菅田将暉、芸人だったら“ひな壇後列ボケタイプ”?「当たっている気が…」


【菅田将暉/モデルプレス=11月20日】俳優の菅田将暉が20日、都内で行われた映画『火花』(11月23日公開)の“火花”散る特別試写会に、共演の桐谷健太、川谷修士(2丁拳銃)、三浦誠己とともに登壇した。

菅田将暉(C)モデルプレス
菅田将暉(C)モデルプレス
同作は、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹の初純文学作品にして、第153回芥川賞受賞作『火花』を、お笑いタレントの板尾創路がメガホンをとり映画化したもので、漫才の世界に身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永を菅田が、強い信念を持ち徳永の師匠となる先輩芸人・神谷を桐谷が演じる。さらに徳永と漫才コンビ“スパークス”を組む山下役には川谷が、神谷と漫才コンビ“あほんだら”を組む大林役には三浦がキャスティングされ、本格的な漫才シーンにも注目が集まっている。

菅田将暉、川谷修士(C)モデルプレス
菅田将暉、川谷修士(C)モデルプレス
イベント冒頭、コンビごとに登場してセンターマイクであいさつをする予定だったが、“スパークス”の2人は生で漫才を披露し観客を沸かせ、次に登場した“あほんだら”の2人はあいさつのみで、桐谷は「僕らはシンプルに。意外と2人が長かったのでビックリしました」と目を丸くした。また、普段は役者として1人で活動している菅田と桐谷は、現場で相方がいて心強かったか尋ねられると、菅田は「そんなこともないですけどね」とコメントして笑いを誘い、「当たり前のことですけど、そもそも1人じゃものって作れないじゃないですか。そんな中、2人で戦わなければならないというのは、お芝居関係なく、人生で初だったので、すごく新鮮でした」と吐露した。

◆「相性診断対決」を実施

イベントの様子(C)モデルプレス
イベントの様子(C)モデルプレス
さらに、イベントでは、“スパークス”と“あほんだら”のコンビ愛を確かめるべくガチンコ3番勝負が行われ、事前にフリップに書いたお互いの相方がほしいものを発表し、答えがあったいるか確認する『どっちが相方のことをわかっているか対決!』、客席に川谷と三浦が隠れ、菅田と桐谷が探す『相方探し対決』、10問の質問をしてYESと答えた回数でお互いの相性を診断する『相性診断対決』を実施。

菅田将暉(C)モデルプレス
菅田将暉(C)モデルプレス
『どっちが相方のことをわかっているか対決!』で川谷のほしいものに“薬用リップクリーム”と書いた菅田は「乾燥してきましたし、修士さんはほかの方と比べて(唇が)だいぶ増し増しですし(笑)」と説明して笑いを誘った。川谷はほしいものに“例のジャケット”を挙げると、菅田は大笑いし「これはそうですね」と納得。川谷は「実は服を菅田君に作ってもらう約束をしているんです」と明かし、菅田も「1回、本当に僕のプライベートの制作している友だちとのところに(川谷が)来てくれて、採寸したんです。あれから生地も買って、あとは縫うだけなんです」と告白。川谷は「すごくないですか?僕、菅田さんに採寸してもらったんですよ」と吐露すると、桐谷は「菅田さんって…。距離感ハンパないやん」と突っ込まれて会場を沸かせた。

(左から)川谷修士、菅田将暉、桐谷健太、三浦誠己(C)モデルプレス
(左から)川谷修士、菅田将暉、桐谷健太、三浦誠己(C)モデルプレス
『相性診断対決』で、“少しでも未読メールがあると落ち着かない”の問いにNOを出した菅田は「仕事柄ケータイを見ないことが多くて、全部チェックできないときがあるので」といい、さらに“自分より立場が上の人の成功を聞くほど、悔しく感じて奮い立つ?”の問いに、考え込んでYESを出した菅田は「悔しい…はどっかには正直ありますね。先輩とかのカッコいい姿とかを見ると、“先にやられたな…”みたいなものはあります」と吐露。一方、NOを出した桐谷は「自分は自分ですね。スゲーなあとは思いますけど」語った。

菅田将暉(C)モデルプレス
菅田将暉(C)モデルプレス
また、YESの数で“芸人としてどのようなタイプか”が診断でき、川谷、三浦とともに『ひな壇後列ボケタイプ』と診断された菅田は「そうですね。正面切って前にドーンと行けるタイプではないので、何となく当たっている気がしなくもないです」と納得した表情を浮かべた。(modelpress編集部)

(左から)川谷修士、菅田将暉、桐谷健太、三浦誠己(C)モデルプレス
(左から)川谷修士、菅田将暉、桐谷健太、三浦誠己(C)モデルプレス


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