野村周平は「芝居は上手くないけど奇跡は持っている」 心に響いたエピソード明かされる<ちはやふる -結び->


【野村周平/モデルプレス=3月17日】俳優の野村周平が17日、都内で行われた映画『ちはやふる-結び-』の初日舞台あいさつに登壇。小泉徳広監督からメッセージが送られた。

野村周平(C)モデルプレス
野村周平(C)モデルプレス
同作は2016年に公開された2部作『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』の2年後を描く続編にして完結作。この日の舞台挨拶では『ちはやふる』からの卒業を祝う“ちはやふる卒業式”が執り行われた。

◆野村周平「ちはやふる」卒業にしんみり

(左から)新田真剣佑、広瀬すず、野村周平 (C)モデルプレス
(左から)新田真剣佑、広瀬すず、野村周平 (C)モデルプレス
“卒業”にちなんで、「卒業したくないこと」ことを聞かれた野村は、「みんなで作り上げた作品ですし、このメンバー、監督、スタッフの方たちで卒業しちゃうのは1番悲しいですね」としんみり。完結にあたり「この『ちはやふる』を卒業したくないですね」としみじみ思いを言葉にしていた。

◆「芝居は上手くないけど、奇跡は持っている」

野村周平(C)モデルプレス
野村周平(C)モデルプレス
そして、サプライズで小泉監督から卒業証書が手渡される企画も実施。小泉監督にとって野村は「1番腹を割って話した存在」だったそうで、「『君は芝居は大して上手くない』とまで言いました、正直キツイことを言ったと思っている」と撮影前のエピソードを明かすと、野村は「大丈夫です」と微笑んだ。

続けて小泉監督は「『結び』の時の演技は本当に心に響きました。自分の映画で、しかも撮影現場で泣くことは絶対にないと思っていたけど、ちょっとやられたね。後にも先にも現場で泣かせたのは君だけだと思う」と野村の演技を称え、「『芝居は上手くない』って言ったあとに付け加えた言葉があって、『芝居は上手くないけど、奇跡は持っている』と」と補足すると、野村が「もうあまり『芝居は上手くない』って言わないで下さい(笑)」と止め、笑い合う2人。

改めて「この現場で奇跡を持っていると確信した。これからその奇跡を奇跡じゃなくしていくんだと。できれば『結び』の間にしてほしかったけど、その片鱗は見えたよ」と野村の今後の活躍に期待した小泉監督。証書を受け渡し終えると、2人は抱き合い、感動を分かち合っていた。

新田真剣佑、広瀬すず、野村周平(C)モデルプレス
新田真剣佑、広瀬すず、野村周平(C)モデルプレス
◆「ちはやふる」完結

“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生達の友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気コミックス『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)が原作。

舞台挨拶には、主演の広瀬すずをはじめ、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、松岡茉優らおなじみの出演者加え、新キャストの優希美青、佐野勇斗、清原果耶、賀来賢人も登壇した。(modelpress編集部)

『ちはやふる-結び-』初日舞台あいさつ登壇者(C)モデルプレス
『ちはやふる-結び-』初日舞台あいさつ登壇者(C)モデルプレス


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