“ファン依存”告白の太田将熙に株元英彰「アイドルみたい」 劇プレ1年ぶり本公演開幕<ディペンデントデイ~7人の依存症~>


【劇団プレステージ/モデルプレス=8月1日】アミューズ所属の俳優による「劇団プレステージ」の第13回本公演『ディペンデントデイ~7人の依存症~』が1日、東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!にて初日を迎えた。

『ディペンデントデイ~7人の依存症~』に出演する(左から)石原壮馬、株元英彰、岩田玲、太田将熙 (C)モデルプレス
『ディペンデントデイ~7人の依存症~』に出演する(左から)石原壮馬、株元英彰、岩田玲、太田将熙 (C)モデルプレス
◆劇団プレステージが送るハイスピードアクション依存症コメディ『ディペンデントデイ~7人の依存症~』

『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス

1年ぶり13回目となる本公演は森ハヤシが脚本、風間由次郎が劇団史上初の劇団員演出を担当。株元英彰演じる主人公の荒木大地と、大地の兄貴分・八重樫亮(風間)の関係を軸に、“ゲームアプリ依存症”の大学生・杉浦優星(石原壮馬)、“コンビニバイト依存症”のフリーター・笘篠聖也(太田将熙)といった個性豊かな“7人の依存症”が謎のテロリストと戦い、舞台を所狭しと駆け巡る。

『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
株元英彰/『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
株元英彰/『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
同日行われたゲネプロでは、風間が客席と舞台を行き来しながら最終調整を行った。ゲネプロ後の囲み取材で株元は、劇団員18人のうち14人が出演する形について「別の仕事で本公演に出られないメンバーもいるというのは贅沢なこと」と各々の活躍を喜びつつ「14人だけでどれだけ面白いものができるか。個人的には今まで今井(隆文)さんや猪塚(健太)さんがやっていた主演のポジションをやるという点でもチャレンジな公演。僕でもできるんだぞというところを見てもらいたい」と意気込み。石原も「今回は劇団員みんなで作ったという感じが強く、本当に劇団員の集中力が問われる作品だったので、若手でも面白いものを作れるんだぞというのを見せられたらと思う」と力を込める。

風間由次郎/『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
風間由次郎/『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
笑いあり、アクションありの内容について太田は「テーマとなっている“依存”が深いようで深くなかったり、深くないようで深かったりして、どなたでも楽しめる作品。“ハイスピードアクションコメディ”のハイスピードがどんなものか、衝撃を受けると思うので、是非シブゲキにお越しください」とアピールしたが、「椅子もふかふかなのでゆったりした気持ちで見られると思う」とのコメントには「将熙のコメントが深いようで深くないね」(株元)、「ふかふかしてる」(石原)とすかさずツッコミが入る。稽古場の雰囲気を聞かれると株元は「由次郎さんは寝る間も惜しんでプランを考えて、稽古場にも大体一番早く来ていました」と振り返り、劇プレではほぼ初めてという殺陣も多く盛り込まれていることから「今回のゲネプロもギリギリのところでしたが、それが全部うまく成功すればお客さんには楽しんでもらえるはず」とメンバーの努力を代弁。岩田玲は「稽古は長かったですね。最後らへんは稽古場に行きたくなかった(笑)」と本音を暴露して笑いを誘った。

◆太田将熙「僕はファンの皆さんに依存」

太田将熙、石原壮馬/『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
太田将熙、石原壮馬/『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
作品にちなみ、それぞれ“依存しているもの”を問われると株元は「やっぱり劇団のメンバーはいて当たり前の存在なので、知らないうちに依存しているんだなと改めて感じました」と劇団への強い愛情を明かすとともに「依存し続けるものは魅力がないと無理。観に来てくれるお客さんにとって僕たちがそういう存在になれたら」と意気込みを新たにし、石原は「僕は“水依存”。毎日稽古の時に2リットルのペットボトルを持っていくんですけど、絶対に足りない」と水分が自身のキーアイテムだと紹介。

太田将熙/『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
太田将熙/『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
石原、太田、株元は5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!R」のユニット・DearDream&KUROFUNEとしても共に活躍。太田は「僕はファンの皆さんですかね」と“ファン依存”を打ち明け、株元から「アイドルみたいなこと言い出して…」とツッコミを受けながらも「こうして舞台ができるのは来てくださる方々があってのこと。ツイキャスをやった時も『楽しみにしてる』とか『チケット買いました』というコメントをいただき、支えられているなと改めて感じたので、その分いい作品にして後悔させないようにしないとと思いました」とファンへの感謝を述べた。

株元英彰、風間由次郎/『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
株元英彰、風間由次郎/『ディペンデントデイ~7人の依存症~』ゲネプロより(C)モデルプレス
最後に「朝のコーヒーです」と“コーヒー依存”を明かした岩田は「ストレスがたまった時はカフェに行って、コーヒー一杯飲んでから稽古に行く」と再び稽古の過酷さを嘆き、笑いを起こしていた。

『ディペンデントデイ~7人の依存症~』は12日まで同所で上演。(modelpress編集部)

■劇団プレステージ第13回本公演『ディペンデントデイ~7人の依存症~』
脚本:森ハヤシ
演出:風間由次郎
出演:石原壮馬、岩田玲、太田将熙、大村まなる、風間由次郎、株元英彰、小池惟紀、向野章太郎、坂田直貴、秀光、園田玲欧奈、髙頭祐樹、長尾卓也、原田新平
日程:2018年8月1日(水)~8月12日(日)合計16ステージ
【あらすじ】
太平洋に浮かぶ島にある依存症更生施設「そえぎの森」。そこでは、ギャンブル依存症、ゲーム依存症、買い物依存症…様々な依存症の人間が、実社会から隔離されながら、更生を目指して生活している。しかし…彼らの施設が、ある日、謎のテロリストによって占拠される。救助の来ない孤島で、テロリストに立ち向かえるのは、依存症の人々だけ。この国の未来は、『7人の依存症』に託された…!!

【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加