脚本家・野木亜紀子氏、“重版出来”の受賞式で“逃げ恥”書いていた 星野源の名シーン誕生にファン感謝


【東京ドラマアウォード2017/モデルプレス=10月29日】女優の新垣結衣と俳優の星野源が出演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)がこのほど、「東京ドラマアウォード2017」で今年の連続ドラマ部門のグランプリを受賞。同作の脚本を担当した野木亜紀子氏は昨年、黒木華主演ドラマ「重版出来!」(同局)でも脚本を務めて脚本賞を受賞していた。野木氏はTwitterを更新し、重版出来授賞式時の“逃げ恥”に関する裏話を明かしている。

新垣結衣&星野源(C)モデルプレス
新垣結衣&星野源(C)モデルプレス
逃げ恥はグランプリのほか、新垣が主演女優賞を、星野が『恋』で主題歌賞を受賞。また、演出賞、プロデュース賞も受賞した。

◆野木亜紀子氏、重版出来の授賞式で“逃げ恥”書いていた

野木氏は、“逃げ恥”の受賞で昨年の授賞式の待ち時間に「逃げ恥の八話を書いていた」と、約1年前の裏話を明かした。

新垣結衣&星野源(C)モデルプレス
新垣結衣&星野源(C)モデルプレス
さらに、その際に野木氏が執筆していたシーンは「平匡(星野)が暗闇の中で冷蔵庫を開け、一人で食事するシーン」とし、逃げ恥ファンの中でも記憶に残る名シーンとなっており、ファンは「感慨深い」「大好きなシーンが授賞式中に誕生していたなんて」「胸がいっぱいです」「もう一度見て泣いています」「野木さんありがとうございます」と感謝を寄せている。

今回脚本賞の受賞は逃したが、演出賞を受賞した金子文紀氏は、スピーチで受賞について「本が良かったからです」と話していた。ファンからも「私の中では脚本賞です」「脚本が良くなければグランプリは取れないと思います」など野木氏の貢献度を物語る声もあがっていた。

◆野木亜紀子氏の待機作は「アンナチュラル」

野木氏は脚本家としてこれまで数々のドラマや映画でヒット作を生み出してきた。先日モデルプレスが行った“俳優・綾野剛が演じた好きな役ランキング”でも、綾野の数ある出演作の中から野木氏が脚本を務めた「空飛ぶ広報室」(同)がダントツで1位となった。

アンナチュラルで主演する石原さとみ (C)モデルプレス
アンナチュラルで主演する石原さとみ (C)モデルプレス
今後、野木氏の脚本作品は来年1月からスタートする連続ドラマ「アンナチュラル」(同)で、主演は石原さとみ。早くも話題となりそうな布陣で、同作も来年のドラマアウォードでの受賞に期待がかかっている。

◆「東京ドラマアウォード」

今年で10回目となる「東京ドラマアウォード」は、作品の質の高さだけではなく“市場性”“商業性”にスポットを当て、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰。

今年は逃げ恥のほか、『真田丸』(NHK)で堺雅人が主演男優賞、草刈正雄が助演男優賞、『あなたのことはそれほど』(TBS)で仲里依紗が助演女優賞を受賞した。(modelpress編集部)

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