福山雅治、柴咲コウと地元・九州に降臨 当日告知で7000人駆け付ける<沈黙のパレード>


【モデルプレス=2022/09/12】俳優の福山雅治と柴咲コウが12日、福山の地元・九州にて映画『沈黙のパレード』(9月16日公開)の福岡凱旋イベントを実施。多くのファンの前で同作への想いを明かした。

福山雅治、柴咲コウ(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
福山雅治、柴咲コウ(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
◆福山雅治主演「沈黙のパレード」

フジテレビ月9枠で放送された連続ドラマ『ガリレオ』は、不可解な未解決事件を科学的検証と推理で鮮やかに解決していく痛快ミステリーが反響を呼び、平均視聴率21.9%という高視聴率を獲得。5年後には第2シーズンとなるドラマが放送され、初回から4週連続20%超えの数字を叩き出し、人気シリーズ作品となった。

さらに、ドラマ版から一変して重厚感ある人間ドラマの模様を描く映画版では、2008年公開『容疑者Xの献身』が49.2億円のヒットを記録。続いて2013年公開・映画2作目となる『真夏の方程式』もヒットを重ね、ドラマから映画まで多くの人に愛される作品となった。

福山雅治、柴咲コウ(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
福山雅治、柴咲コウ(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
映画最新作となった本作は、ベストセラー作家・東野圭吾の累計1500万部を超えるガリレオシリーズ第9弾『沈黙のパレード』を原作に、すべての登場人物に暖かな眼差しを向けながら、絡み合う群像劇と二転三転する展開に一気に引き込まれる極上ミステリー。9年ぶりの再集結が大きく話題となった福山、柴咲、北村一輝の3人の変わらない掛け合いと共に温かな人間ドラマを描く『ガリレオ』シリーズ最高傑作と呼び声の高い作品となった。

◆福山雅治&柴咲コウ、イベントに7000人集結

福山雅治&柴咲コウの元に7000人が駆け付ける(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
福山雅治&柴咲コウの元に7000人が駆け付ける(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
今回、JR博多シティスタジオテラスでは実に3年ぶりとなるイベント実施。当日朝4時に情報告知すると、約7000人が駆け付けた。

福山は、第一声に「帰ってきたばい福岡!」と博多弁の挨拶で登場。「必ず映画を見てくれる人拍手!」「14日発売のKOH+のCD必ず買うよって人拍手!」とコロナ禍ならではの体制を上手く駆使してファンと交流を図った。

柴咲も「久しぶりにこの熱気を肌で感じることができて本当に感激してます」と感無量の様子。この最新作への想いを柴咲は、「この作品に携わろうと思ったのは、いつも通り東野さんが描く人間ドラマとかミステリーが面白いなというのはもちろんですが、いま私たちがこうして生きていてさまざまな気苦労もあるし辛い思いもするしそういうのをすごく丁寧に描いてる作品。それをきちんと信頼できる監督のもとで実写化できるというところで参加させていただきました。それをようやく皆さんに見てもらえるというのは待ち遠しく思ってました。」と語る。

◆福山雅治、9年ぶり新作に手応え

福山雅治、柴咲コウ(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
福山雅治、柴咲コウ(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
9年ぶりとなった作品への手ごたえを福山は、「1秒たりとも無駄のない絵作りになっていて、ミステリーとしても引き込まれるしその向こうにある人間ドラマにも引き込まれるし、謎解きも人間ドラマもどちらも楽しめる作品になってるので2時間飽きさせずに見てもらえる作品になってると思います」と話す。久しぶりの2人の掛け合いの撮影について聞かれると、福山は「僕自身作品のファンでもあるし、湯川さんのファンでもあるのですごく楽しめました」、柴咲は「福山さんは普段メディアで見てるので久しぶりとならないのですが、湯川先生を纏っている福山さんは久しぶりで緊張しました」と語った。

福山雅治、柴咲コウ(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
福山雅治、柴咲コウ(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
そして、KOH+の再始動について福山は、「ある登場人物の報われなかった魂を救済するという意味を込めて、鎮魂歌として作りました。それを大きな想いで悲しみを包み込むようなできる歌声を柴咲さんが持ってらっしゃるので『ヒトツボシ』(主題歌)のイメージは、クリアにできていました」と信頼を込めて絶賛の様子。そして、「言えないけど、最後まで席を立たずに聞いてもらえれば違った見え方がしてくると思うので、是非最後までご覧になっていただきたいです」と何やら含みのある表現をした。

最後に、駆け付けてくれたファンとフォトセッションを行い、場内はものすごい熱気と共に暖かい拍手で包まれてイベントは終了した。

◆福山雅治、柴咲コウから暴露される

福山雅治、柴咲コウ(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
福山雅治、柴咲コウ(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
そして、JR博多シティ内「T・ジョイ博多」にて上映前舞台挨拶も実施。先ほどのイベントについての感想を聞かれると、福山は「ほぼ当日発表の中、あれだけ多くの人に集まってもらえて本当に感無量です」と歓喜の様子。そして、柴咲から「実は、福山さんは高所恐怖症」という事実を告げられると、福山は「本当に苦手なんですが、あれだけ集まってくれたファンの皆さんの顔を確認したくって、普段だったら本当に怖いんですが今だったら7000人のお客さんにダイブできる気持ちでいました」とファンへの熱い想いを語った。

最後に「本当にこの映画は場面によっては苦しい気持ちになってしまうときもあるかもしれません。見終わった後に切ない気持ちになるかもしれません。でもその悲しみや苦しみを何故描くかというと、皆さんに大事なものがあるから苦しいんですよね。だから見終わった後に切なかったなと思ったら、大切なものを知ってるから切なくなるんですよね。どういうものを持ち帰ってくれるかわかりませんが、ぜひ感想を呟いてください」と今作への期待を込めた福山のコメントで締めくくった。(modelpress編集部)

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