卓球13歳の新スター・張本智和選手「チョレイな瞬間は?」質問に“大人の対応” <平成28年度JOCスポーツ賞> 


【張本智和/モデルプレス=6月9日】卓球・張本智和選手が「平成28年度JOCスポーツ賞」の新人賞を授賞。9日に都内で行なわれた授賞式に出席した。

張本智和選手 (C)モデルプレス
張本智和選手 (C)モデルプレス
張本選手といえば、2017年5~6月にかけて行われた世界選手権にて、史上最年少でベスト8まで勝ち上がった活躍が記憶に新しいが、今回は2016世界卓球ジュニア選手権大会の男子シングル及び男子団体で優勝(シングルは世界ジュニア大会史上最年少の金メダル)が評価されて授賞。

世界選手権から帰国して間もないことから「収穫は色々あったんじゃないですか?」と聞かれると、「まさかベスト8まで行けると思っていなかったので本当に嬉しかったです」とコメント。今後については、「(世界選手権は)まだこの歳(13歳)であとちょっとでメダルだったので、3年後(=東京オリンピック)はもっともっと強くなって金メダル獲りたいです」と力強く意気込んだ。

(右)張本智和選手 (C)モデルプレス
(右)張本智和選手 (C)モデルプレス
◆難しい質問にも丁寧に回答

また、授賞式後の囲み取材では、世界選手権後の周囲の反応について「昨日と今日学校に行って、結構『おめでとう』みたいな感じで言ってくれました」と紹介。得点を挙げたときの掛け声「チョレイ」を友だちが真似するようで「結構バカにされている感じなのでやめてほしいですね(笑)」と照れながら打ち明けた。

すると、報道陣から「ご自身の学校生活で“チョレイな瞬間”(=“チョレイ”と思わず叫びたくなるような瞬間)はありましたか?」という難しい質問。「学校でですか…」と一瞬困惑した張本選手だったが、「『おめでとう』ってたくさん言われたので、(チョレイと)言うとしたらその時だと思います」と丁寧な“大人の対応”を見せた。

張本智和選手 (C)モデルプレス
張本智和選手 (C)モデルプレス
◆トップアスリートが集結

同賞は公益財団法人日本オリンピック協会(JOC)によりスポーツの各分野で優れた成果を挙げた者に対し贈られるもの。

ほか、授賞式にはレスリング・伊調馨選手、スピードスケート・小平奈緒選手、柔道・大野将平選手、バドミントン高橋礼華選手&松友美佐紀選手らが登壇した。(modelpress編集部)

「平成28年度JOCスポーツ賞 表彰式」登壇者 (C)モデルプレス
「平成28年度JOCスポーツ賞 表彰式」登壇者 (C)モデルプレス
■「平成28年度JOCスポーツ賞」授賞者
【女性スポーツ賞】
宮嶋泰子氏

【トップアスリートスポーツ賞】
優秀団体賞:至学館大学、東海大学、綜合警備保障(株)、旭化成(株)、日本ユニシス(株)
最優秀団体賞:(株)コナミスポーツクラブ

【特別貢献賞】
スキー・ノルディック複合 荻原健司氏、荻原次晴氏

【最優秀賞】
レスリング・伊調馨

【優秀賞】
水泳/競泳・萩野公介
スキー/フリースタイル・堀島行真
スケート/スピードスケート・小平奈緒
柔道・大野将平
バドミントン高橋礼華&松友美佐紀

【新人賞】
レスリング・向田真優
卓球・張本智和
フェンシング・敷根崇裕

【特別功労賞】
陸上競技「リオデジャネイロオリンピック」陸上競技男子4×100mリレー桐生祥秀・ケンブリッジ飛鳥・山縣亮太・飯塚翔太
卓球・水谷隼
カヌー・羽根田卓也



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