<注目の美女インタビュー>ドラマ初出演&初主演 南沙良&出口夏希&永瀬莉子、いじめや両親の不倫…難役に挑む「ココア」


【南沙良・出口夏希・永瀬莉子/モデルプレス=1月3日】南沙良(みなみ・さら/16)、出口夏希(でぐち・なつき/17)、永瀬莉子(ながせ・りこ/16)…2019年、名前を聞く機会が確実に増えるであろうネクストブレイクの筆頭。まだ広く世間には知られていないものの、『nicola』『Seventeen』といった若手女優の登竜門と言われる雑誌でモデルとしてすでにティーンからは人気を誇る。そんな3人がそろってドラマ初出演&初主演を飾るのが、1月4日よる11時30分から放送されるドラマ「ココア」(フジテレビ系)。同作は少女たちのオムニバスストーリーとなっており、それぞれ違った人物を等身大にフレッシュに演じた。オーディションで役を勝ち取った3人は、同世代のモデルという共通点はあるが、それぞれ個性的で良い意味で“バラバラ”。モデルプレスの取材に少し緊張した様子ながら楽しそうに応じてくれた。<インタビュー>

モデルプレスの取材に応じた(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
モデルプレスの取材に応じた(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
◆史上最年少受賞で話題の「ココア」がドラマ化

当時14歳の女子中学生・鈴木すみれ氏が大賞を受賞したことで話題になった「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」の同名作品をドラマ化。同賞は坂元裕二氏や野島伸司氏、浅野妙子氏らを輩出した歴史ある賞で、執筆当時中学1年生の女子生徒が初めて書いた脚本とは思えない、と審査員をうならせた。

主人公は、何のつながりもなく全く別の場所で毎日を送っている3人の女子高校生。いじめや両親の不倫…それぞれが学校生活や家庭で悩みや後悔を抱えている少女たちのオムニバスストーリーだ。

◆南沙良&出口夏希&永瀬莉子にインタビュー

― まず出演が決まった時の心境から教えて下さい。

南:私はすごく緊張しいなので、オーディションの時、自分がどうやったのか、全然覚えていないくらい緊張してしまって(苦笑い)。役が決まったという連絡をもらって、安心しました。嬉しかったですし、頑張ろうと思いました。

(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
出口:私はオーディション会場で「これは落ちた」と思って、すぐに帰る準備をしていたくらい手応えがなかったです(笑)。まず1つシーンを演じて、それに受かった人が次のシーンに進めたんですが、私は「もうダメだ、帰ろう」と思っていたら名前を呼ばれて。本当に受かると思っていなかったので「なんでだろう」と思っていました。(笑)。

永瀬:私もすごく緊張していました。会場では他の方の緊張も伝わって、ドキドキがどんどん増してしまって。でも、自分らしく悔いのない演技ができたとは思っていたので、オーディションが終わった直後は「良い経験ができたし、すごく勉強になったな」と。まさか受かるとは思っていなくて、本当に驚きました。

◆「ココア」撮影時のエピソードは?

(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
― 撮影で印象的だった出来事はありましたか?

南:共演した黒猫チェルシーの渡辺(大知)さんの生歌を聴いたことです。本当にすごくて感動して体が震えてしまって、聞いただけで涙が出てきました。

出口:私が演じた香の家族は、お父さんとお母さんがW不倫をしていて、家族ごっこをしているような家族だったんです。でも親の気持ちが分かって打ち解けて、家族皆で仲良くするシーンがあったんですが、そこは1番素で楽しめました(笑)。皆で写真を撮って本当の家族になった気持ちを味わえました。

永瀬:私は感情を表に出さない役だったんですが、あるシーンで叫んで感情を爆発させる場面がありました。それまでのシーンで秘めていたものを爆発させたのですごくスカッとしました(笑)。なかなか日常で大声を出して叫ぶこともないので、良い経験でした。

― 皆さん、ご自身以外の方の演技は見られたんですか?

南:私は志穂ちゃん(永瀬)の最後のシーンをモニターで見学しました。

永瀬:えー!そうなんですね!全く気づかなかった。

南:もうニヤニヤしながら(笑)。とっても素敵なシーンでした。

永瀬:私は2人のお芝居を全く見ていないので、放送がすごく楽しみです。

(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
出口:私も2人のお芝居を見ていないから楽しみです!

― 3人が揃うシーンはそれほどなかったそうですが、今日、顔を合わせていかがですか?

南:3人では本当に話す機会がなくて。

出口:時間もバラバラだったからね。でも(南は)めっちゃ人見知りだなって思いました(笑)。

南:(笑)。

永瀬:(南は)大人っぽいし落ち着いている印象。(出口は)「莉子ー!」みたいな感じで、いつも声をかけてくれるので嬉しい。

― (笑)。そうなんですね。

◆南沙良&出口夏希&永瀬莉子、ドラマ初出演で初主演 撮影の苦労は?

(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
― 3人ともドラマ初出演・初主演でしたが、撮影で大変だったことはありましたか?

南:初ということは、撮影中、あまり気にならなかったです。大変だったことは…私の撮影は夜のシーンで、しかもほとんどが屋外だったので本当に寒くて(苦笑い)。女子高生ってギリギリまで短いスカートに短い靴下を履いてるじゃないですか。私は衣装で着て本当に寒さが限界だったので皆さん「よく耐えられるな」と尊敬しました。私も高校生だけど、制服を普段、着ることがないので、毎日着ている人はすごいです。

出口:ドラマが決まるまであまり演技のレッスンもしたことがなくて、演技は小学校の学芸会以来。不安しかなかったですが、監督さんにリハーサルを何度もやっていただいたので、撮影中は意外とあまり緊張しませんでした。特に大変だったのは、同じシーンを何度も撮影すること。カメラワークのため、色々な角度から何回も撮るんですけど、同じように感情を作るのが難しかったです。

永瀬:私は「主演ということは重みのある、すごいことなんだ」と感じて、結構プレッシャーがありました。さっきお話した、感情を爆発させるシーンは長台詞だったので特に大変でした。台本を頂いてから、他のドラマでも長台詞のシーンを見る度に「私にもできるのかな?」と不安になってしまって。本当にそのシーンは緊張したのですが、今はその緊張感を持って挑んだことが逆に良かったかなと思います。

― ドラマの見どころを教えて下さい。

南:女子3人の可愛さや切なさなど色んな魅力が爆発しています。また見終わった後、心の奥の方にほわっと余韻が残るような作品になっていると思うので、楽しみにして頂きたいです。

出口:香は親の不倫のせいで、最初は色んな思いを抱えて悩んでいる子なんですけど、だんだんと悩みが解消されていって。香だけでなく、3人とも最初は悩みを抱えていますが、幸せな方向に向かっていくので、そこを見てほしいです。

永瀬:3人とも同じ学生なんですけど、環境が違ってそれぞれ悩みがあって。その悩みは同世代の子たちにはもちろん、大人の方にも共通するのではないかと思います。感慨深いドラマになっているので、それぞれの話の結末だけでなく、そういう所にも注目して見てもらいたいです。

◆南沙良&出口夏希&永瀬莉子、最近の初体験エピソード

(下段から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
(下段から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
― お話は少し変わりますが、初主演にちなんで、最近の初体験をお1人ずつ聞かせてください。

永瀬:私はお仕事で初の東北、初の青森に行ってきました。2泊3日で行ってきたんですけど、雪が降っていて一面真っ白で!私が生まれた広島では降ってもあんなに積もることがないので、すごく新鮮でしたし、今でもあの景色が忘れられません。それに海鮮やバラ焼き(豚バラと玉ねぎを焼いたご当地グルメ)がめちゃくちゃ美味しかったです。青森が大好きになりました。また行きたいなぁ。

南:この前、映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を初めて4DX(最新の体感型映画上映システム)で見てきました。すごく揺れるし、リアルな香りもして、2時間ずっと興奮しっぱなし!「もう1回見なきゃ」という使命感に襲われています(笑)。2ヶ月くらい前に『ハリー・ポッター』シリーズを見直してから『ファンタビ』や『ハリポタ』など魔法ワールドにドハマリしちゃって。今、魔法使いになりたいんです(笑)。魔法使いになったら人の記憶を忘れさせる“オブリビエイト”という魔法が使いたいな。それで、失敗したら、ちょっと記憶を抜いて、もう1回やり直します(笑)。

出口:私はこの前、ディズニーランドに行って、これまで乗れなかった絶叫系の乗り物に全部乗りました。絶叫系は嫌いではないんですが、乗るまでが怖くて乗れなくて。スプラッシュ・マウンテンも見た目が怖くて避けていたんですけど、この前、友達に「せっかく来たのに何で行かないの?」と乗せられたら、楽しくて!スペース・マウンテンにも乗ったし、怖そうなジェットコースターに全部乗りました。次はディズニーシーに行きます!

◆南沙良&出口夏希&永瀬莉子の夢を叶える秘訣

(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
― では、最後の質問です。皆さんまだ夢を叶えている途中かとは思いますが、夢を叶えるために必要だと思うことは何ですか?

南:私は小さい頃からずっと女優さんになりたいと思っていました。それで雑誌のオーディションに応募して今、こうして女優のお仕事をさせてもらっているのですが、小さい頃からずっと「私は将来こうなる!」というシミュレーションをしています。自分の頭の中で想像していたことが、1つずつ叶っていくのもすごく嬉しいし、今後のモチベーションにもなるので、大切なことだと思います。

出口:私はもともと事務所に入る前まで、夢とか全然ない普通の高校生でした。でも、事務所に入ってから挑戦することが一番大事なんだ、と思うようになったんです。今は演技に挑戦しているのですが、レッスンでは恥ずかしくなって上手くできなかったり…。恥ずかしがらずに自信をもってチャレンジすることだと思います。

永瀬:私は色々なことにアンテナを張って興味を持ちながら生活することが大切だと思います。「これ面白そう」とか「やってみたい」と思ったことを大切にして、目の前の事に全力でチャレンジしていくことを積み重ねれば、すごく大きなものになるんじゃないかな、と信じています。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子 (C)モデルプレス
◆南沙良(みなみ・さら/16)プロフィール

2002年6月11日生まれ。第18回ニコラモデルオーディションでグランプリに選ばれ、モデルデビュー。『nicola(ニコラ)』専属モデルとして活躍中。さらに、2017年8月に公開された「幼な子われらに生まれ」で映画に初出演すると、女優デビュー作ながらも、報知映画賞、ブルーリボン賞の新人賞にノミネートされるなど注目を集めた。

今年7月に公開された「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で映画初主演し第43回報知映画賞・新人賞を獲得、続けて先月公開された映画「無限ファンデーション」でも主演を務めるなど、その演技力が高く評価されている。

◆出口夏希(でぐち・なつき/17)プロフィール

2001年10月4日生まれ。2018年3月にデビュー後、「東進ハイスクール」のwebムービーに出演し、注目を集める。その後、バラエティ番組「林先生が驚く初耳学!」(TBS系)でテレビ初出演を果たした。2018年8月、ファッション誌『Seventeen』で「ミスセブンティーン2018」に選ばれ、10月号から専属モデルとして活躍中。

◆永瀬莉子(ながせ・りこ/16)プロフィール

2002年8月13日生まれ。ファッション誌『Seventeen』で2018年8月、「ミスセブンティーン2018」に選ばれ、10月号から専属モデルとして活躍中。同8月には第12代目「早稲田塾」イメージガールに就任した。

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