【吉田明世／モデルプレス＝10月30日】29日放送のTBS系情報番組『サンデー・ジャポン』（毎週日曜あさ9時54分）を途中退席した、同局の吉田明世アナウンサーが30日、月曜パーソナリティーを務めるTBSラジオ『たまむすび』毎週月曜～金曜ひる1時）に出演。生放送中に倒れた経緯を明かした。

◆「サンジャポ」生放送中に退席

29日、『サンジャポ』の進行をつとめる吉田アナは10時40分頃、VTRふりをする途中で言葉が詰まり、MCの爆笑問題・田中裕二が「気分悪くなっちゃった？大丈夫？座って？」とフォローする場面が映し出されると、そのままVTRへ。

CMあけ、田中が「吉田さん気分が悪くなったんで退席しました」と説明していた。

◆吉田明世アナ「サンジャポ」倒れた経緯とは

この日、レギュラー出演する同局『ビビット』（毎週月～金曜あさ8時）にて復帰。ラジオ冒頭で、『ビビット』でも一緒だった月曜パートナーのカンニング竹山が「なんで仕事してんだ？今日。休めよ～」と突っ込むと、吉田アナは「『ビビット』も『たまむすび』も休んでいいよって言ってくれたんですけど、昨日一日寝て回復しましたので」と挨拶。

29日の当日朝は、「しっかり睡眠もとって今日も元気だって思ってたんですけど」と体調に異変は感じてなかったという吉田アナ。『サンジャポ』放送中のスタジオトークで「『ちょっと頭がくらくらするな、意識朦朧としてきたな』と思いはじめて、そしたら段々目が見えなくなってきた」と倒れる寸前の症状を思い返した。

そして、「次のVTRふりを控えているので『どうしよう、どうしよう』と思ったんですが、結果、VTRふりだけ読んで、はけようと思ったんです」とVTRふりだけは務めようと思っていたそうだったが、「途中まで読んだところで、完全に砂嵐みたいになって目が見えなくなってしまって、『田中さん続き読んでください』ってつもりで呼びかけて台本渡したんですよ」と田中に助けを求めたという。

◆スタジオ裏では爆笑問題・西川史子らのサポートが

そして、そのまま意識を失ってしまい、番組がVTR放映中にスタジオ裏に退席。「気付いたら西川先生がすごく優しく抱きしめて、脈を測ってくれたり診察してくれてた」と番組にコメンテーターとして出演する女医でタレントの西川史子の献身的なサポートがあったことを思い返し、「横になってちょっと落ち着いたので、私としてスタジオにも出るつもりだったんですけど、スタッフは『そこはもう絶対に安静した方がいい』ってことでその日はそのまま帰らせて頂いた」と明かした。

スタジオ裏で安静になっているときは、爆笑問題・太田光も心配で駆けつけてくれたそうで、「太田さんも何度も何度も見に来て下さって『大丈夫！？絶対救急車呼んだほうがいいよ』って心配して下さって」と回顧。「結局、西川先生も診断して下さった通り貧血ということで問題なく昨日1日休ませてもらった」と原因は貧血だったことを告白した。

◆貧血の原因は？心霊現象説にも言及

「サンジャポを楽しく見て下さった方も多いと思うので、突然あんなことになって心配とご迷惑をおかけして本当に申し訳ないです」とお詫びの言葉を述べ、視聴者から寄せられた心配の声にしみじみと感謝。

貧血になったことについては、「食事も睡眠もしっかりとっていたので、自分の中で健康で無理してるつもりもなかったんですけど、もしかしたらどこかで疲れが溜まってたのかもしれない」と推測。「働きすぎなんじゃない？」という竹山の意見には、「他のアナウンサーも忙しいので自分だけわがままは言えないと思ったんですけど」と恐縮しながら、「倒れることが一番の迷惑だって痛感したので、ちょっと考えなければ」と体調管理する重要さを肝に銘じたよう。

また、ネットニュースなどで心霊現象説が上がっていたことにも触れ、否定していた。

◆吉田明世アナ、「ビビット」で復帰

「ビビット」では、番組でVTRをMCを務めるTOKIOの国分太一から「吉田さん、大丈夫？」と声を掛けられると、吉田アナは「すみませんでした。昨日はお騒がせしてしまいまして…1日休みまして、しっかり回復しました」と復帰を報告し、重ねて「すみませんでした。ご心配をお掛けしました」と頭を下げて謝罪。

吉田アナの元気そうな姿に、国分も「よかったぁ～」と安堵の表情を浮かべていた。（modelpress編集部）

情報：TBS、TBSラジオ

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