も実現に向けて前進するだろう。内藤VSポンサクレック、4度目の対決を制するのは…。