“罵ってOK”なアイドル、スルースキルズ。メンバー一人ひとりにつけられた“罵りワード”の誕生秘話とエピソードをクローズアップ。最初は嬉しくなかった「クソガキ」を利用したしたたかな作戦とは?
椎名あつみ
どうして罵りワードが「クソガキ」になったんですか?
加入して一年間ずっと罵りワードが定まらなかったんです。最初は目が離れてるから映画の「アバター」とか、ぶっ飛んだことを言ったりしてたので、“天”に“災い”って書いて「天災」とか。すごいフラフラしてたので、これじゃダメだ、って淳さん(ロンドンブーツ1号2号・田村淳)に相談したら「お前はクソガキだ」って!
「クソガキ」をもらった時は嬉しかったですか?
嬉しくはなかったです(笑)。でも、それまでホントにフラフラしてて「音痴」とか「BBA」みたいに分かりやすいのがなかったし、今は罵りワードも褒められてるって思えるので「クソガキ」で良かったです!
ファンの人に言われてすごく覚えてることってありますか?
よくtwitterとかで食べたものとかを載せてるんですけど、ジャンクフードしか食べてなくて。ファンの人に会った時に「野菜食え、クソガキ」って言われて、ホントにクソガキだなって自分でも思いました(笑)。あと私、ライブですごくよく転ぶんですけど、そう言う時にすごいクソガキに当てつけてきて(笑)。「子供みたいだから転ぶんだよ」とか「転ぶな、クソガキ」って言われるのが印象に残ってます。
そういうのは嬉しかったりもするんですか?
嬉しいです!「かわいい」って言われるよりも嬉しいです。
「クソガキ」で良かったと思うことは?
メンバーが1期生から3期生までいて、私は2期生なんですけど3期生が入るまでは私とみぃたん(増田みなみ)って子が最年少だったんで、先輩に面倒を見てもらってたんですけど、3期生の若い子が入ってくると甘えられないじゃないですか。でも「クソガキ」ってついてるから何しても怒られないし、自由でいられるのがいいです。
じゃあそのポジションはずっとキープしたいですね。
はい。大事です!なかったらダメです(笑)。