小松菜奈&坂口健太郎、野田洋次郎の生歌に感無量「超贅沢な時間」<余命10年>


【モデルプレス=2022/03/17】女優の小松菜奈と俳優の坂口健太郎が17日、都内で行われた映画「余命10年」の大ヒット御礼舞台挨拶に、主題歌を担当したRADWIMPSの野田洋次郎とともに登壇した。

坂口健太郎、小松菜奈(C)モデルプレス
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◆小松菜奈&坂口健太郎W主演「余命10年」

坂口健太郎、小松菜奈、野田洋次郎(C)モデルプレス
坂口健太郎、小松菜奈、野田洋次郎(C)モデルプレス
本作は、“涙よりも切ない”恋愛小説として発売以来SNSを中心に反響が広がり続けている原作ベストセラーを藤井道人監督が映画化。20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた高林茉莉(小松)と、生きることに迷いながらも茉莉と出会い、恋に落ちていく真部和人(坂口)の人生が交わるとき、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す。茉莉と同じく難病を抱え、小説の文庫化を待たずして亡くなった著者の想いを引き継ぎ、最旬実力派の小松と坂口が全身全霊で演じる、感動作となっている。

小松菜奈(C)モデルプレス
小松菜奈(C)モデルプレス
ステージに登壇した小松は「昨日、地震がありましたがみなさん大丈夫でしたか?今日はそんな中、舞台挨拶にお越しいただきありがとうございます」と挨拶し、「私は地震が起きて“何をすればいいんだろう”って冷静さを失ってしまいました。咄嗟に起きることってこんなにも頭と体が動かなくて、すごく怖かったなって思って昨日は夜もあまり眠れずにいたんですけど、何が起こるかわからない日々の中で、自分と大切な人を守り、明日を生きることをこの映画にも、そのメッセージがスクリーンの中に閉じ込められています」とコメント。「みなさんが無事でよかったと思うことと、これからも余震があるかもしれないですし、気を引き締めて緊張感を持って行動しないといけないなと思いました。みなさんも気をつけてください」とメッセージを送った。

坂口健太郎(C)モデルプレス
坂口健太郎(C)モデルプレス
坂口は「今日は大ヒット舞台挨拶ということでありがとうございます。こうやって大きいものになりつつあるというのは、本当にいち俳優部として、作品に出させてもらった身としてすごく嬉しいです」と感謝し、「菜奈ちゃんが言った通り、一瞬一瞬というのはすごく幸せなことでもあるし、何が起こるかわからないこの世の中で、この映画を届けられて、少しでもみなさんの心に残っていただいたんだなと思うと、すごく嬉しいです」と大ヒットを喜んだ。

坂口健太郎、小松菜奈(C)モデルプレス
坂口健太郎、小松菜奈(C)モデルプレス
また、2人にも反響がたくさん届いているそうで、そんな本作の見どころを尋ねられると、小松は「茉莉がビデオを回しているところ。私が撮っています!」と明かし、「撮影するときも、本編のムービーカメラが現場から無くなって、茉莉のハンディカメラだけで撮りますってなって、『これが本編で使われるんで』って監督に言われて急にプレッシャーに感じてしまって、“私次第じゃん”って思いながら大丈夫かなって思ったんですけど、そこは茉莉の視点を感じてもらえればいいなと思って撮影していました」と紹介。坂口もカメラを回していたそうで、MCに謎の笑顔を向けていた坂口は「僕が撮ったのってそういえば使われていたかなって思って…。あれ?僕が撮ったの使われていないのかもしれないですね」と肩を落とした。

◆小松菜奈&坂口健太郎、野田洋次郎の生歌に感無量

坂口健太郎、小松菜奈、野田洋次郎(C)モデルプレス
坂口健太郎、小松菜奈、野田洋次郎(C)モデルプレス
イベントでは、野田が観客にはサプライズで主題歌『うるうびと』を初生披露する一幕もあり、披露前に同曲を聞いての感想を聞かれると、小松は「初めて聴かせてもらったのは撮影前だったんですけど、聴く前にRADWIMPSさんが歌を歌ってくださると聞いて、1000%いいに違いないって感じでリアルに頭を抱えたんですけど、(曲を)聴いても頭を抱えて、本当に素晴らしいなと思っていて、これから撮影もあるし、どんな風になっていくのか私たちは未知の状態だったんですけど、曲のおかげで扉を開いてくれたというか、この音楽を超えるものを作っていかないと負けてしまうと思いながら、目指す場所がちゃんとあったので、すごく曲に助けられることが日々ありました」と回顧。

坂口健太郎、小松菜奈、野田洋次郎(C)モデルプレス
坂口健太郎、小松菜奈、野田洋次郎(C)モデルプレス
坂口は「最初に聴いたときに和人目線のような感覚があったんですね」といい、「最初に台本を読んだときに、まだそこでは自分の役であったり、この映画の輪郭があまり見えていなかったんですけど、本で読んでいたときにああいう形で終わりを迎えて“残されるつらさ”を考えたんですね。でもこの曲を聴いて“残されるつらさ”というよりも、むしろ“出会ってくれた幸せさ”というか、そういう方向に転換できたというか、だからあの曲は和人を作る中ですごく助けになったし、ある種、気が引き締まったような感覚がありました」と目を輝かせた。

野田洋次郎(C)モデルプレス
野田洋次郎(C)モデルプレス
そして、野田が楽曲を披露し終えると、小松は「凄すぎます!言葉で言い表せないというか。超贅沢な時間だなと噛み締めちゃいました。感情を優しくえぐってくる感じとか、こんな素晴らしい曲でこの映画に命を吹き込んでくれて本当にありがとうございます」と野田に頭を下げ、坂口は「もうなんか…うーん、ねぇ。これが感想ですね」と感無量な表情を浮かべた。改めて、披露した感想を求められた野田は「手が震えましたね。(同曲を)人の前で歌うのは初めてだったので、2人の前で、そして(映画を)観てくださったみなさまの前で初めて演奏できてすごく幸せでした、ありがとうございました」と笑顔を見せ、観客から大きな拍手を浴びた。(modelpress編集部)



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