有村架純、過去の号泣エピソードを告白<コーヒーが冷めないうちに>


【有村架純/モデルプレス=9月13日】女優の有村架純が13日、都内で行われた映画「コーヒーが冷めないうちに」(9月21日公開)のイベント『【後悔】を公開 in 喫茶「アリムラアリムラ」』に、お笑いタレントのヒロシとともに出席した。

有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
「コーヒーが冷めないうちに」は、2017年の本屋大賞にノミネートされた感涙のベストセラー小説を実写映画化。とある街の喫茶「フニクリフニクラ」を舞台に、望んだとおりの時間に戻ることのできる“ある席”に座った人々が巡り合う優しい奇跡を描く。

◆有村架純、エプロン姿で登場

有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
劇中に登場する喫茶「フニクリフニクラ」にちなみ、喫茶「アリムラアリムラ」をイベント限定で開店し、エプロン姿で登場した店主の有村は「皆さん、いらっしゃいませ」と笑顔であいさつし、着用しているエプロンを触れられると「これは劇中で使っていた…のに似ているもので、本当はここ(胸元)には“フニクリフニクラ”って書かれているはずなんです。これには…アリムラアリムラって書かれています(笑)。喫茶『アリムラアリムラ』…、なんか自分で言うのが恥ずかしいんですけど(笑)。まんまやないかって」と照れ笑いを浮かべた。

◆ヒロシがイベント登場

有村架純、ヒロシ (C)モデルプレス
有村架純、ヒロシ (C)モデルプレス
イベントでは、ヒロシがサプライズで登場。“もしも、あのときに戻れたら”という後悔から始まるストーリーにちなみ、ヒロシから「芸人になったこと」という後悔を打ち明けられ、今度どうすればいいか相談された有村は「芸人になってしまったことを後悔してしまったら、結構戻りますよ。でもまだ46歳ですよね。全然、他にやりたいことがあったら、始められるじゃないですか」と転職を提案。

これにヒロシは「今さら職変え?」と戸惑い、「どんな職業が似合うと思います?」と投げかけられた有村は「飲食店とか」と返答。しかし、ヒロシは実際に喫茶店を経営し2年で潰れたことを知らされると、有村は苦笑いを浮かべた。さらに有村から「人生一度しかないんですよ」と言われたヒロシは「一度の人生を一発屋で終わらせようとしています」とコメントして有村を笑わせた。

有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
さらに、有村も「20歳くらいのときに受けた映画のオーティションを受けて、監督さんも厳しい方で、何回セリフを言っても『もっと!もっと』って追い込んで来られる監督さんで、そのときにどうしたら監督さんが『これだ!』って思う芝居ができるかがわからなくて、最終的には号泣して帰ったっていう(笑)。もっと食らいついて頑張ればよかったなあという後悔です」と自身の後悔を打ち明けると、ヒロシは「その経験があったからこそ、今があるんじゃないですか?」と声をかけ、これに有村は「はっ!過去があるから今があるんですね。そう考えたら、それも大切な時間でしたね」と晴れやかな表情を浮かべ、ヒロシは「僕の場合はいろんなことを経てこれだからね」と自虐を言い、有村を苦笑させた。

◆有村架純「すごく嬉しい」

有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
さらに、観客から後悔を公開してもらい、店主である有村がアドバイスをするという企画も実施。10代の女性から「有村に憧れて髪型をボブにしたが失敗した」という後悔を打ち明けられると「個人的にはすごく嬉しいんですけどね。そうやって言ってくださって、髪型を真似してくださるというのは」と声を弾ませつつも、「挑戦したことのない髪型にするときってものすごく勇気がいるし、髪を切るって相当な決断じゃないですか。それなのに私ごときでって(笑)。なんか…申し訳なかったです」と謝罪して会場の笑いを誘った。

◆有村架純、恋愛に悩む女性へアドバイス

有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
また、20代の女性から「好きな人に『最近、好きな人ができた』と言われ、自分の思いを伝えられなかった」という後悔が紹介されると、有村は「タイミングですね…。それは悔いが残りますよね。彼女ができてしまったら思いを伝えづらいですし、ずっとモヤモヤしたまま過ごさないといけないと考えると、確かに苦しいですね」としみじみと語り、「その方が次に進めていれば素敵なことだと思いますが、もしまだ伝えたいなという気持ちがあるなら、自分本位かもしれないけど、彼女がいても思いを伝えて次に進むのもひとつの方法かなと思います」とアドバイス。

ヒロシ、有村架純 (C)モデルプレス
ヒロシ、有村架純 (C)モデルプレス
さらに「妹に感謝の気持ちを伝えられなかった」という後悔を公開した20代の女性から、「いつも悩みを聞いてくれていた妹が彼氏と同棲を始めて、離れたことで妹の大切さに気付いた。

妹に会う口実で試写会に申し込んでいるので、もし当たったら感謝の気持ちを伝えたい」という話を聞いた有村は「あら、ということは」と会場を見渡し、実際に姉妹揃って会場にいることを知ると「私も姉(有村藍里)がいるのですごく気持ちはわかります。一緒に実家に住んでいるときはケンカもするし、それこそ『ありがとう』なんて照れくさくて言えないし、『ごめんね』すら言えないですよね」と共感し、「このイベントが2人の関係をよくするきっかけになることが嬉しいです」とニッコリ。姉妹がお互いに感謝の言葉を交わすと「ほっこりしますね。お互いを大切に、これからもいい関係でいてください」と頬を緩ませた。(modelpress編集部)



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