関ジャニ∞錦戸亮、松田龍平と「何度か飲みに行った」探り探りで距離縮める<羊の木>


【錦戸亮・松田龍平/モデルプレス=12月13日】関ジャニ∞の錦戸亮が13日、都内で行われた映画「羊の木」(2018年2月3日公開)の完成披露試写会に、共演の松田龍平、木村文乃、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、メガホンをとった吉田大八監督とともに登壇した。

松田龍平 (C)モデルプレス
松田龍平 (C)モデルプレス
同作は、「がきデカ」の山上たつひこ氏、「ぼのぼの」のいがらしみきお氏がタッグを組み、殺人などの凶悪犯罪に手を染めた元受刑者たちを受入れた港町で起こる数々の事件、住民と元受刑者の不協和音を描いた同名コミックを実写化。原作のセンセーショナルなテーマはそのままに、強烈な個性を持つオールキャストを配し、誰も想像し得ない衝撃と希望の結末を創り上げるヒューマン・サスペンス。

◆錦戸亮、初共演の松田龍平に「すごく緊張した」

(前列左から)優香、松田龍平、木村文乃(後列左から)田中泯、水澤紳吾、市川実日子、吉田大八監督 (C)モデルプレス
(前列左から)優香、松田龍平、木村文乃(後列左から)田中泯、水澤紳吾、市川実日子、吉田大八監督 (C)モデルプレス
錦戸と松田は本作で初共演。松田の印象を聞かれた錦戸は、「お仕事をするのも、会うのも初めてだったんですけど、年が(松田)1つ上で、探り探りですよ。ちょっとずつ喋っていって、何度か飲みに行かせていただいた」と交流を深めていたことを明かした。「今は緊張せず話せるんですけど、撮影当初はすごく緊張して話していましたね」と振り返り、「撮影も順撮りっぽく進んでいったので、(劇中でも)リアルにちょっとずつ探ってるところもあるかもしれないです」と紹介した。

元受刑者たちの受入担当となった市役所職員の月末一役を演じた錦戸は、さまざまな過去を抱えた登場人物たちに翻弄されていくという役どころを演じる上で意識したことを尋ねられると「僕自身思いっきり翻弄されていこうと思って臨んでいたので、(撮影地の)富山に行く電車の中はちょっとしんどかったですね。東京に帰れるときは“よっしゃー!”って思っていました」と回顧し、「普通の人は月末目線で物語が進んでいくと思うので、ナビゲーターとして見ていただいてもいいですし、よろしくお願いしゃすですはい」と噛み噛みでアピールし、観客を沸かせた。

木村文乃 (C)モデルプレス
木村文乃 (C)モデルプレス
都会に馴染めず故郷に帰郷した月末の同級生・石田文役を演じた木村は、「都会に憧れていたものの、馴染めずに帰ってきて、かといって田舎の空気にも馴染めなくてというのは、分かる気がするなあと思う部分があったので、あまり気負わず、監督の思う通りに動けたらいいなと思っていました」とコメント。

元受刑者で、色っぽくどこか隙のある介護士・太田理江子役を演じた優香は、同じ質問に「色気もむき出しにする色気ではなくて、隙のあって出てしまう色気というのを監督に言われて、生々しさを大切にしながら演じました」と打ち明け、「すごく難しかったんですけど、大八さんのおかげで終えることができました」とニッコリ。

元受刑者で、無邪気で好奇心旺盛な宅配業者・宮腰一郎役を演じた松田は「割と何も考えないで、決めつけなかったです。(元受刑者)6人の中で、僕の役だけちょっと違うんですけど、どう演じようかなと思って…ネタバレが…。みんな殺人者で…それは(言って)いいんでしたっけ?」と探り探りコメントし、「みんな闇を抱えている中で、そんな6人と付き合っていく月末ですかね、見どころは」と質問の内容とは違う着地点の回答で、会場を沸かせた。(modelpress編集部)

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