「バイプレイヤーズ」最終回、大杉漣さん愛溢れる演出多数 ラストは「漣さん!ありがとー!」感動の声続々


【大杉漣・バイプレイヤーズ/モデルプレス=3月7日】7日、2月21日に急死した俳優の大杉漣さん(享年66)が出演していたドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(テレビ東京系、水曜よる9時54分)の最終話「バイプレイヤーより愛をこめて」が放送された。

ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」会見より (C)モデルプレス
ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」会見より (C)モデルプレス
2017年1月期に放送され、共同生活を送る“おじさんのテラスハウス”として話題を集めた「バイプレイヤーズ」。今作では大杉さんをはじめ、遠藤憲一、松重豊、光石研、田口トモロヲといった名バイプレイヤーが再び集結。

バイプレイヤーズ5人が、劇中劇の朝ドラ「しまっこさん」で共演することになり、なぜかロケ地を間違え無人島に漂流してしまう…というストーリー。大杉さんは最年長で、愛されるリーダー的存在という役どころだった。

◆大杉漣さんへの愛が詰まった最終回

最終話は、バイプレイヤーズたちの奮闘もあり「しまっこさん」が無事クランクアップを迎え、最後に全スタッフ・共演者で最終話を観賞するという内容だった。

大杉漣さん (C)モデルプレス
大杉漣さん (C)モデルプレス
ほかキャストより一足早く撮了を迎えた“脇役”5人。それぞれ東京に戻ることになったのだが、大杉さんはすべての撮影を見届けるまで島に残るという。そんな大杉さんを「漣さんまだスタッフさんと話してる。あの人、現場好きだから」(田口)、「漣さんまだ帰ってきてない。まだ現場で撮影手伝ってるよ」(光石)と話す場面もあった。

また、大杉さんが「しまっこさん」での役柄・島おじさんとして、クランクアップを迎えた際に読むため用意していた手紙には「遠ちゃん、研ちゃん、松ちゃん、トモロヲくん、本当に楽しかった」と大杉さん自身の言葉のようなセリフが散りばめられていた。

そして「しまっこさん」最終話をスタッフ、キャスト全員で鑑賞するシーンでは、大杉は家の外で風呂に入っているという設定で、大杉さんをのぞくメンバーで鑑賞。そして全て見届けると、4人が「漣さん!」「漣さん!」と口々に呼びかけ、漣さんの元に走っていった。

(C)「バイプレイヤーズ2018」製作委員会
(C)「バイプレイヤーズ2018」製作委員会
本編の最後は、島おじさん主演の「しまっこさん」スピンオフドラマが決定し、再び5人が撮影に向かうシーン。漣さんの「じゃあ、行きますかね」の言葉で5人が立ち上がり、再び現場に向かっていくと、マネージャー・ジャスミン(北香那)が「やっぱりあいつら役者バカだね」と投げかけた。

エンディングテーマが流れ終わったラストシーン。海に向かって「漣さーん!ありがとうー!」と大声で呼びかける遠藤、松重、田口、光石の後ろ姿で幕を閉じた。

◆視聴者から感動の声続々

大杉漣さん (C)モデルプレス
大杉漣さん (C)モデルプレス
大杉さんのオフショットやスタッフとの談笑場面などが多数放送され、フィクションとノンフィクションが入り交じったような演出の数々。

視聴者からは「涙が止まらない」「漣さんへの愛が詰まっていて最高だ」「なんて素敵な演出なんだろう」「どこまでがフィクションでどこまでが本当なのかわからなくてただただ泣ける」「漣さんきっと観てくれてるよね」「最終回を放送してくれたスタッフさん、バイプレのみなさんありがとうございました」と感動と称賛の声が溢れている。(modelpress編集部)

情報:テレビ東京

【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加