窪田正孝、来春朝ドラ“主演”オファーに戸惑い「僕は女性と思われてるのかな?」<エール>


【窪田正孝/モデルプレス=2月28日】俳優の窪田正孝が、2020年度前期連続テレビ小説「エール」の主演に抜てきされ、28日、東京・渋谷NHKにて行われた会見に出席した。

2020年度前期連続テレビ小説の主演を務める窪田正孝(C)モデルプレス
2020年度前期連続テレビ小説の主演を務める窪田正孝(C)モデルプレス
同作は、現在放送中の「まんぷく」(安藤サクラ主演)、2019年前期「なつぞら」(広瀬すず主演)、2019年後期「スカーレット」(戸田恵梨香主演)に続く、102作目の作品。

全国高等学校野球大会の応援歌「栄冠は君に輝く」、阪神タイガースの歌「六甲おろし」、巨人軍の歌「闘魂こめて」など、スポーツシーンを彩る応援歌の数々や、戦後、人々を夢中にさせたラジオドラマ「君の名は」、「鐘の鳴る丘」、「長崎の鐘」、「イヨマンテの夜」などヒット歌謡曲の数々で、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせきゆうじ)氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽とともに生きた夫婦の物語を描く。

2020年度前期連続テレビ小説「エール」(C)モデルプレス
2020年度前期連続テレビ小説「エール」(C)モデルプレス
実在の人物をモデルとするが、音楽で人々を励まし、心を照らした夫婦の波乱万丈の物語として大胆に再構築し、登場人物名などはフィクション。窪田は、のちに作曲家となる、福島で代々続く老舗呉服店の長男・古山裕一(こやまゆういち)を演じる。裕一の生涯のパートナーとなるヒロインは、オーディションで選考予定。

脚本を手がけるのは、フジテレビ系ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」1・2、「BOSS」1・2、日本テレビ系ドラマ「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」の林宏司氏。

◆窪田正孝、3度目の朝ドラで“主演”に戸惑い

2020年度前期連続テレビ小説の主演を務める窪田正孝(C)モデルプレス
2020年度前期連続テレビ小説の主演を務める窪田正孝(C)モデルプレス
男性が主役となる作品は、2014年の「マッサン」以来。同局の制作統括・土屋勝裕氏は「夫婦の物語ではあるのですが、やはり作曲したご本人を主人公とすることで、戦前・戦中・戦後と、日本の音楽の歴史の中心にいた作曲家の目から時代を見るほうが作品を描ける」という点で、今回男性を主役にしたことを明かした。

オファーを受けたのは「つい先日」だったという窪田。「朝ドラで主役…僕は女性と思われてるのかな?って一瞬勘違いしたりしたんですけど」と戸惑ったことを明かして笑わせ、「でも今土屋さんからお話していただいたように、初対面のときにも丁寧に説明を受け、この作品への思いや、福島の皆様に届けたい、全国の皆様に応援歌を届けたい、古関さんという素晴らしい方の生涯を描きたい、という熱い思いを聞かせていただいて、それが素直に心に入ってきたので、そのときに自分の中でやる気や決意がみなぎった感覚がありました」と語った。

窪田正孝(C)モデルプレス
窪田正孝(C)モデルプレス
窪田はこれまで、2010年「ゲゲゲの女房」、2013年「花子とアン」と2度連続テレビ小説に出演経験があり、「数々のヒロインを演じた女優さんから『朝ドラ大変だよ!』というのはたくさん聞いていますし、『花子とアン』のときも吉高(由里子)ちゃんと一緒にやらせてもらって、大変さというのは目の前で見ていた」と当時を振り返った窪田。「体調管理をしっかりとしつつも、終わったらスタッフさんとご飯に行って、そこで生まれる指摘だったり、この作品に対する思いとか、いろいろな分野の皆様からお話を聞きたいと思っているので、そういうことを大切にしながらその空気を映像に乗せて、福島の皆さん、全国の皆さんに、届けていけたらいいなと思っています」と熱く意気込んだ。

放送は2020年春から。2019年3月~4月にヒロインオーディションを行い、初秋にクランクイン予定。(modelpress編集部)



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