【佐野勇斗・ちはやふる／モデルプレス＝2月20日】広瀬すず主演の映画『ちはやふる－結び－』（3月17日公開）の完成披露試写会舞台挨拶が20日、都内にて行われ、広瀬、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳広監督が登壇した。

◆佐野勇斗＆優希美青＆清原果耶が続編から参加

同作は2016年に公開された2部作『ちはやふる－上の句－』『ちはやふる－下の句－』の2年後を描く続編。

優希と佐野は新入生コンビとして、今作から参加。優希は太一（野村周平）に一目惚れをして、瑞沢高校・競技かるた部に入部した、恋に恋する恋愛体質の新入生・花野菫役、佐野は同じく瑞沢高校・競技かるた部に入部した新入生・筑波秋博役を演じる。

最初の挨拶から「皆さん盛り上がってますか！？盛り上がってますか！？盛り上がってますか！？」とハイテンションに観客にマイクを向け煽った佐野は、トークセッションで天然ぶりを発揮。撮影現場の雰囲気を聞かれると、「楽しかったですねー！」と笑顔で答えるも「なんていうんでしょうね？」と、言葉をつまらせ、「やもっちゃん、どうすればいい？」（野村）、「（矢本に）何か後輩に聞きたかったことないの？」（松岡）と先輩キャスト陣がアシスト。

突然質問を振られた矢本が「初対面の俺、どんな感じだった？」と尋ねると、佐野は「可愛かったですねー。映画観させてもらっていたので、『肉まんくんだ！』と思って」とほんわか回答。先輩方の頬をさらに緩ませていた。

優希は「皆さんユニークで、でもちゃんと引っ張ってくれる頼りがいのある先輩でした」とコメント。

映画オリジナルキャラクターであり、千早のライバルで現役準クイーン・我妻伊織役を演じた清原も、「皆さん優しく沢山話しかけて下さって皆さんとかるたをとれたのがいい思い出です」とニッコリ。「萌音ちゃんが本当に優しくて、毎日愛でるようにかわいがって下さって毎日毎日ありがとうございました」と感謝すると、上白石は目を細め「皆果耶ちゃんにメロメロでした」と優しい先輩の顔になっていた。

◆広瀬すずら「ちはやふる」キャスト、袴姿で華やかに登場

イベントには、キャスト全員が劇中で着た袴姿で登場。広瀬演じる主人公・千早たちの高校卒業を祝うような大量の桜吹雪が舞うなか、会場に敷かれたレッドカーペットのランウェイを歩いた。

ステージに立ち、「続編の発表からこんな完成披露という素敵な日を迎えられることが想像できなかったので、2年ぶりにこうして皆さんに会えることが本当に幸せに思います」としみじみと喜びを噛み締めた広瀬。「3年間の全部をかけたつもりでちはやふるができたので、登場人物の思いを受け取ってもらえたら嬉しいなと思います」と笑顔でアピールした。

◆「ちはやふる」完結編

今作は、“競技かるた＝百人一首”に情熱を懸ける高校生達の友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気コミックス『ちはやふる』（末次由紀／講談社「BE･LOVE」連載）が原作。

続編には、主人公・綾瀬千早（広瀬）をはじめとする、野村、新田、上白石、矢本、森永、清水尋也、松岡らおなじみのキャストに加え、新メンバーとして優希、佐野、清原、賀来も出演する。

2016年に公開された2部作は、200万人を超える観客動員数を記録。数々の映画賞に輝き、出演したフレッシュな若手キャストたちを全国区に押し上げると同時に、大人も感動できる青春映画の金字塔として話題を呼んだ。

ファン待望のシリーズ3作目にして完結編となる『ちはやふる－結び－』では、高校3年最後の全国大会を目指す、瑞沢高校競技かるた部の忘れられない夏が描かれる。（modelpress編集部）

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