WBA女子世界スーパーフライ級王者・天海ツナミ(山木)の3度目の防衛戦が、挑戦者に前東洋王者・藤本りえ(協栄)を迎え、6日、後楽園ホールで行われた。
　試合は、立ち上がりから藤本がワンツーで攻め込むも、ツナミはウィービングでかわし打ち終わりに左アッパー、右クロスをヒット。さらに左フック、ストレートを打ち込み早くも主導権を握る。その後も的確にパンチを当てるツナミが攻勢のまま試合を進め、8回終了後のインターバルでダメージが深い藤本陣営が棄権を申し出た。