「真犯人フラグ」脚本家・高野水登氏、“強羅”上島竜兵さん悼む「温かく接してくださいました」


【モデルプレス=2022/05/11】俳優の西島秀俊が主演を務めた日本テレビ系日曜ドラマ「真犯人フラグ」(2021年)の脚本家である高野水登氏が11日、自身のTwitterを更新。お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61歳)が亡くなったことを受け、追悼した。

上島竜兵さん(C)モデルプレス
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◆「真犯人フラグ」脚本家・高野水登氏、“強羅”役の上島竜兵さん追悼

上島竜兵さん(C)モデルプレス
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3月に最終回を迎えた同作で、事件の裏側で暗躍する謎の人物・強羅誠を演じていた上島さん。この日、高野氏は「真犯人フラグが終わった後、一度お話させて頂きました」と上島さんとの会話を振り返った。

「ドラマは大変、セリフはしっかり覚えたはずなのに、カメラが回るとセリフがポーンと抜けちゃう。『でも、一生懸命やるしかないですよね』いつかまた、この方のセリフを書きたいと心から思いました」とコメント。「上島竜兵さん。ご冥福をお祈りいたします」とつづった。

上島竜兵さん(C)モデルプレス
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この投稿にリプライする形で、高野氏は「『やわらかい』という印象でした。初対面の若造にも、ふにゃっとした顔で温かく接してくださいました。そんな方だからこそ、あの恐ろしい役ができたのだと思います」と回顧。「色んなところで再三言ってますが、強羅くんに一番思い入れがあり、セリフを書くのが楽しかったです。それは上島さんのおかげです」と記した。

さらに「もっと、もっと、ご活躍が見たかったです。もちろん、ドラマだけではなく芸の方でも」と吐露した高野氏。「整理もつきません。今必死に文字にして落ち着こうとしています」とし「ただ、熱い、熱い、熱の中で、一生懸命に生きるのは、とても大変なことだったろうと思います。ゆっくり、おやすみになられてほしいと願ってます」と締めくくっていた。

◆西島秀俊主演「真犯人フラグ」

同作は、企画・原案の秋元康氏と「あなたの番です」制作スタッフが手掛ける、西島演じるごく普通の中堅サラリーマン・相良凌介が、家族の失踪事件をきっかけに、真実を暴く壮絶な戦いに挑んでいくという毎話怒濤の展開を繰り広げる予測不能のノンストップ考察ミステリー。

上島さんが演じた強羅誠は、さまざまな登場人物と関わりがあり、劇中に登場する一部の事件の黒幕でもあったという役どころ。ドラマ終盤まで、視聴者から真犯人候補の1人として予想されており、インパクトを残していた。(modelpress編集部)

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