「第91回アカデミー賞」受賞結果まとめ クイーン&レディー・ガガらパフォーマンスも披露


【アカデミー賞/モデルプレス=2月25日】世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞」授賞式が24日(日本時間25日)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催された。

「第91回アカデミー賞」受賞式より/photo:Getty Image
「第91回アカデミー賞」受賞式より/photo:Getty Image
◆クイーンで開幕で開幕 客席総立ち

クイーン+アダム・ランバートのパフォーマンスで「第91回アカデミー賞」開幕/photo:Getty Image
クイーン+アダム・ランバートのパフォーマンスで「第91回アカデミー賞」開幕/photo:Getty Image
「第91回アカデミー賞」授賞式のオープニングは、世界的人気ロックバンド・クイーンと米歌手アダム・ランバートによるコラボレーションバンド「クイーン+アダム・ランバート」がパフォーマンス。

「We Will Rock You」「We Are the Champions」を披露。ラストには、会場の巨大なスリーンにフレディ・マーキュリーの生前の姿が大きく映し出され、出席者は総立ちの拍手喝采となった。

◆『万引き家族』『未来のミライ』受賞逃す

『万引き家族』(C)2018『万引き家族』 製作委員会
『万引き家族』(C)2018『万引き家族』 製作委員会
今回、外国語映画部門に是枝裕和監督『万引き家族』、長編アニメーション部門に細田守監督『未来のミライ』の2本の日本作品がノミネート。しかし、両作品とも受賞を逃した。

◆作品賞&主演男優賞&主演女優賞は?

ラミ・マレック/photo:Getty Image
ラミ・マレック/photo:Getty Image
作品賞は『グリーンブック』、主演男優賞は『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック、主演女優賞は『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンが獲得した。

◆レディー・ガガ「歌曲賞」を受賞

レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー/photo:Getty Image
レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー/photo:Getty Image
米歌手で女優のレディー・ガガが、自身の主演映画「アリー/スター誕生」の挿入歌『Shallow』を共演のブラッドリー・クーパーとパフォーマンスし、会場を感動の渦に。さらにガガはパフォーマンス後、同曲で歌曲賞を受賞した。

◆「アカデミー賞」とは

ジェニファー・ロペス、レディ・ガガ、エマ・ストーン、ブリー・ラーソン/photo:Getty Image
ジェニファー・ロペス、レディ・ガガ、エマ・ストーン、ブリー・ラーソン/photo:Getty Image
「アカデミー賞」は、アメリカ映画業界団体である映画芸術科学アカデミーが、その年ベストの仕事をした映画人たちを称える賞。世界で最も権威と伝統がある映画賞と言われている。

また、「第91回アカデミー賞」は、30年ぶりに司会者不在での開催に。賞を授与するプレゼンターはこれまで通りで、ハリウッドのスターたちが各部門を紹介する形で行われる。

「第91回アカデミー賞」授賞式は、2月25日午前8時30分よりWOWOWプライムにて生中継された。(modelpress編集部)


◆「第91回アカデミー賞」受賞結果
●が受賞

【作品部門】
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『女王陛下のお気に入り』
『グリーンブック』
『ROMA/ローマ』
『アリー/スター誕生』
『バイス』

【監督部門】
スパイク・リー『ブラック・クランズマン』
パヴェウ・パヴリコフスキ『COLD WAR あの歌、2つの心』
ヨルゴス・ランティモス『女王陛下のお気に入り』
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
アダム・マッケイ『バイス』

【主演男優部門】
クリスチャン・ベール『バイス』
ブラッドリー・クーパー『アリー/スター誕生』
ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』
ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』
ヴィゴ・モーテンセン『グリーンブック』

【主演女優部門】
ヤリッツァ・アパリシオ『ROMA/ローマ』
グレン・クローズ『天才作家の妻 40年目の真実』
オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』
レディー・ガガ『アリー/スター誕生』
メリッサ・マッカーシー『Can You Ever Forgive Me?(原題)』

【助演男優部門】
マハーシャラ・アリ『グリーンブック』
アダム・ドライバー『ブラック・クランズマン』
サム・エリオット『アリー/スター誕生』
リチャード・E・グラント『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
サム・ロックウェル『バイス』

【助演女優部門】
エイミー・アダムス『バイス』
マリナ・デ・タヴィラ『ROMA/ローマ』
レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』
エマ・ストーン『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』

【外国語映画部門】
『Capernaum(原題)』(レバノン)
『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)
『Never Look Away(原題)』(ドイツ)
『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『万引き家族』(日本)

【脚本部門】
『女王陛下のお気に入り』
『魂のゆくえ』
『グリーンブック』
『ROMA/ローマ』
『バイス』

【脚色部門】
『バスターのバラード』
『ブラック・クランズマン』
『ある女流作家の罪と罰』
『ビール・ストリートの恋人たち』
『アリー/スター誕生』

【撮影部門】
『COLD WAR あの歌、2つの心』
『女王陛下のお気に入り』
『ネヴァー・ルック・アウェイ(原題)』
『ROMA/ローマ』
『アリー/スター誕生』

【編集部門】
『ブラック・クランズマン』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『女王陛下のお気に入り』
『グリーンブック』
『バイス』

【美術部門】
『ブラックパンサー』
『女王陛下のお気に入り』
『ファースト・マン』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『ROMA/ローマ』

【衣装デザイン部門】
『バスターのバラード』
『ブラックパンサー』
『女王陛下のお気に入り』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

【メイク・ヘアスタイリング部門】
『ボーダー(原題)』
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
『バイス』

【作曲部門】
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『ビール・ストリートの恋人たち』
『犬ヶ島』
『メリー・ポピンズ リターンズ』

【歌曲部門】
“All The Stars”『ブラックパンサー』
“I'll Fight”『RBG 最強の85才』
“The Place Where Lost Things Go”『メリー・ポピンズ リターンズ』
“Shallow”『アリー/スター誕生』
“When a Cowboy Trades His Spurs for Wings”『バスターのバラード』

【録音部門】
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『ROMA/ローマ』
『アリー/スター誕生』

【音響編集部門】
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『クワイエット・プレイス』
『ROMA/ローマ』

【視覚効果部門】
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『プーと大人になった僕』
『ファースト・マン』
『レディ・プレイヤー1』
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

【長編アニメーション部門】
『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『未来のミライ』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『スパイダーマン:スパイダーバース』

【長編ドキュメンタリー部門】
『フリー・ソロ(原題)』
『ヘイル・カウンティ(原題)』
『マインディング・ザ・ギャップ(原題)』
『父から息子へ ~戦火の国より~』
『RBG 最強の85才』

【短編ドキュメンタリー部門】
『ブラック・シープ(原題)』
『エンド・ゲーム:最期のあり方』
『ライフボート(原題)』
『ア・ナイト・アット・ザ・ガーデン(原題)』
『ピリオド 羽ばたく女性たち』

【短編アニメ映画部門】
『アニマル・ビヘイヴィア(原題)』
『Bao』
『Late Afternoon』
『One Small Step』
『ウィークエンズ(原題)』

【短編実写映画部門】
『ディテインメント(原題)』
『野獣』
『マルグリット』
『マザー(原題)』
『スキン(原題)』

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