間宮祥太朗、フジ新「水10ドラマ」枠で同局初主演 痛快“脱ヤンキー”物語<ナンバMG5>


【モデルプレス=2022/01/19】フジテレビは、4月より「水曜夜10時」を新たなドラマ枠とすることを発表。そのトップバッターを飾る作品が俳優・間宮祥太朗が主演を務める『ナンバMG5』(読み:ナンバエムジーファイブ)に決定した。

間宮祥太朗(提供写真)
間宮祥太朗(提供写真)
◆間宮祥太朗主演「ナンバMG5」

記念すべき令和最初の「水10」作品は、不良漫画の天才・小沢としおの『ナンバMG5』&『ナンバデッドエンド』(秋田書店)を映像化。今までのヤンキードラマとは違い、筋金入りのヤンキー一家「難破(なんば)家」の次男・剛(つよし/間宮)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという高校“逆”デビュー物語。

家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、学校では制服を着た真面目な高校生、という二重生活がスタートし、学校では優等生として美術部に入部するものの…いじめられている友人を放っておけず、つい特攻服に着替えて助けたことをきっかけに、正体不明の最強ヤンキーとしてどんどんのし上がってしまうという波瀾万丈なストーリー。誰にも言えない秘密を抱えながら、憧れだった普通の高校生活を送ることができるのか?「制服⇔特攻服」という変身ヒーローもののような痛快コメディー要素だけではない。二重生活から生じる人間関係の亀裂、そして苦悩…しかしそこから生まれる友情・家族愛まで、全く新しい青春ヤンキードラマとして、斬新に描いていく。

◆間宮祥太朗、フジテレビ系ドラマ初主演で地上波のゴールデン・プライム帯ドラマ初主演

「ナンバMG5」書影(C)小沢としお(秋田書店)2005
「ナンバMG5」書影(C)小沢としお(秋田書店)2005
今最も勢いのある俳優のひとりである間宮が、フジテレビ系ドラマ初主演、地上波のゴールデン・プライム帯ドラマ初主演となる。間宮といえば2008年に俳優デビューすると、テレビだけではなく映画、舞台と引っぱりだこに。2018年、連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合)では、ヒロインの夫役で朝ドラ初出演を果たした。甘いマスクだけでなく、気さくでユーモラスなキャラクターも人気に拍車をかけ、多くの学園もの作品の常連に。『僕たちがやりました』(フジテレビ系カンテレ・2017年)、『学校のカイダン』(日本テレビ・2015年)、『べしゃり暮らし』(テレビ朝日・2019年)などで、高校生役を熱演。『水球ヤンキース』(フジテレビ・2014年)、映画『帝一の國』(2017年)では不良や元不良を好演、そして映画『東京リベンジャーズ』(2021年)では、暴走族の幹部・キサキ役の「存在感がすごすぎる!」と大きな話題になったことは記憶に新しい。

幅広い役を見事に演じ、見る者を魅了してきた実力派俳優であることはもちろん、学園ドラマとの相性の良さは誰もが納得するところだろう。その豊富な経験を持った間宮だからこそ、優等生&バリバリのヤンキーという剛の“二面性”を演じ分けることが可能なのである。

また、演出は本広克行監督が務めることが決定。社会現象となり、いまだに破られていない173.5億円という日本実写映画最高の興行記録を誇る『踊る大捜査線』シリーズ他、うどんをテーマにしたコメディー映画『UDON』(2006年)や、ヨーロッパ企画の舞台を映画化した『サマータイムマシン・ブルース』(2005年)、『ブレイブ 群青戦記』(2021年)などの数々のエンタメ作品を手がけてきた。なお、本広監督が、フジテレビの連続ドラマを演出するのは『SP警視庁警備部警護課第四係』(2008年)以来、14年ぶりとなる。初タッグとなる間宮と共に、ジェットコースターのような剛の高校生活を、コミカルかつ温かく作り上げていく。

なお、現在放送中の『突然ですが占ってもいいですか?』は、放送時間を変更してレギュラー放送を継続していく。(modelpress編集部)

◆間宮祥太朗コメント

― 今作の主演のオファーを受けて

「新しくできる枠の主演というオファーなので、相応の重圧は感じつつ、声をかけて頂けた事をありがたく思っています」

― 剛をどのように演じたいか

「とにかく、純粋で直情的な剛を楽しみたいと思います。周囲を巻き込んでいく面と、巻き込まれていく面、どちらも根の部分での天真爛漫さや純朴さが表れていると思うので、気持ちよく演じたいです」

― 視聴者の皆さんにメッセージを

「家族からの期待や周囲からの決めつけ、現状の自分と理想の自分、向き不向きやアイデンティティー。剛だけではなく、自分が自分をどう生きるのかという普遍的なテーマが“ナンバMG5”という作品には包まれていると思います。お楽しみに!」

◆原作・小沢としおコメント

「ナンバのドラマ化を西東京のファミレスで初めて聞いた時はあまりに急だったので狐につままれた気分でしたが、本決まりになった今うれしさを実感しています。しかもドラマ化してくださるのが僕のお気に入りドラマをあまた放送してきたフジテレビさんということで期待せずにいられません。一視聴者としてナンバが放送される日を楽しみにしております~」

◆演出・本広克行コメント

「久しぶりの連続ドラマ、久しぶりのフジテレビジョン、久しぶりのコメディー作品、【踊る大捜査線】の連続ドラマから25年ぶりに古巣のフジテレビでコメディードラマを作れるなんて、楽しみしかないです!!」

◆プロデューサー・栗原彩乃(フジテレビ第一制作部)コメント

「“そろそろ学園ドラマが見たい!汗と涙に胸を熱くさせたい!”消滅の危機にある学園ドラマが大好きな私の悲痛な叫びから始まったこの企画が、主演に間宮祥太朗さん、演出に本広克行監督という、これ以上はない布陣で形になったことに未だに狂喜乱舞しています。間宮さんに演じていただく難破剛は、“負け知らずの最強ヤンキー”と“誰からも慕われる優等生”の真逆の顔を持つ高校生です。これまでにありとあらゆる役柄を演じてこられた間宮さんが、どのように二つの顔を使い分け、そして二重生活から生まれる剛の悩みや葛藤を、どのように演じてくださるのか、今から楽しみで仕方がありません。“普通の青春をおくりたい”というささやかすぎる願いを叶えるため、右往左往しながら大奮闘する剛の姿に、笑って泣いて、当たり前の毎日が少し愛しくなる、そんな瞬間を皆様にお届けしたいです。難しいことは一切考えず、心から楽しめる”これぞエンターテインメント!”と言える作品になることをお約束します。ご期待ください!」

◆編成企画・上原寿一(フジテレビ編成部)コメント

「新枠では、いわゆる刑事ドラマや医療ドラマなどどこかで見たことがあるドラマではなく、登場感があり、この枠でしか見られないような新しいドラマにチャレンジしていきたいと思います。そういう意味で、世の中で話題になるような新しいヒーロー像をどんどん誕生させていきます。“ナンバMG5”の剛はまさにそんな新しいヒーロー像となるキャラクターです。普通に学生生活を送りたいのに、どんどんヤンキーとして名前が売れてしまう、そのキャラクターのギャップにたくさんの人がハマってくれるはずです。お楽しみに!」

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