【モデルプレス＝2021/06/09】新装紀伊國屋ホールこけら落とし公演第一弾「新・熱海殺人事件」（同所にて6月10日より上演）、第二弾「改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 復讐のアバンチュール」（同所にて6月24日より上演）の舞台挨拶＆一部シーン公開が行われ、元乃木坂46の能條愛未、AKB48の向井地美音、元HKT48の兒玉遥らが出席した。

耐震補強工事と内装一新のため1月末に改修に入った新宿・紀伊國屋ホールが、改修後の柿落とし公演をついにスタート。日本の演劇の聖地として57年の伝統を誇る新しい紀伊國屋ホールの演劇公演第一弾を飾るのは、つかこうへいの伝説的作品「新・熱海殺人事件」。続く第二弾として上演されるのは、「熱海殺人事件」の数あるバージョンの中で最も異端な作品「熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン」。新しい紀伊國屋ホールの柿落としにあたり、伝説と呼ばれる名作が新しい演出で、現代日本に復刻する。

◆AKB48向井地美音、ダブルキャストの能條愛未との違いは？「私はロリキャラ」

『新・熱海殺人事件』でヒロインの水野朋子婦人警官をダブルキャストで演じる能條と向井地。

それぞれ、意気込みを聞かれると、能條は「今回ダブルキャストなんですけど、まったく違う役柄になっているので、楽しみにしていただけたら思います。初参加組になるので、みんなに負けないよう頑張りたいと思います」と力を込め、向井地は「AKB48から外に飛び出して舞台に出演させていただくのは今回が初めてなので、いきなりこんなに歴史のある舞台で『私、大丈夫かな！？』って不安だったんですけど、みなさんに支えられて今日を迎えることができました。私の演じる水野はロリキャラです（笑）。今までたくさんの方がやられてきた水野とはまったく違う、新しい水野になっていると思うので、注目していただきたいですし、セリフの中にイマドキの若者言葉を入っていたりするんですけど、みなさんと考えさせていただいて、私が提案したものも採用されているので、ぜひ注目してください」とアピール。

『改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 復讐のアバンチュール』でヒロインの水野朋子婦人警官を演じる兒玉は「1人2役のような感じになっているんですけど、水野朋子は部長の愛人役ということで、みなさんが思っているような愛人とはちょっと違って複雑なんですが、部長への思いを、愛し方を楽しみながら見ていただけたらなと思います」と語り、「紀伊國屋ホールが新装されたということと、今回、再演とはなっているんですけど、また変更された部分もあったりするので、新鮮な気持ちでぜひたくさんの方に見ていただきたいです」と目を輝かせた。

このほか、同イベントには『新・熱海殺人事件』に出演する荒井敦史、多和田任益、三浦海里、松村龍之介、演出の中江功氏、『改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 復讐のアバンチュール』に出演する多和田、菊池修司、鳥越裕貴、ともに総合プロデューサーを務める岡村俊一氏も出席した。（modelpress編集部）



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