GENERATIONS片寄涼太、上海国際映画祭に初登場「きみと、波にのれたら」最優秀作品賞受賞


【片寄涼太/モデルプレス=6月24日】GENERATIONS from EXILE TRIBE・片寄涼太の主演映画『きみと、波にのれたら』(公開中)が、中国・上海国際映画祭で金爵賞、アニメーション最優秀作品賞を受賞。片寄が現地時間23日、同映画祭に出席した。

片寄涼太(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
片寄涼太(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
◆片寄涼太「きみと、波にのれたら」上海国際映画祭に出席

片寄涼太(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
片寄涼太(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
主人公・港役の片寄はこれまでGENERATIONS from EXILE TRIBEとして上海でのフェスに参加、単独ファンミーティングを開催するなど中国はもちろんアジアでも人気。22日の上海到着時には空港に集まった現地ファンが押し寄せ、その姿をひと目見ようと大勢の女性ファンが取り囲むなど歓迎を受けた。

翌23日には、上海大光明電影院で行われた公式上映会に参加。2回の上映予定だったが、チケットは即日完売。現地ファンからの熱いリクエストを受け、急遽追加上映含めた全5回の上映が満席となる異例の盛況ぶりとなった。

◆片寄涼太、生歌披露

片寄涼太(C)SIFF
片寄涼太(C)SIFF
また、上映後に片寄が登壇すると、集まったファン約1000人から割れんばかりの“片寄コール”が響いた会場。客席全体をゆっくりと見渡しながら、流暢な中国語で「みなさんこんにちは。お元気ですか?片寄涼太です。本日は上海に来られてとても嬉しいです」と丁寧にあいさつした。

劇中で、川栄李奈演じるひな子との歌唱シーンについて「歌手として歌うのと、役として歌うのではまた違うので難しい部分もありつつ勉強になりました」と紹介。すると客席から「歌ってくれませんか!?」とリクエストがあり、急遽アカペラで主題歌「Brand New Story」の1フレーズを生歌披露した。

片寄涼太(C)SIFF
片寄涼太(C)SIFF
片寄涼太(C)SIFF
片寄涼太(C)SIFF
さらに、質疑応答タイムでは客席からの声を受け、「私も愛してます(我愛你)」と応えるというまさかのサプライズサービス。この日一番の黄色い歓声が会場を埋め尽くした。

◆片寄涼太、感激の笑顔

片寄涼太(C)SIFF
片寄涼太(C)SIFF
その後行われたレッドカーペットイベントには、タキシード姿で登場。ベルリン、カンヌ、ベネチアなどと並ぶ国際映画製作者連盟(FIAPF)に公認されている権威ある映画祭ということもあり、世界中から集まったたくさんのマスコミの取材に対応したり、ファンと交流したりするなど海外映画祭デビューにふさわしい、堂々たる身のこなしで見事にレッドカーペットを歩ききった。

自身初の海外映画祭参加と初めてづくしの経験を終えた片寄は「(この熱狂は)すごいですね!カメラの数が半端ないです。めちゃくちゃ写真を求めていただいたので、ありがたいですよね」と歓喜。「その分作品が注目されているということだと思うので、ありがたいです。これをきっかけに『きみと、波にのれたら』が届くといいなと思います」と興奮を隠せない様子だった。

片寄涼太(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
片寄涼太(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
そして、授賞式で同作がアニメーション最優秀作品賞にあたる金爵賞、アニメーション最優秀作品賞に発表されると、作品を代表して檀上に上がった片寄。トロフィーを手に感激の笑顔で喜びを噛み締めた。

◆「きみと、波にのれたら」

片寄涼太(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
片寄涼太(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
同作は、「DEVILMAN crybaby」をはじめとして、数々の話題作を世に送り出し、日本のみならず世界が注目するアニメーション監督、湯浅政明監督の最新作。海辺の街を舞台に、消防士の青年・港とサーファーの大学生・ひな子との運命的な恋を描いた感動の青春ラブストーリーとなっている。(modelpress編集部)

片寄涼太(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
片寄涼太(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
「きみと、波にのれたら」(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
「きみと、波にのれたら」(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
■片寄涼太コメント

自分の人生において信じられないような素晴らしい出来事に巡り会うことができました。レッドカーペットを歩かせていただくのも初めてですし、元をたどれば声優に挑戦させていただくのも初めてだったので、素敵な思い出をいただいて感謝しかないです。

(トロフィーは)湯浅監督に早く渡したいですね。授賞式では日本から代表して来させていただいている立場だったので少しでも失礼のないようにというか、丁寧にお礼の気持ちをと思い檀上に上がらせていただきました。監督はじめ制作スタッフのみなさまとご一緒させていただいて、主題歌も担当させていただいて、その縁がこうして形になったので、自分というよりスタッフのみなさんがここ上海に連れてきてくださったと思いますし、やっぱり湯浅監督の喜んだ顔を生で見たいですね。うれしいです。日本に帰ったらこれを監督に届けたいなと思います。その時は素敵な乾杯でも出来たらいいなと思います。

メンバーとはテレビ電話をしました。すごく興奮した様子で大盛り上がりで喜んでいたので、メンバー孝行になったかなと、うれしいです。(日本へのメッセージとして)追加上映含む全5回が完売ということで、本当にこの作品が海を越えて、波のように伝わってきています。あらためて『きみと、波にのれたら』が日本の方々にも1人でも多くの方に伝わったらと思っています。

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