瀬戸康史、月9「海月姫」で“女装美男子”役 ビジュアル披露「女子力を磨き続けています」<本人コメント>


【瀬戸康史/モデルプレス=12月7日】俳優の瀬戸康史が、女優の芳根京子が主演を務める2018年1月スタートのフジテレビ系新月9ドラマ「海月姫」(毎週月曜よる9時)で“女装美男子”鯉淵蔵之介(こいぶち・くらのすけ)役として出演することがわかった。

瀬戸康史(C)フジテレビ
瀬戸康史(C)フジテレビ
◆「海月姫」月9でドラマ化

原作は、日本テレビ系でドラマ化された「東京タラレバ娘」(講談社「Kiss」所載)の東村アキコ氏が描く同名作品(講談社「Kiss」所載)。コミックスは、累計発行部数420万部越え(2017年11月6日現在)、2010年には「第34回講談社漫画賞少女部門」を受賞、2011年には「このマンガがすごい!2011 オンナ編第3位」を受賞するなど、東村氏最大のヒット作であると同時に代表作である。

2010年にはフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」でテレビアニメ化、2014年には実写映画化もされており、ともに大きな話題に。11月13日、コミックス最終巻が発売されることを機に今回初のテレビドラマ化で物語を完全映像化することが決定した。

◆瀬戸康史が“女装美男子”に

瀬戸康史(C)フジテレビ
瀬戸康史(C)フジテレビ
ドラマは「女の子は誰だってお姫様になれる」をテーマに、“オタク女子”に“女装男子”に“童貞エリート”と、規格外に型破りなキャラクターしか登場しない舞台で、魔法使いに出会い人生が一変したシンデレラのような主人公の姿を、原作のシュールなギャグ・ワールドを生かしながら描く新感覚の“シンデレラ・コメディー”。

注目を集めていた“女装美男子”蔵之介役を演じることになった瀬戸は、公開中の映画「ミックス。」をはじめ、2017年だけでもテレビドラマ3本、映画3本、舞台3本に出演し、2018年1月からは主演ドラマ「幕末グルメ ブシメシ!2」(BSプレミアム)のオンエアも決定と、幅広く活躍する実力派。今回、月9初出演で、自身初となる“女装をしての芝居”に挑む。

“蔵之介がいかに美しいか”が、ドラマで重要な要素とあって、制作スタッフとともに、何度も事前に衣装・メーク合わせを行うという、テレビドラマとしては異例の入念な準備に臨んだ瀬戸。出演決定にあたって「『海月姫』は以前から読んでいたので、女装男子・蔵之介が『自分で大丈夫だろうか?』という思いと、『こんな役なかなかできる機会はない。演じたい!』という2つの思いがありました」と明かし、「お話をいただいてから女子力を磨き続けています。そのおかげもあってか、今は女装をすることに、まったく抵抗がありません(笑)。しかし、役者として当たり前のことなので、自分の顔にあったメークの仕方や立ち居振る舞い、毛の処理など…ベストを尽くして撮影にのぞみます!」と意気込んでいる。

また、原作・東村氏は「瀬戸くんが蔵之介役を聞いたときには、“えっ…蔵子やってくれるの!?ありがてええええ!!!!!!”とアシスタントさんとみんなで感謝感謝でした。瀬戸くんの女装、本当に可愛いと思います!期待大です!!」とコメント。フジテレビ編成部の渡辺恒也氏も「蔵之介を演じるには、確かな表現力、ビジュアルの説得力、意外性を兼ね備えていることが絶対条件だと考え、ありったけの想像力を駆使した結果、瀬戸康史さんにたどり着きました!女装姿の瀬戸さんにはスタッフ一同、目を奪われて一瞬そこにいるのが瀬戸さんと分からなくなるほどの完成度の高さです」と太鼓判を押した。

◆蔵之介ってどんなキャラクター?

瀬戸康史(C)フジテレビ
瀬戸康史(C)フジテレビ
蔵之介はファッションセンスを極め過ぎて、女装まで行き着いてしまったオシャレ美男子。与党の最大派閥を率いる大物国会議員の鯉淵慶一郎と舞台女優の愛人との間にできた子で、男であることから将来、政治家にするために鯉淵家に引き取られた。

自由奔放な一方、周りには流されない確固とした信念を持ち、舞台女優である母の血を色濃く受け継いだ女性のような端麗な顔立ちで、付き合った女性は数知れないプレイボーイとして成長。そんな蔵之介が女装をするようになった理由はファッションとして楽しむ以外に2つあり、1つは女装をするような息子を見て、政治家にしようとする父の意図を挫き、大好きなファッションの業界に関わっていくため。そしてもう1つは、物語が進むにつれて徐々に明らかとなる。

そんな彼は、月海(芳根)に出会い、これまで自分が付き合ってきたエリートやオシャレな人間たちとはまったく違う世界を知る。そして、月海があふれんばかりの魅力を隠し持った女性であることに気づき、ファッションやメークで月海の魅力を引き出そうとする。

蔵之介に、ファッションとメークという魔法をかけられ、“尼~ず”として引きこもっている時とは別人のように愛らしくなった月海は、ある日、蔵之介の弟の鯉淵修に出会う。慶一郎の本妻の息子である修は、国会議員の父の秘書を務め、蔵之介とはまるで正反対な人間。不器用で真面目、これまで交際した女性は皆無という超堅物な童貞エリート。そんな修は愛らしい月海を見て、一目で恋に落ちてしまい、月海も修が頭から離れない様子。そんな2人の姿を目の当たりにした蔵之介は「まさか俺がオタク女子に!?」と、自分でも信じられないことに胸をギュッと締め付けられることに。オタク女子×女装男子×童貞エリートという複雑でややこしい三角関係の幕が上がる。(modelpress編集部)

■瀬戸康史コメント

Q.ドラマの話を聞いた際の感想を教えてください。

「海月姫」は以前から読んでいたので、女装男子・蔵之介が「自分で大丈夫だろうか?」という思いと、「こんな役なかなかできる機会はない。演じたい!」という2つの思いがありました。しかし、お話はテンポがあって面白いですし、ギャグ的な要素も強いけれど、共感できるようなキャラクターたちの心情もしっかり描かれているので、ビジュアルだけではなく芝居という部分でも視聴者の皆さんに満足していただける作品になると確信しています。僕にとっては挑戦となる作品です。

Q.難役に挑むにあたり、役作りで行っていることや参考にしたいことがあれば教えてください。
お話をいただいてから女子力を磨き続けています。そのおかげもあってか、今は女装をすることに、まったく抵抗がありません(笑)。しかし、役者として当たり前のことなので、自分の顔にあったメークの仕方や立ち居振る舞い、毛の処理など…ベストを尽くして撮影にのぞみます!

Q.視聴者の方へ意気込みをお願いします。
蔵之介が女装をするのはファッションに興味があるというのはありますが、実の母を感じたいのだと思います。そして、さまざまなしがらみから抜け出せ、嫌なことも忘れられ、自分を解放できる“自分が自分らしくいられる場所”をいつも探しているのではないでしょうか。僕も親友といる時は似たような感覚になります。そんな複雑な心境も透けて見えるよう演じていきたいと思います。映画「ミックス。」でもご一緒した石川監督の年齢問わず役者を信じて同じ目線でぶつかってくださる男気、芳根さんの吸収力の高さとそれをすぐさま表現できてしまう瞬発力、他にも今作に参加するステキな演者の皆さんと芝居ができることが本当に幸せです。ブルーマンデーなんか吹き飛ばしてまた一週間頑張れる!蔵之介や月海たちの姿に一歩踏み出す勇気をもらえる、そんな作品をお届けします!

■原作・東村アキコ氏コメント

瀬戸くんが蔵之介役を聞いたときには、“えっ…蔵子やってくれるの!?ありがてええええ!!!!!!”とアシスタントさんとみんなで感謝感謝でした。瀬戸くんの女装、本当に可愛いと思います!期待大です!!

■編成企画・渡辺恒也氏(フジテレビ編成部)

蔵之介は、“多様性の肯定=誰でも自分のままの自分で輝ける”という『海月姫』のたどり着くべきテーマを体現した、とても重要なキャラクターです。女装が趣味の美男子という一見特殊な設定ですが、その内面は周りにどう思われようとも自分らしく生きることを精いっぱい貫こうとする、現代の若者の理想像ともいえる人物だと思います。その蔵之介を演じるには、確かな表現力、ビジュアルの説得力、意外性を兼ね備えていることが絶対条件だと考え、ありったけの想像力を駆使した結果、瀬戸康史さんにたどり着きました!女装姿の瀬戸さんにはスタッフ一同、目を奪われて一瞬そこにいるのが瀬戸さんと分からなくなるほどの完成度の高さです。この役を通して、『海月姫』という作品の根底に流れる、今を生きるすべての人へのメッセージを伝える存在になってくれると確信しています!

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