佐藤健、朝ドラ初出演 “11歳差”永野芽郁と同じ日に生まれた“幼なじみ”に<半分、青い。>


【佐藤健/モデルプレス=8月22日】俳優の佐藤健(28)が、女優の永野芽郁(17)がヒロインをつとめる平成30年度前期連続テレビ小説「半分、青い。」に出演することが22日、東京・渋谷の同局で行われた会見で発表された。佐藤は連続テレビ小説初出演となる。

佐藤健 (C)モデルプレス
佐藤健 (C)モデルプレス
同作は北川悦吏子氏のオリジナル作品。故郷となる岐阜と東京を舞台に、ちょっとうかつだけれど失敗を恐れない永野演じるヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明を成し遂げるまでの物語を描く。

◆佐藤健、永野芽郁と「るろ剣」ぶりの共演

永野芽郁、佐藤健 (C)モデルプレス
永野芽郁、佐藤健 (C)モデルプレス
佐藤が演じるのは鈴愛と同じ日に同じ病院で生まれ、ともに育った幼なじみ・萩尾律役。互いのことを誰よりも理解し合っているが、生まれたときから全てが対照的で容姿端麗、成績優秀。鈴愛にとっての生涯の“ソウルメイト”となる。

永野が小学生の頃に映画『るろうに剣心』で共演して以来2度目の共演となるが、「当時から顔立ちがはっきりしていて、可愛いけど美人さんだなという印象。今日久々にお会いしたんですが、あんまり変わってなかったです」と印象を告白。

今回朝ドラ初出演にあたり、「大人の人から100回くらい本当に大変と脅されている」といい、「でも一番大変なのは永野さんだと思うので支えられたら。それが僕の役割かなと思っています」と意気込んだ。

◆“11歳差”永野芽郁と同い年の設定

北川氏から「これはラブストーリーなんだけど、ラブストーリーじゃない。恋愛をするタイミングをのがしてしまった2人、恋愛を超越したなにかで結ばれている2人を描きたい」と伝えられたという佐藤。

永野との実年齢は11歳離れているが、「同じ日に生まれた設定なので、そこですよねハードルは」と苦笑い。「高校の同級生から始まって長い年月を描くので、最初をどう乗り越えようかというのを考えています。大丈夫ですよ、頑張ります」と力強く語った。

◆「半分、青い。」出演者発表

「半分、青い。」新キャスト(C)モデルプレス
「半分、青い。」新キャスト(C)モデルプレス
なお、この日佐藤のほか「岐阜・故郷編」のキャストとして鈴愛の母・晴役に松雪泰子【初】、鈴愛の父・宇太郎役に滝藤賢一、鈴愛の祖母・廉子役/ナレーションに風吹ジュン、鈴愛の祖父・仙吉役に中村雅俊、律の母・和子役に原田知世、律の父・弥一役に谷原章介【初】、町医者の貴美香役に余貴美子が決定し、会見に登壇。

そのほか、鈴愛の同級生役に矢本悠馬、奈緒【初】、鈴愛の弟・草太役に上村海成【初】が出演する(※【初】は連続テレビ小説初出演)。

放送は2018年4月2日から9月29日の全156回を予定。今年秋に岐阜でクランクインする。(modelpress編集部)

◆「半分、青い。」ストーリー

ヒロイン・鈴愛は高度成長期終わりに岐阜県東濃地方に誕生。子どものころ、左耳を失聴する。

その後、バブル期に漫画家になるという大志を抱いて上京するも、夢は瞬く間に破れ、結婚して娘を授かるも離婚され、シングルマザーになって帰郷。失敗だらけの人生だが、その度に、「やってまった(=やってしまった)」と明るく呟きながら生き抜く。

失敗を繰り返し、先の見えない人生を贈るヒロインがやがてたどり着くのが、ものづくりの世界。病気の母のためにそよ風の様な扇風機を創り、全くの素人でありながら、家電業界に「新風」を巻き起こす。

そして、ヒロインには、同じ日に生まれた男性の幼馴染がいる。2人はそれぞれ別の人と1度結婚するものの、約半世紀に渡って、つかず離れずの距離で見守り続け、扇風機作りをキッカケに公私共にパートナーとなっていく。

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