齊藤工発案イベント、「昼顔」夫婦役・伊藤歩も歌唱 映画・音楽・お笑いで盛り上げる


【齊藤工/モデルプレス=11月11日】俳優で映画監督も務める齊藤工の発案による『cinema bird(移動映画館)in 沖縄 2018』が10日、沖縄県うるま市の伊計島で開催された。

齊藤工 (提供画像)
齊藤工 (提供画像)
同プロジェクトは、劇場体験の少ない子どもたちや劇場のない地域の人に、同じ空間で感動を共有する劇場体験を届けることを目的として開催。過去には宮城県石巻市、福島県広野町、大分県豊後大野市、福島県南相馬市、熊本県山鹿市で行われてきた。

今回は6回目となるが、7月に一度、台風の影響で中止となり、11月10日に満を持して実施。沖縄らしい心地よい気候と天気に恵まれた本会場の伊計ビーチには、巨大なスクリーンとライブステージが設置され、多くの人が来場した。

「cinema bird(移動映画館)in 沖縄 2018」会場の様子 (提供画像)
「cinema bird(移動映画館)in 沖縄 2018」会場の様子 (提供画像)
◆齊藤工がウェルカムライブ

開場時には、齊藤自身がウェルカムライブで出迎えるという粋な演出。「本当に皆さん、今日は目白押しのイベントですので、楽しんでください。”伊計祭り”とも呼べるイベントにしたいと思っています。沖縄に来て、沖縄の唄を唄えるってすごい嬉しいです」と喜び、海風で楽譜が飛ばされそうになった時も「こういうのも逆に良いですよね。楽譜が飛んじゃったら、フリーライブで行きましょう(笑)」と楽しんでいた。

齊藤工、豪起、古賀小由実 (提供画像)
齊藤工、豪起、古賀小由実 (提供画像)
◆初参加のカミナリ、齊藤工の“良い話”

映画を上映する前には、プロジェクトでお馴染みの永野や、ミラクルひかる、そして初参戦となったカミナリによるお笑いライブを展開。同イベントに呼ばれるまで齊藤とは面識がなかったというカミナリ・まなぶは「都内でナレーションの仕事があって2人でタクシーに乗って到着したら、工さんがそこにいらっしゃって。たまたま同じスタジオをその前に使っていたみたいなんですが、30分くらいわざわざ僕たちが来るのを待っていてくれていたんです。良い話でしょ?」と齊藤の気遣いを明かした。

カミナリ (提供画像)
カミナリ (提供画像)
カミナリ、永野、ミラクルひかる (提供画像)
カミナリ、永野、ミラクルひかる (提供画像)
◆「昼顔」夫婦役・伊藤歩も登場

また、アーティスト・古賀小由実と豪起、齊藤の3人による“cinema birds”の音楽ライブでは、女優・伊藤歩も歌声を披露。齊藤と伊藤は「昼顔」で夫婦役を演じており、「伊藤さんはこの企画の初期の頃、ボランティアとして参加してくださった事もあって。そしたら、その後にまさかのドラマ『昼顔』で夫婦役で骨肉の争いをするというね(笑)」と齊藤。

伊藤は、イベント中止になって7月を振り返り「前乗りをしていたのが工さんと2人きりだったんです。テレビで『昼顔』をオンエアした2日後なので(ドラマの続きかのように)沖縄までついてきてしまって、もはやホラー映画みたいだよね、と(笑)。(もし開催する事になったら)演出でそれを使うしかないね、なんて話していましたよね」と和やかに語った。

齊藤工、伊藤歩 (提供画像)
齊藤工、伊藤歩 (提供画像)
齊藤工、伊藤歩、豪起、古賀小由実 (提供画像)
齊藤工、伊藤歩、豪起、古賀小由実 (提供画像)
◆齊藤工「これが最高の心の贅沢」

イベントでは、齊藤自身制作を行った『映画の妖精 フィルとムー』をはじめ、3本の映画を昼の部と夜の部の2回に分けて無料で上映され、2部全体で限定800人が来場。その後、アーティスト・Charaによるライブも行われた。

Chara (提供画像)
Chara (提供画像)
Charaライブ後、齊藤は「今のCharaさんのライブを聞いていて、今日1日のこの空間、この時間が細胞の1つひとつに染み込んでしくような、どこか皆さんの身体の一部になっているんじゃないかな、と。後ろから見ていて、皆さんの背中越しにCharaさんの歌っている姿が見えて、なんて贅沢なんだろうと思っていました。皆さんそれぞれの贅沢があると思うんですけど、僕にとっては、これが最高の心の贅沢だな、と思いますね」としみじみ。

イベントの最後には、ゲストが揃って出口で観客と握手やハイタッチを交わして丁寧に送り出すなど、最後の最後まで心のこもったおもてなしとなった。(modelpress編集部)

お見送りの様子 (提供画像)
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