3日、パシフィコ横浜で開催された「西岡VSガルシア」、「小堀VSモーゼス」のダブル世界戦。 　WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(帝拳)は、スピードスターの異名を発揮し、挑戦者・ヘナロ・ガルシア(メキシコ)を寄せ付けず、2度のダウンを奪うなど、ガルシアをTKOで降して初防衛に成功。暫定から正規王者となった西岡が、王者としての安定感を感じさせてくれた。 　しかし、日本人史上3人目の世界ライト級王座を持つ小堀佑介(角海老宝石)は、挑戦者・同級1位パウルス・モーゼス(ナミビア)の桁外れなスピードの前に、ネイチャーボーイの爆発力を封印され、12Rを戦い抜くも、無念の判定負けとなってしまった。 　興奮が冷めやらぬダブル世界横浜決戦を、観戦した日本・東洋王者達が熱く語ってくれた。