【モデルプレス】乃木坂46の生田絵梨花が、難役に挑戦する。

12日、都内で行われたミュージカル『リボンの騎士』の囲み取材に出席した。男と女の2つの心の間で揺れ動く主人公・サファイアを演じる生田は、「単純に男と女のどちらかという心ではなく、その狭間で揺れ動くサファイアの姿が劇中でも結構多くて、そこは自分も、どう表現したらいいのだろうともがいたし、舞台上でも悩みながらやりたいなと思います」と力強くコメント。男女の切り替えを見どころに挙げ、「歌が多くて、どんどんスピード展開されていきます。歌の中で気持ちを高めたり、思いを乗せたりというのを自分でも意識してやりました」と心構えを明かした。

劇中で剣術を披露する場面が多い生田は、同作で殺陣に初挑戦。「最初は剣の持ち方や、収め方すらも分からず、周りの筋肉のある男性陣に教えてもらいました」と稽古の日々を振り返り、「少しは強そうに見えるようになったのではないかなと思います」と笑顔を見せた。

◆緊張と期待が交錯

目を輝かせながら「ファンタジーなので、衣装もそうですし、舞台上のセット、映像など全部が、見ても楽しい」と同作をアピールした生田は、「これをやっとお客さんと共有できると思うと、わくわくします」と期待。2回目のミュージカル出演については、「いつになっても緊張は解けないのですけど、もし去年見た人がいたら、『去年よりもパワーアップしたな』と思って貰えるように頑張りたいです」と声を弾ませた。

なお、同取材には桜井玲香、神永圭佑、青木玄徳、演出・振付の上島雪夫氏も出席した。（modelpress編集部）