間違ったケアは危険です!ピアスホールの正しいケア方法


【美容/モデルプレス】ピアスの正しいケア方法はご存知ですか?なんとなく洗ってるや、やっていないという人はケアを見直したほうがいいかも!とくにピアスホールを開けたばかりのときは、きちんとしたケアを行っていないと、皮膚トラブルなどの原因に。今回はピアスホールの正しいケア方法をご紹介します。
間違ったケアは危険です!ピアスホールの正しいケア方法(Photo by fotoatelie)
間違ったケアは危険です!ピアスホールの正しいケア方法(Photo by fotoatelie)
♥基本的な洗浄

洗浄は1日に1回は必ず行いましょう。理想は朝と夜の2回、行うことです。耳の裏側、正面、穴の3つのパーツに分けてそれぞれの部位に適したケアを行いましょう。

耳の裏は入浴時に石鹸を泡立てて指につけて洗い、耳の正面はタオルや綿棒を使って穴の周り、凹凸部分を優しくぬぐうように洗います。

耳の穴は自浄作用があるので洗わなくても問題ありません。耳垢は自然に外に出てきます。

普段からピアスをしているのならピアスをぬいたり挿したり動かすだけでピアスホールに付着した老廃物を一緒に押し出すことができますよ。

軽く前後に動かしたり軸を一回転させてシャワーなどで洗い流して、ピアスホールの癒着を防ぎましょう。

最後はタオルで優しく水分をふき取ってくださいね。

♥基本的な消毒

消毒は朝と夜の2回するのがベストですが、洗浄がしっかりとできていれば毎日消毒を行う必要はありません。

消毒薬は殺菌するためにあり単細胞生物である細菌を殺すということは皮膚細胞も一緒に殺してしまうことになるのです。

すると傷口の完治が遅くなるという問題がでてきます。傷口が治るときは様々な成分が傷口から出てくるので、それらの成分も洗い流してしまうことになります。

消毒薬は接触性皮膚炎をおこしたり刺激も強いですので消毒のやりすぎは避けましょう。

消毒液といえばマキロンやオキシドールですが殺菌力が高くて新しく作られる皮膚を壊す可能性があるので軟膏やジェルタイプの消毒液が最適ですよ。

♥化膿している場合

傷口が化膿するとでてくる液体を膿といいます。肌が汚れていて弱っている状態だと化膿しやすくなります。

ケアが不十分などの理由で細菌により皮膚が炎症をおこしてそこから膿がでてきてしまうんです。

また、ピアスを汚いままつけていたり太いポストを無理やり入れていて傷つけてしまった時にもよく起こります。

しかし、洗浄、消毒のやりすぎは化膿を悪化させることも。

臭いが強い膿が出ている場合は市販の抗生物質が入っている薬をピアスの穴に塗ってピアスをつけるようにしましょう。

2~3日経過して治らない場合は皮膚科などを受診してくださいね。

♥はれている場合

はれてしまった時は保冷材にガーゼやタオルを巻いて患部を冷やしましょう。

化膿しないように、優しく洗って清潔に保つように心がけてくださいね。

2~3日経っても治らない場合は早めに皮膚科を受診してください。

ただし、初めてピアスを開けるときは、いわゆる怪我に近い状態なのである程度の腫れは起きてしまいます。

清潔に保ち、化膿していないかチェックしながら経過を見てくださいね。

♥しこりの対処法

しこりはホールの内側にできた新しい皮膚が内部でしっかりとした硬い皮膚となりこれがしこりになります。

傷ついた細胞が再生した証拠でもあり、このしこりはピアスホールを空けると仕方なくできてしまうもので取り除くことはできません。

開けるときに失敗をしてしまうと高い確率でしこりができやすくなるので注意して下さいね。

放っておけば自然に治るものですが数日経っても治らない場合や触って痛みがある場合は早めに皮膚科を受診しするようにしましょう。

また、普段しているピアスを変えてみるのも1つの方法ですよ。ポスト部分が金属ならば樹脂製のものにかえてみるなど試してみましょう。

キレイなピアスホールを維持する(Photo by Syda Productions)
キレイなピアスホールを維持する(Photo by Syda Productions)
いかがでしたか。

ピアスホールは常に清潔に心得ておきたい部分ですね。毎日のケアを怠らずしっかりケアを行いましょう。(modelpress編集部)

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