木村拓哉「やることなすこと、いろいろ叩かれる」トップスターの苦悩…「俳優を辞めたい」悩みに対する言葉が「心に刺さる」と話題に 


【木村拓哉/モデルプレス=1月2日】俳優の木村拓哉が2日放送のTBS系『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』新春3時間スペシャルに出演。「後輩・勝地涼に『俳優を辞めたい』と人生相談されたら?」というドッキリに対する反応が注目を集めた。

勝地が相談を持ちかけると、まずはパートナーに相談すべきと諭した木村。それでも、勝地が俳優としての壁にぶち当たり、これ以上続けられないことを「しんどい」と相談すると「みんな、しんどいでしょ。(自分も)しょっちゅうだよ。やることなすこと、いろいろ叩かれるから。それに対して『ああそういう意見もあるのか』とは思うけど事実だしね」と話した。

さらに「自分はどの役をやっても普通になってしまう」と言う勝地に「自分だって言われてるもん。『何やったってキムタクだ』って言われる。しょうがないよね。人がそう言うんだから」「辛いのはみんな辛いって。涼君の中の辛さと他の人の辛さを比べる必要はないけど、辛くない人なんていないよ、絶対」と自身の話をさらけ出し、励ました。

◆木村拓哉、演じるのをやめようと思ったことは「ない」

勝地涼(C)モデルプレス
勝地涼(C)モデルプレス
さらに厳しい演技指導で多くの俳優の才能を開花させてきた演出家・蜷川幸雄の話も展開。勝地の師匠でもあり、自身も17歳のころ指導を受けたことから「同じあの方に背中と言うかスイッチを押してもらえた者同士。あの方の元を通らせてもらった自分たちは責任、義務ではないけど…。なんか嫌じゃない?逃げるの」と語りかけると、蜷川への熱い想いを聞いた勝地は、仕掛け人にも関わらず、リアルに涙。木村は「あの人の元を通過させてもらえたのって、ものすごい自信じゃん」と勝地へティッシュを渡すと勝地は「こんなことを言っていたら(蜷川は)怒ると思います」と役者としての原点を想起。木村は「まだまだ考える時間あっていいんじゃないの?」と優しく語りかけた。

そんな木村へ「演じるのをやめようと思ったことは?」と勝地が問うと「ない」ときっぱり断言。「蜷川さんの元で人から拍手をもらうことの凄さに気付かされたし、そこから本腰になったから、それをやることが自分の責任だし(やめようと思ったことは)ない」と熱く語り「今できていることって、今しかできないと思うよ。逃げるのは簡単だけど、逃げた先でもっと後悔すると思うよ」と諭した。

◆木村拓哉の熱い話に感動の声

トップを走り続けた木村だからこそ語れる話に視聴者も感動。「木村くんの熱い話に涙が止まらない」「ドッキリなのにめっちゃ感動した」「やっぱりスーパースターだ。凄く刺さった」「やっぱりキムタクはかっこいい。人としてかっこいい」「見てて涙出た。ブレない人だなぁ」「木村拓哉の話…尊敬しかない」などの声が巻き起こっていた。(modelpress編集部)

情報:TBS

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