妻夫木聡・安藤サクラ・窪田正孝ら、映画「ある男」特報映像&第1弾ビジュアル解禁


【モデルプレス=2022/03/04】妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝らが出演する平野啓一郎氏のベストセラー小説を映画化した「ある男」(2022秋公開予定)の特報映像と第1弾ビジュアルが公開された。

映画「ある男」安藤サクラ、妻夫木聡、窪田正孝(C)2022「ある男」製作委員会
映画「ある男」安藤サクラ、妻夫木聡、窪田正孝(C)2022「ある男」製作委員会
◆衝撃と感動のヒューマンミステリー「ある男」映画化

本作は、映画化もされた「マチネの終わりに」(2016年刊行)に続く作品として、2018年当時、平野氏により発表された渾身の文学作品。常に「現代」を直視し、その最先端で思考し続けてきた著者の小説家デビュー二十年目の到達点だ。

物語は、主人公である弁護士・城戸が、“ある男”の真実に迫っていく、衝撃と感動のヒューマンミステリー。城戸は、かつての依頼者である里枝から、里枝の亡くなった夫「大祐」の身元調査の依頼という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経験後、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、大祐の法要の日、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と言い放つ。愛したはずの夫「大祐」は、まったくの別人だったのだ…。

「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。何故別人として生きていたのか。城戸は、“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくが、いつしか城戸の心にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく。

◆妻夫木聡・安藤サクラ・窪田正孝ら、出演の特報映像&第1弾ビジュアル解禁

解禁となった特報映像は、妻夫木自らナレーションを担当し「僕たちは誰かを好きになる時、その人の何を見ているのだろう̶。その人の何を愛するのだろう̶。」という、意味深な言葉から幕を開ける。

その後、場面が転換し、エルヴィス・プレスリーの名曲「Canʻt Help Falling In Love」のカバー曲とともに、里枝(安藤)が“ある男”大祐(窪田)と、ともに過ごした幸せな日々が映し出される。しかし、大祐が不慮の事故で亡くなってしまい、“愛したはずの夫が、別人だった”という衝撃の事実が明かされるところから物語は一変。「ある男」は一体誰だったのか、なぜ別人になりすましていたのか、という謎を残し、次の展開がますます気になる特報映像となっている。

特報後半に流れる劇伴音楽は、台湾の室内楽アンサンブルグループCicadaが担当。日本映画へ初参加となるCicadaの創り出す音楽は、映画本編でも人物やシーンをより深く印象付ける。

また、第一弾ビジュアルは、城戸・里枝・大祐の3人の顔が重なり合い、それぞれのキャラクターの心情を表すかのような、映画の世界観に沿ったコンセプチュアルなデザインとなっている。

さらに、物語を彩る新たな出演キャストも明らかに。里枝の息子・悠人を本作のオーディションで抜擢され、映画初出演を果たした坂元愛登、里枝の母親・初江に山口美也子、大祐の働く林産会社の社長・伊東にきたろう、「大祐」の過去を知る人物にカトウシンスケ、活躍目覚ましい河合優実、でんでんといった実力派俳優陣が名を連ねた。

日本映画界屈指のオールスターキャストで贈る、「愛」と「過去」をめぐる、珠玉の感動ヒューマンミステリーとなっている。(modelpress編集部)

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