ミムラ、改名を発表 理由も明かす


【ミムラ/モデルプレス=3月27日】女優のミムラが、芸名を「美村里江」に改名することを27日までに公式サイトにて発表した。

ミムラ (C)モデルプレス
ミムラ (C)モデルプレス
◆ミムラ、「美村里江」に改名

新たな芸名「美村里江」の読みは「みむらりえ」。ミムラは「“突然”に見えるかと思われますが、ここ数年自分でしっかり考えて腑に落ちて決めたことで、事務所には昨年中に相談、新しい名前の画数なども調べてもらい、GOサインが出ました」と改名に至る経緯を説明した。

◆ミムラ、改名の理由は?

ミムラは改名の主な理由について3つの点を挙げた。

1つめは「本家ムーミン“ミムラ姉さん”の知名度がぐんと上がったため」。もともと芸名「ミムラ」は、本人がアニメ「ムーミン」のキャラクター“ミムラ姉さん”のファンだったために短期間だけのつもりで命名。ミムラは「本家の“ミムラ姉さん”の存在も多くの人に知れてきて、原作ファンとしても大変嬉しいところです」とし、「本家の“ミムラ姉さん”へ名前をお返しします」と明かした。

2つめは「NHK大河ドラマ台本の役名・出演者一覧を見て本来の日本名の大切さ」。自身が大河ドラマに初出演した「江 ~姫たちの戦国~」(2010)では“細川ガラシャ(たま)”役だったため、カタカナの名前も親和性があったそうだが、今年出演している「西郷(せご)どん」では“大久保満寿 ミムラ”の字面を見てなんともいえない気持ちになったという。もともと改名を考えていた折の「西郷どん」出演だったこともあり「これも潮時とさらに納得を深めた次第」と明かした。

3つ目は「公私の自分が、ニアリーイコールになったこと」。「ミムラ」と本名の「小暮里江」と2つの名前があり、公私の整合性をどうとればよいのか悩んだ時期もあったそうだが「役者としての自分と私的な自分が、それぞれ違う素材であり、それでいて一方があるからもう一方も活きる。もう別ける必要はない」という想いが湧いたという。

名字に「みむら」を残した事に関しては「長らく使わせて頂いた呼び名を手放すのも忍びなく、日本に古くからある苗字のひとつなのでそのまま使用、名前は本名、という併せで【美村里江】といたしました」と説明している。

◆「ミムラ姉さん」の生みの親に感謝も

続けてミムラは今までの芸名が仕事のチャンスにつながったことにも触れ、「ミムラ姉さんの生みの親であるトーベ・ヤンソン氏(『ムーミン』の作者)に感謝しつつ、相変わらず今後も童話ムーミンを毎年一度は通して読み、ムーミン好きはライフワークの一つとして続けて参ります」とした。

◆ミムラ、今年で女優デビュー15周年

ミムラ改め美村里江は、1984年6月15日生まれ。埼玉県出身。2003年フジテレビ月9ドラマ「ビギナー」のヒロインオーディションに合格し、女優デビューながらヒロインに抜擢された。その後数々のドラマ、映画に出演するも2006年から約2年間芸能活動を休業。2008年からは再び女優に復帰した。NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」やNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(2012)などに出演し、国民的知名度の女優となっている。女優業だけでなくエッセーの執筆なども行っている。(modelpress編集部)

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