山崎育三郎&松本穂香「リエゾンーこどものこころ診療所ー」クランクアップに感無量「とても寂しい」


【モデルプレス=2023/03/02】テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『リエゾンーこどものこころ診療所ー』(毎週金曜よる11時15分~)で主演を務める俳優の山崎育三郎と女優の松本穂香がクランクアップを迎えた。

山崎育三郎、松本穂香(C)テレビ朝日
山崎育三郎、松本穂香(C)テレビ朝日
◆山崎育三郎主演「リエゾンーこどものこころ診療所ー」

同作は、郊外の児童精神科クリニックを舞台に、自らも凸凹(=発達障害)を抱える院長と研修医のコンビが、様々な生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐ向き合い、寄り添っていく姿を描く感動の医療ヒューマンドラマ。「さやま・こどもクリニック」の院長を務める佐山卓を山崎が、佐山と共に発達障害の子どもに向き合う研修医・遠野志保を松本が演じる。

※「リエゾン」とは…フランス語で「連携・つなぐ」を意味する言葉。「リエゾン精神医学」とは…医師・臨床心理士などの精神医療の専門家が、他の診療科と、さらに広義には教育・行政・福祉などと連携しながら、ひとつのチームとして総合的な医療サービスを行うこと。

◆山崎育三郎&松本穂香、感無量のクランクアップ

「さやま・こどもクリニック」を舞台に、院長と研修医として絶妙なコンビネーションを披露してきた山崎と松本。最後の撮影を終えた時には、スタッフの大きな拍手で包まれる中、2人揃って笑顔が溢れていた。

山崎は開口一番に「撮影が終わってしまったことがとても寂しいです」と名残惜しそうな様子。それだけ山崎にとって充実した日々だったようで「僕たち役者や、子役の子どもたちが自由に表現できる環境を作ってくださって、スタッフの皆様には感謝しています」と心からの感謝を伝えていた。

また「多くの人が何かしら不安や生きづらさを感じている中で、そういった方々を励ます言葉を『さやま・こどもクリニック』の皆から伝えられたんじゃないかなと思っています。こういう温かい空気がどんどん広がっていくといいなと思いますし、僕も今後、生きづらさや不安を抱えている人に寄り添えるような人間でいたいなと思います」と願いと共に自身の決意を語った。

◆松本穂香、感慨深げに撮影を回顧

一方、松本が挨拶をしようした際には山崎が主題歌であるコブクロの『エンベロープ』を流して盛り上げようとして、松本が「泣いちゃうからやめてくださいよー!(笑)」と照れる一幕も。そんな中、松本は改めて「言葉にならない大切なものが沢山詰まった、とても素敵な時間を過ごさせていただきました」と感慨深げに撮影を振り返ると同時に「この作品を通して『言葉の重み』や『自分の世界って思っていた以上に狭いんだな』ということ、『分からないことでも、分かろうとすることが大切なんだ』ということに気付かせてもらいました」と言い、「このドラマをきっかけに、そう思ってもらえる人が世の中にどんどん増えていってくれたらいいなと思います」と山崎同様に強く願っていた。

そして山崎と松本が「本当にありがとうございました!」とそれぞれ感謝を伝えると、最後に山崎は「また会いましょう!」と力強く締めくくり、山崎と松本を含め、その場にいる全員で互いに拍手を送り合っていた。

山崎、松本をはじめとしたキャスト、そしてスタッフ全員が一丸となって作り上げた『リエゾン』もクライマックス目前。どんな結末が待っているのか。(modelpress編集部)

◆山崎育三郎(佐山 卓・役)コメント

終わってしまったことがとても寂しいのですが、僕たち役者や、子役の子どもたちが自由に表現できる環境を作ってくださって、スタッフの皆様には感謝しています。自分自身は子どもがいる環境で、僕の周りにも発達障害で悩んでいる親御さんもいらっしゃるのですが、そういう人たちからも「励まされました」とか「寄り添う言葉を佐山先生からもらって嬉しかったです」など色んな言葉をいただきました。

また僕自身、放送を見ながら自分の経験と重なることもあり、当時のことを思い出しながら、励まされる言葉を沢山もらいました。発達障害の人に限らず、多くの人が何かしら不安や生きづらさを感じている中で、そういった方々を励ます言葉を『さやま・こどもクリニック』の皆から伝えられたんじゃないかなと思っています。こういう温かい空気がどんどん広がっていくといいなと思いますし、僕も今後、生きづらさや不安を抱えている人に寄り添えるような人間でいたいなと思います。

◆松本穂香(遠野志保・役) コメント

言葉にならない大切なものが沢山詰まった、とても素敵な時間を過ごさせていただきました。それは皆さま一人ひとりが温かく見守ってくださったから、最後をこうして温かい気持ちで迎えられたんだと思います。携わってくださった皆様一人ひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。

私自身、志保という役やこの作品を通して「言葉の重み」や「自分の世界って思っていた以上に狭いんだな」ということ、「分からないことでも、分かろうとすることが大切なんだ」ということに気付かせてもらいました。このドラマをきっかけに、そう思ってもらえる人が世の中にどんどん増えていってくれたらいいなと思います。

◆最終章・第7話あらすじ

「佐山記念総合病院」で行われた症例検討会に、佐山卓(山崎育三郎)とともに参加した遠野志保(松本穂香)は、そこで佐山から同病院での後期研修を勧められ、突然のことに戸惑う。そこは、佐山の父が経営する総合病院だった。佐山は弟の佐山秀(塩野瑛久)に呼び止められ、院長の父が院長室で待っていると言って連れて行かれてしまう。

クリニックに戻った志保は、向山和樹(栗山千明)の話から、佐山の父が佐山を「佐山記念総合病院」に新設する児童精神科の医長として迎えようと計画をしていることを知る。志保は、クリニックがなくなってしまうのではないかと心配になり…。

そんな中クリニックへ、ASD(自閉スペクトラム症)の少女・丸山優実(加藤柚凪)と父・丸山浩之(三浦貴大)がやってくる。優実は3ヶ月前に母を交通事故で亡くしていて、浩之は優実がそのことを理解しているのかわからないという。そう語る浩之も、慣れない子育てや妻を亡くした悲しみで憔悴している様子。佐山はクリニックで行っている、同じような境遇の人たちが集って自由に話したり交流する『グリーフケア』への参加を提案する。

また佐山は浩之に、自分自身がASDを抱えながら、優実と同じように幼い頃に母を亡くした経験を語る。それを聞いていた志保は、佐山が過去に何があったのか、なぜ叔母の佐山りえ(風吹ジュン)の元で育ったかを知る。それぞれの想いと葛藤が交差する、運命の最終章――!

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