高橋一生「無意識」に“可愛い”を極める「萌え袖って何ですか?」 胸キュンオンパレードに本人は…<モデルプレスインタビュー>


【高橋一生/モデルプレス=12月20日】「こんな高橋一生、待ってました!」そんな女性たちの声が聞こえてきそうな胸キュンラブストーリーに、俳優の高橋一生(36)がこの冬挑む。12月20日放送の関西テレビ・フジテレビ系クリスマスドラマスペシャル『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(後9:00~10:48)。「リアル・クローズ」「1リットルの涙」などを手掛けた大島里美氏が脚本を務める同作。女優の多部未華子と実力派2人がタッグを組み、一生懸命な女性達を応援するオリジナルラブストーリーを届ける。

モデルプレスのインタビューに応じた高橋一生(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた高橋一生(C)モデルプレス
ニット(comm. arch./Joe Mc)パンツ(Vincent et Mireille/ST&DARD MADE.)シューズ(42ND ROYAL HIGHLAND/sierradux+ 代官山)/高橋一生(C)モデルプレス
ニット(comm. arch./Joe Mc)パンツ(Vincent et Mireille/ST&DARD MADE.)シューズ(42ND ROYAL HIGHLAND/sierradux+ 代官山)/高橋一生(C)モデルプレス

◆高橋一生を直撃!

恋愛シミュレーションゲームプランナーとして、理想と妄想に満ちた恋愛シナリオをせっせと書いている“恋愛自家栽培女子”白野莉子(多部)が、アプリ会社社長ですべてにおいてハイスペックながら、女心が致命的に理解できない“残念男子”黒川壮一郎(高橋)から仕事の依頼を受けたことをキッカケに、黒川の恋愛指南も引き受けることになる…というストーリー。黒川の直属の部下で最年少役員・緑谷拓を志尊淳、黒川が思いを寄せる部下・桃瀬はるかを大政絢が演じる。

桃瀬にアプローチを仕掛けようとするも空回りばかりの黒川。莉子のアドバイスにより、壁ドンをしてみたり、頭ポンをしてみたり、甘えん坊を演じてみたり…恋愛の王道に次々チャレンジ。女性たちが嬉しい悲鳴を上げそうなシーンのオンパレードで、普段はドS気味の黒川の健気な姿は、物語の見どころのひとつ。

モデルプレスでは今回、俳優としての実力はもちろん、狙っていない“可愛らしさ”で女性たちから人気急上昇中の高橋にインタビューを実施。撮影のエピソードをはじめ、役にまつわる恋愛観、そして「可愛い」の秘密を探った。

◆「ネットは見ない」理由とは?

― 高橋さんの“可愛さ”にハマる女性が今急増中です!

高橋:ありがとうございます。そう言っていただいているうちが華です(笑)。

― ご自身では、あまりその感覚はない?

高橋:自分のやりたいようにやっているだけなので、「可愛い」って言ってもらえると「恐縮です」って感じです。こうやって取材のときに言っていただくことはあるんですけれど、ネットは見ないので、反響とか分からないんです。

― 「ネットは見ない」というのは意図的なものですか?

高橋:自分のことを検索するっていうのは、一切やらないようにしています。それをやっちゃうと無意識に寄っていく気がするんです。それが嫌なんです。期待してくださっている方が多ければ多いほど、自分の意識がそこにいかないようにすることが大事なのかなって。自分のやりたい方向に向くべきだと考えています。

◆“無意識に可愛いを極める”「萌え袖って何?」

― 先入観をなくす、と。そんな中でも、黒川はファンの皆さんにとって「待ってました」という役柄だと思います。

高橋:脚本の大島里美さんがあて書きしてくださったそうなので、そう言っていただけるのは嬉しいです。

― 黒川の自身はもちろんですが、桃瀬にアプローチするため“俺様”“王子様”“年下系”…と様々なキャラクターになりきるシーンは、女性が楽しめるポイントではないでしょうか。

高橋:あるデフォルメを持って、あのワンシーンだけ打ち出していくっていうのは、初めてでした。面白かったですが、チャレンジでもありました。

― “ドS”“王子様”“年下系”、どのキャラクターが一番演じにくかったですか?

高橋:“王子様”です(苦笑)。黒川と差異が出にくいのが、このキャラクターだったんです。“俺様”なら壁ドン、“年下系”ならビジュアル…って差異がつけやすかったんですけど、“王子様”はモーション的な動きで出せなかったので「これは大丈夫かな?」って思っていました。それに、現場には志尊くんがいるわけです。彼こそ“王子様”なので(笑)。

― どストレートな胸キュンシチュエーションばかりでしたが、演じているときに照れなどは?

高橋:多部ちゃんに「恥ずかしくないんですか?」ってからかわれてました(笑)。「そりゃ、恥ずかしいよ!」って(笑)。でも、それを「可愛い」って思ってもらえるってことは、そこが求められているのかと。それでいいんだって思いながらやっていました。

― 胸キュン台詞を言ったり、急に可愛らしいニット帽を被ったり…。

高橋:ニット帽は、被らされました(笑)。ニット帽を被ることはあっても、あのボンボンはプライベートではないです(笑)。

― 萌え袖も。

高橋:えっ?“萌え袖”って何ですか?

― 長めの袖から、指先だけが見えている状態のことです。

高橋:袖が長いと自然とそうならないですか?無意識です(笑)。

― 演出かと思っていました!無意識に可愛いを極めている…。

高橋:ハハハ(笑)。

― ほかにも、たくさんの萌えポイントがありましたが、演じているときはあまりそういった意識もなく?

高橋:今回のドラマで、女性が萌えるポイントって全然分からなかったかもしれません。「こういうとき、黒川はどうなんだろう?」って探りながらお芝居をしていたので。監督の「OKです」って言葉を自信にしてやっている感覚です。

◆女性に萌えるポイントは…

― では、高橋さんが女性に萌えるポイントは?

高橋:現場で「お疲れ様でした」って言われて一瞬チラって見られるときのすっぴん感とか、「おはようございます」ってときの髪のボサボサ感とか。今回だと、多部ちゃんや大政さんに朝と夜会うのを楽しみにしていました(笑)。

― それはこっそり楽しんでいたんですか?

高橋:はい(笑)。大政さんなんてすごくスタイルがいいですし、多部ちゃんなんて顔が僕の握りこぶしくらいしかないですし(笑)、そんな可愛い人たちが、朝、僕に「おはようございます」って言ってくれるなんて、夢のような現場でした。

― (一同爆笑)

◆今年のクリスマスはどう過ごす?

― 今回、クリスマスストーリーということですが、高橋さんの理想のクリスマスの過ごし方を教えてください。

高橋:イルミネーションがあったり、サンタの置物があったり、クリスマスって何でもないことが特別になると思うんです。だからこそ、あえて色々なところに行かないで、近場をちょっと歩いて、あとは家で過ごしたいです。それで『ミッキーのクリスマスキャロル』ってDVDを観たいです。

― お気に入りのDVDですか?

高橋:この時期の恒例です。小学校3年生くらいから観ています。哲学的な部分や教訓のような部分ももちろんあるんですが、とっても感動できるんです。クリスマスシーズンになるとオープニングの曲が聞きたくなって、毎年観ます。

― 志尊さんが「鍋会をするから来て」と高橋さんに誘われていると、取材会で明かしていましたが、今年は志尊さんたちと一緒に『ミッキーのクリスマスキャロル』を?

高橋:「ご飯食べながらでもいいからこれ観て!」って。本当はご飯を食べ終わったあとに、ゆっくり観たいんですけど、鍋を突きながらでも観てほしい(笑)。

― 楽しそうなクリスマス!ありがとうございました。

(modelpress編集部)

■高橋一生(たかはし・いっせい)プロフィール

1980年12月9日生まれ。東京都出身。2016年はドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)、『僕のヤバイ妻』(関西テレビ・フジテレビ系)、『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(テレビ朝日系)、『プリンセスメゾン』(BSプレミアム)、映画『シン・ゴジラ』などに出演。2017年は大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)、ドラマ『カルテット』(TBS系)、映画『3月のライオン』などが控える。

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