【木村文乃・松田翔太／モデルプレス＝3月18日】女優の木村文乃、俳優の松田翔太が15日、都内にて行われたドラマ『SPECサーガ完結篇 SICK'S 覇乃抄』の完成披露試写会に堤幸彦監督らとともに出席した。

◆木村文乃に「怒ってる？」質問

TBSドラマ「ケイゾク」「SPEC」から端を発した「SPEC サーガ」の完結篇として制作されている「SICK’S」は、特務事項専従係（トクム）の御厨静琉（木村）が自らのSPECの存在に疑問を抱きながらも、SPECホルダーを巡る国家や権力者、宗教団体などの対立に巻き込まれ、その疑問と向き合っていく物語。SPECを巡る事件に巻き込まれ警視庁公安部を自己都合で退職した高座宏世を松田が演じる。

「IQ230、ハーバード大卒というとんでもない役を背負わされました、木村文乃です（笑）」と自己紹介した木村は、今作の見どころを聞かれると「たくさんあって何を話そうかなと思ったんですけど、多分、大事なセリフほどカニとかお茶とかそういうもので誤魔化しがちなところかなと思いました」と紹介。すると、堤監督から「怒ってます？」とつっこみが入り、会場からは笑いが起こった。

その後も木村が「何か誤魔化しが入っているところはちゃんと（セリフを）聞いてほしい」とアピールすると、堤監督は「やっぱり怒ってますよね？」と追求。さらに、今作で御厨らトクムと対立する宗教団体「インナープラネッツ」とのシーンを「本当に大変で、撮影自体がなかなか終わらなかった。『まだ倒せない、まだ倒せない』ってずっと言いながら…」と木村が振り返ると、今後は松田が「今日怒ってます？」とかぶせ、笑いを誘っていた。

◆山口紗弥加＆佐野史郎のなりきりぶりがすごい

このほか、イベントには今作に出演する竜雷太、山口紗弥加、佐野史郎、TBSの宇垣美里アナウンサーと植田博樹プロデューサーが出席。

「インナープラネッツ」貫主・邑瀬帝法役の山口、副貫主・大島優一役の佐野は、イベント途中、役になりきり客席後方から登場。あまりのインパクトにキャスト陣も大笑いで、特に山口は「山口さん」と声を掛けられても、「山口さんってだあれ？」ととぼける徹底ぶりで会場を盛り上げた。

なお、「覇乃抄」は3月22日深夜から「パラビ」で配信。4月より配信されている「恕乃抄」は、3月 18日から22日まで地上波放送（TBS系）される。（modelpress編集部）



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