【モデルプレス＝2019/07/11】TOKIOの国分太一が11日、司会を務めるTBS系情報番組『ビビット』（毎週月～金曜あさ8時）にて、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長（享年87）の素顔を明かした。

◆国分太一、TOKIOは「必然的と考えて、僕らを会わせてくれていたのかも」

9日、ジャニーさんが午後4時47分に都内病院にて亡くなったことが発表された。

番組では、連日ジャニーさんの特集を放送。国分は「ジャニーさんの報道がチャンネルをつければいつでも流れていて、僕も知らなかったエピソードもいっぱい飛んできている状況なのですが、この状況をジャニーさんはどう考えているんでしょうね」とし、「こんなに自分の人生で主役になることがなかったと思うので、びっくりしていると思います。『もうやめてよ～』と相当恥ずかしがっていると思いますよ。ジャニーさん、今日もやりますよ！」と明るく呼びかけ。

ジャニーズタレントが、ジャニーさんへのコメントを出したことが放送されると、「僕ら1人ひとりみんなジャニーさんとの思い出があって、怒られたことも違うのでいろんなコメントがありますね」としみじみ。

自身が所属するグループ・TOKIOについても「ジャニーさんから集合がかからなかったら出会わなかった奴らかもしれない。（TOKIOのメンバーと）時々『偶然出会ったんだね』と話すこともあるのですが、もしかしたらジャニーさんは必然的と考えて、僕らを会わせてくれていたのかもしれない」と語った。

さらに、関ジャニ∞の横山裕が、コメントの中で「横山裕の『YOU』はジャニーさんに付けてもらった名前」と明かしていることから、国分は「横山裕の“裕”が芸名であることは知っていたのですが、初めて聞きました。こいつ嘘ついている可能性もあるので、会った時にしっかり聞いておきます（笑）」と愛のあるイジりをしていた。

◆国分太一、ジャニー喜多川さんの素顔を明かす

特集では、ジャニーさんの素顔についても説明。質素な生活を好んでいたということが明かされると、国分は「ジャニーさんはファミレスが大好きで、ビーフ・ストロガノフを必ず頼むのですが、注文をする時に発音が良すぎて、店員さんが聞き取れない。そういうところを僕らは子どもの頃から楽しんでいました」とジャニーさんとの思い出を回顧。

普段はファッションもラフなものが多かったようで、「ギネスに載っている、サングラスをかけてちょっとかっこいい感じのジャニーさんは、僕らの知っているジャニーさんではありません。（現在ニュースなどで使われている写真も）普段ネクタイもしないしジャケットも着ないので、ちゃんとした格好をした写真があって良かったね！と僕らも話していました」と明かした。

◆国分太一、ジャニー喜多川さんの思いを代弁

また、ジャニーさん自身も戦争を経験していることから、ジャニーズ作品では「反戦」「平和」への思いを常に伝えてきた。

国分は最後に「ジャニーさんの作品は今後も舞台で生き続けます。ぜひ一度、ジャニーさんの舞台を観に来てください。決して平和を訴えているわけではなく、今が平和だからこれだけ素晴らしいエンターテイメントができるんだということを、ジャニーさんは言いたいんだと思います」とジャニーズさんの思いを代弁して伝えた。

◆ジャニー喜多川さん、死去

ジャニーさんは、先月18日に体調の異変を訴えて救急搬送されて入院し、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血と診断されたことが今月1日に報じられていた。

事務所がホームページで発表したコメントによると、搬送後、集中治療室にて延命措置を行った結果、一般病棟に移動。毎日年長のタレントからJr.までが入れ替わり病室に訪れ、ジャニーズの楽曲を流しながら同じ空間でジャニーさんとの思い出を語り合い、ジャニーさんの好物を食べることが日課に。また、危険な状態に陥ることもあったがタレントたちの呼びかけによって何度も一時的に危機を脱したという。

9日午後4時47分に都内病院にて亡くなり、通夜、告別式は、“子供”であるタレントとJr.のみで行う家族葬、また、別途お別れ会が行われる予定。（modelpress編集部）

情報：TBS

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