「恵方巻き」ってなんで食べるの?今更聞けない節分のこと


【節分・コラム/モデルプレス】2月3日は節分の日。豆まきをして恵方巻きを食べるのが一般的ですが、これらにはどのような理由があるか知っていますか?そこで今回は今さら聞けない節分のことをご紹介。しっかりチェックして節分を楽しんでくださいね。

「恵方巻き」ってなんで食べるの?今更聞けない節分のこと/IMG_7828 by whity
「恵方巻き」ってなんで食べるの?今更聞けない節分のこと/IMG_7828 by whity
◆そもそも節分って?

そもそも節分とは、季節を分ける日という意味で、立春、立夏、立秋、立冬の前日をあらわします。

旧暦では、立春が元日を表していることから、節分は今でいうと「大晦日」にあたります。この日に一年の厄を払い、次の年を迎える日と尊ばれ、いつの間にか立春の日が「節分の日」として定着したのだそう。

◆どうして豆まきをするの?

豆をまく習慣は鬼の目をうち「魔を滅する」という意味を込めてその年が無病息災で過ごせるようにと豆を撒くようになりました。

豆まき時は年男や一家の主人が大声で叫びながら「鬼は外、福は内」と大声で叫びながら豆をまき、邪気や災厄を払っていきます。

また、節分時にまく豆は炒った豆を使うのが定番ですが、生の豆を使うと、拾い忘れた場合、芽が出てきてしまうと再び魔が出て来るのではないかと言われているから。

さらに、節分の豆は福豆とされ、その福を年齢の数だけ身体に取り入れ、一年の無病息災を願います。

豆まきで厄を払おう/photo by 写真素材ぱくたそ[photographer すしぱく]
豆まきで厄を払おう/photo by 写真素材ぱくたそ[photographer すしぱく]
◆節分イワシの習慣って何のため?

節分では家の入口にイワシの頭を柊に刺して飾る習慣もありますよね。これは、魚の嫌がるイワシの臭いと、柊の棘で鬼の侵入を防ぐという厄除けの役割をもたらしています。

節分の翌日まで飾ったり、その次の節分までそのまま飾っておいたりなど地域によって飾る日は違うようです。

◆節分と恵方巻きの関係は

最近では当たり前のように食べられている恵方巻きですが、もともとは関西地方で「福を巻き込む」という意味を込めて巻き寿司を食べる文化が始まったと言われています。

包丁を入れずにそのまま食べるのは「縁を切らない」という意味が込められているから。

ちなみに今年2017年の恵方は「北北西」。

無言で太巻き寿司を丸かぶりしながら食べ良い一年を過ごせますようにと願っていきたいですね。

◆ただ巻き物を食べるはNG?

節分の日に巻物を食べればOKと思うかもしれませんが、実は具材にもこだわりたいところ。

今ではスイーツ恵方巻きなど変わり種のある恵方巻きがたくさんありますが、一般的な恵方巻きには、七福神にちなんでかんぴょう煮やきゅうり、卵焼きなど7種類の具材が使われています。

変わり種を楽しむのも一つの方法ですが、オーソドックスなものもチェックしたいですね。

節分を楽しんで/photo by 写真素材ぱくたそ[photographer すしぱく]
節分を楽しんで/photo by 写真素材ぱくたそ[photographer すしぱく]
いかがでしたか?

今回は今さら聞けない、節分のあれこれをご紹介しました。

行事に一つ一つに思いが込められているなんて驚きですよね。

ぜひ豆まきで厄を払い、恵方巻きで福を招き入れて良い1年を迎えてくださいね。(modelpress編集部)

※節分の歴史、由来には諸説あります。

画像1枚目:https://www.flickr.com/photos/whitefield_d/25075799159/

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