「リバーズ・エッジ」ゲイ役・吉沢亮の想い人に白洲迅 光と影のコントラスト


【白洲迅/モデルプレス=2月23日】岡崎京子氏の伝説的漫画を実写化した映画『リバーズ・エッジ』が公開中。二階堂ふみ、吉沢亮をはじめとする注目の若手実力派俳優たちが体当たりの熱演で原作の淀んだ空気を痛々しいほどリアルに表現する中、「愛してたって、秘密はある。」「明日の約束」「明日の君がもっと好き」など連ドラへの出演が相次ぐ白洲迅も登場し、今作に爽やかな青春の彩りを添えている。

白洲迅(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
白洲迅(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
『ピンクとグレー』(16)の行定勲監督がメガホンをとり、90年代の都市に生きる若者たちのセックス、暴力、ドラッグ、過食といったあらゆる欲望と焦燥感を鮮烈に描き出した今作。二階堂演じる若草ハルナが、吉沢演じるゲイの山田と河原に放置された死体の存在を共有したところから物語が展開する。

二階堂ふみ、吉沢亮(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
二階堂ふみ、吉沢亮(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
白洲は山田が密かに想いを寄せる先輩・トオル役。ゲイであることを隠して表向きには女子と付き合い、街では売春をする山田が虚ろな瞳で見つめる先には、校庭で光を浴び、駆け回るトオルの姿があった。同じ高校でありながら別世界かのような2人の隔たり、そこに「あの人がいて、僕がいて、僕はあの人を見ることができる。それだけでいいんだ」という山田の言葉が切なく染み入り、共感を呼ぶ。

白洲迅(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
白洲迅(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
「第68回ベルリン国際映画祭」パノラマ部門のオープニング作品として公式上映され現地の観客からも支持を受けた今作。次世代を担う若手俳優たちのパワーが爆発した作品としても見逃せない。(modelpress編集部)

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