小松菜奈&坂口健太郎「余命10年」舞台裏メイキング写真解禁 監督も「このコンビを観客として見てみたかった」


【モデルプレス=2021/11/19】女優の小松菜奈と俳優の坂口健太郎がW主演を務める2022年春公開の映画「余命10年」の舞台裏を収めたメイキング写真が解禁された。

(左から)小松菜奈、藤井道人監督(C)2022映画「余命10年」製作委員会
(左から)小松菜奈、藤井道人監督(C)2022映画「余命10年」製作委員会
◆小松菜奈&坂口健太郎W主演「余命10年」

(左から)坂口健太郎、藤井道人監督(C)2022映画「余命10年」製作委員会
(左から)坂口健太郎、藤井道人監督(C)2022映画「余命10年」製作委員会
2017年の発売以来、ただの恋愛小説にとどまらない、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、現在すでに50万部を突破している「余命10年」(小坂流加著/文芸社文庫NEO刊)。第6回静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」の大賞を受賞するなど、書店員からも映像化を希望する声が多く上がっていた本作を、「新聞記者」(第43回日本アカデミー賞6部門受賞)「ヤクザと家族 The Family」の藤井道人監督がメガホンを取り、2022年春に公開する。

脚本は「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(2017年公開)「雪の華」(2019年公開)など等身大の若者のラブストーリーを描き、多くのヒット感動作を世に放ってきた岡田惠和、渡邉真子が担当。新たな映画界の才能・藤井監督と、感動ラブストーリーの名手といえる岡田、渡邉の初タッグも注目だ。

◆小松菜奈&坂口健太郎、撮影に臨む2人の姿を収めたメイキング写真解禁

この度、小説の文庫化を待たずして亡くなった著者の遺した想いを引き継いだ小松と坂口に寄り添い演出をする藤井監督と、四季の移り変わりと共に約1年をかけた撮影に臨む2人の姿を収めたメイキング写真が解禁となった。

本作はヒロインと同じく余命10年を生きた小坂流加によって2017年に発表された同名小説が原作。数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知り、生きることに執着しないために恋はしないと心に決めた高林茉莉と、生きる意味を見失い自暴自棄になった真部和人が出会うことから物語は大きく展開していく。

自らの運命と懸命に向き合いながら茉莉として10年という時間を全身全霊で生き切ったのは小松。茉莉と恋に落ち、その運命を大きく変えていく和人を演じたのが坂口。この日本を代表する2人の初共演が実現した背景には「小松さんと坂口くんのコンビを単純に観客として見てみたかった」と藤井監督たっての希望があったという。

藤井監督はW主演を務めた小松と坂口について「小松さんは言葉がなくても、物悲しさや嬉しさだったり、立っているだけで感情が伝わる俳優さんだなってずっと思っていて、いつかご一緒したいと思っていましたね。坂口くんは顔がタイプだったんですよ(笑)。彼の柔らかさって、自分が描きたい作品のトーンに凄く合っていて、都会に漂っている一人の青年みたいな弱さというか、儚さがちゃんと感じられたんです」と印象を語り、本作の世界観を作り出す上で2人の存在が重要な要素であったことも明かしている。

今、最も話題の映画監督・藤井、そして最旬実力派の小松、坂口が命をかけた熱演に注目だ。(modelpress編集部)

◆小松菜奈&坂口健太郎W主演「余命10年」ストーリー

数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の茉莉(まつり)。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人(かずと)と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく……。

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