Creepy Nutsが語る夢を叶える秘訣 挫折しそうになったときは?<モデルプレスインタビュー>


【モデルプレス=2021/09/13】Creepy Nutsが4日、オンライン配信にて行われた「第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER」(以下、マイナビ TGC 2021 A/W)に出演。バックステージでモデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じたCreepy Nuts(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じたCreepy Nuts(C)モデルプレス
◆Creepy Nuts、TGC初出演後を直撃

R-指定、DJ松永 (C)マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER
R-指定、DJ松永 (C)マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER
― 初のTGC出演はいかがでしたか?

R-指定:今はまだTGCに出演したという実感がふわっとしてまして…。ランウェイを袖から見て、ここでライブするんやと思っていたんですけど、TGCは(ほかのイベントと)お客さんの層とかが全然違うので、お客さんがおったらより感じるんやろうなと思いました。

DJ松永:そうだね!客席を見て、より実感するんだろうね。だから、スタジオライブの延長線上でできたもんね!あれでお客さんいたらTGCすぎるもんね(笑)

R-指定:その中で俺は歌い続けられるかどうか…(笑)

DJ松永:無理じゃない?俺らごときじゃ無理(笑)。昨日ここでリハやったんですけど、はっきり言って昨日と匂いが違いましたね!

― 匂いが違う…!?

DJ松永:マスク越しでもわかるんです。あ、TGCの香りだって(笑)。まじで全然違います。

Creepy Nuts(左から)DJ松永、R-指定(C)モデルプレス
Creepy Nuts(左から)DJ松永、R-指定(C)モデルプレス
― ファッションイベントということで、本来ならおしゃれした女子たちがたくさん来場するはずでした。お二人もファッションのこだわりなどがあるのでしょうか?

R-指定:ナチュラルさっていうのは、こだわっているかもしれないっすね!

DJ松永:(R-指定に向かい)表現で背伸びするなって(笑)

R-指定:自然としっくりする感じというか、僕の場合は黒が多いんですけど、ナチュラルな感じは常に意識しないということを意識しています。

DJ松永:意識しない意識はかっこよくないだろ(笑)

R-指定:なんて言ったらいいのか、わからへんから…

DJ松永:(R-指定は)ファミマの無地Tとか着ちゃう男なんで(笑)

R-指定:あれいいんですよ!

DJ松永:本当に究極のファストファッションなんですよ!

― DJ松永さんはありますか?

DJ松永:俺はもう文字が書いていないもの。読まれたくないので(笑)。文字が書いていない服を着ます。

R-指定:あまり情報を与えないような…

DJ松永:そうそう!情報を与えないことを意識しています。

― お互いシンプルなものが多いんですかね?好きな系統が似ているのでしょうか?

R-指定:それが似ていないんですよね。

DJ松永:俺、なににこだわっているんだろう…。あるはあるんですけど、最近は着心地重視になりましたね。年食うとなるんですかね。着て楽な方を選ぶようになりました。

R-指定:松永さんはこだわりがばーってなるタイミングがときによって変わるから、結構楽しんでいるんやろうなって思います。見た目が結構変わっていくんです。

◆Creepy Nutsが考える夢を叶える秘訣は?挫折しそうなときは?

Creepy Nuts(左から)DJ松永、R-指定(C)モデルプレス
Creepy Nuts(左から)DJ松永、R-指定(C)モデルプレス
― これまでたくさんの夢を叶えてきていると思います。お二人が考える夢を叶える秘訣を教えてください。

R-指定:俺はそもそもラップを始めたときは、夢とか目標とかがあったわけではなく、ラップをやりたいなと思って始めたので、めっちゃラッキーなんですよ。たまたまそれに出会えたというか、ラップしたいなと思ってしてみただけというか…。それからやっていくうちに、これだけはずっとやりたいと思って、ずっとやってきただけで、段取りをめっちゃ組んでやってきたわけではないので、ただ好きなことを好きだからやるということが大事なのかなと。

― 好きという気持ちと、運も大事なんですかね!?

R-指定:運はめっちゃいいと思います!たぶん運もやし、好きなことに出会えることがまず運だと思う。だからこそ、一生懸命できるんだと思います。

― DJ松永さんの夢を叶える秘訣も教えてください。

DJ松永:夢を叶えるためには、異常に好きなことを見つけるか、めちゃめちゃ要領よくて才能あるかの2択だと思うんですよね。さっきRさんが言ったように、めちゃめちゃ好きなら努力とも思わない努力を続けるから、他の人よりどんどん身につけていくスピードが早いと思うんですよね。でも全く好きじゃないけど、成功するための逆算、自分はなにをしたらいいんだろうって考えて、それで好きなことではないけど要領よく成功する人もいるんじゃないですか。そういう人は本当に仕事ができる人なんだろうなと思うんです。どっちかだなと思います。

全員が夢を叶えられるわけじゃないと思うんです。だから、無責任なことは言えない。どっちかだと思うから。好きなことを見つけるのもまじで運だと思う。俺らも本当にラップとDJに出会えたのも運でしかなくて、それでちょっと面白そうだね、やってみようかってなって、めちゃくちゃ好きになれた。俺は音楽以外の趣味がないんですよ。趣味がなさすぎて、趣味を見つけようとした時期もあったんだけどダメで。結局好きなことを見つけるのって、能動的に動いててもあんまり見つけられる可能性がなかったりもするから、本当にそこって運だなって思うんですよね。

Creepy Nuts(左から)DJ松永、R-指定(C)モデルプレス
Creepy Nuts(左から)DJ松永、R-指定(C)モデルプレス
― 好きって気持ちが大事なのかなと思ったのですが、好きという気持ちがあっても挫折しそうになることもあると思います。そういうときって、どのように乗り越えましたか?

DJ松永:好きだったら辞める必要はないかな。成功してやるとか、ある程度一定の成果をあげたいって思って始めて、ある程度失敗してしまったら折れちゃいますけど、好きで始めたことだったら、成果が出る出ないにしても楽しんでやり続けられるのかなと思います。

R-指定:もちろん俺も挫折はあるんですけど、好きなラップで挫折したら、またラップをすることで自分の場合は救われたりとか、機嫌を直したりします。またいいラップを書けたり、書けなくてもライブでいいパフォーマンスができたりすると、機嫌が直ります(笑)。挫折したらまた好きなことで上塗りしてきた気がします。

― 最後にお二人の夢を教えてください。

DJ松永:もう十分なんですよ!望んでいた以上のありがたい経験やありがたい景色を見させていただいたので、“これが!”というのはないですね。だから楽しくやって、自分の好きなことで上達できたらいいかなって思います。

R-指定:僕も楽しくもやし、ラップに関しては夢というか自分の負けず嫌いなだけなんですけど、上手くなり続けていきたいですね。当然自分よりすごい人って山程いるし、もっとすごい才能がある人って出てくるんやけど、負けたくない。ラップが上手いってことは自分が楽しんでやっているからで、夢かどうかはわからないですけど、上手くなり続けていけたらなって思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆Creepy Nuts(クリーピーナッツ)プロフィール

Creepy Nuts(C)モデルプレス
Creepy Nuts(C)モデルプレス
日本三連覇のラッパー「R-指定」と、世界一のDJ「DJ松永」による、HIP HOPユニット。2017年Sony Musicよりメジャーデビューし、2020年8月に最新作「かつて天才だった俺たちへ」をリリース。同年11月には武道館2Daysを開催し、チケットは即完売となった。

また、音楽のみならずCMやバラエティ、ドラマ、ラジオに執筆業など、多方面に活動の幅を広げている。ニッポン放送「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」、テレビ朝日「イグナッツ!!」にレギュラー出演中。2021年9月1日New Album「Case」をリリース。



【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加