4人が接触…「さらに面白くなってきた」と話題の「あなたのことはそれほど」 一番怖いのは誰?


【あなたのことはそれほど/モデルプレス=5月17日】女優の波瑠が主演を務め、東出昌大、仲里依紗、鈴木伸之が共演するTBS系ドラマ『あなたのことはそれほど』(毎週火曜よる10時~)の第5話が16日、放送された。物語は前半戦を終え、2組の夫婦のゆがんだ関係が盛り上がりを見せている。

鈴木伸之、波瑠、東出昌大、仲里依紗(C)モデルプレス
鈴木伸之、波瑠、東出昌大、仲里依紗(C)モデルプレス
◆“ザワキュン”人気コミックを実写化

漫画家・いくえみ綾氏の人気コミック「あなたのことはそれほど」(祥伝社 「FEEL YOUNG」連載中)を実写化。2組の夫婦のマリッジライフと四者四様に揺れる恋愛模様を、予測不能な展開で繰り広げていく今作。“2番目に好きな人”と結婚した、波瑠演じる主人公・渡辺美都がずっと想い続けていた、中学時代の同級生と偶然再会したことからすべてが始まる、大人のいびつなラブストーリー。

波瑠、東出昌大/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
波瑠、東出昌大/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
美都に一目惚れをして結婚した夫の渡辺涼太役を東出昌大、美都の中学時代の同級生である有島光軌役を鈴木伸之、有島の妻の有島麗華役を仲里依紗が演じる。

◆暴走が加速、4人が接触…波乱の展開に

第4話では涼太が、美都と有島の不倫に気付いた上で、結婚記念日に“永遠の愛”をプレゼントし、いびつなマリッジライフが何事もなかったように続行。

仲里依紗、鈴木伸之、東出昌大/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
仲里依紗、鈴木伸之、東出昌大/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
第5話では、それぞれの暴走が加速し、美都が有島がいない間に有島家に訪問し麗華に接触。涼太は有島夫婦に接触し、有島に美都の夫であることを匂わせる発言をし去っていくという波乱の展開となった。

◆美都、涼太、光軌、麗華…一番怖いのは誰?

東出昌大/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
東出昌大/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
これまで、不倫する美都と有島以上に、注目を集めていたのが、涼太を演じる東出の“怪演”。回を増すごとに嫉妬の炎を静かに燃え上がらせていき愛情が狂気に変わるという涼太の姿が、「第2の冬彦さん」「冬彦さんの再来」と俳優の佐野史郎がドラマ『ずっとあなたが好きだった』(同局系、1992年)で熱演し、“冬彦さん現象”と呼ばれる社会現象を巻き起こしたマザコン夫・冬彦と重なると話題になっている。

仲里依紗/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
仲里依紗/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
そんな涼太に遭遇した日、有島がお風呂で「こわっ!」と涼太を思い出していると、洗面所から麗華の「何が怖いの?」という声が。「さっきの人(涼太)さ、わざとぶつかってきたよね」と意味深な発言で有島をさらに震え上がらせた。

鈴木伸之、仲里依紗/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
鈴木伸之、仲里依紗/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
第5話では有島夫婦の馴れ初めも描かれ、両親が別居し学生時代苦労をしていたという麗華の過去や、そんなときに支えてくれたのが有島だったということが明らかに。見た目は地味だが、しっかりしていて人に媚びない性格の麗華は、鋭い勘で有島の不倫を勘ぐり始め、静かにじわじわと有島を攻め込み始めた。

視聴者からは一番常識的に見えるキャラクターだけにその静かな態度が逆に「一番怖い」という意見も多く、「すぐ狂気に走らないのが逆に怖いな~」「仲里依紗さんいつか爆発しそう」「麗華も反撃開始してて最高」などのコメントが多数。また、派手なイメージが強い仲が地味役になりきっており、改めてその演技力には称賛が寄せられている。

波瑠/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
波瑠/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
鈴木伸之/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
鈴木伸之/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
勿論、不倫をする美都と有島に一番の違和感を感じている人も多数。罪悪感なしに純粋な恋心を原動力に清々しいほど自己中心的に不倫に走る美都。そんな美都とは全く異なり、遊びと割り切って不倫をスタート、麗華や生まれたばかりの赤ちゃんには何食わぬ顔で愛情を注ぎ続ける有島にも、「一番怖いのは涼太じゃなくて自分の罪深さに気づいてないみつだろ」「ナチュラルに人を裏切るから個人的には有島が一番怖い」とそれぞれ狂気を感じている人がいる。

山崎育三郎、東出昌大/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
山崎育三郎、東出昌大/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
中川翔子/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
中川翔子/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
さらに、その真意は謎で妙な色気を醸している涼太の同期の小田原真吾(山崎育三郎)や、麗華と近づく距離感なしタイプの主婦・横山皆美(中川翔子)など、4人を取り巻く登場人物も一癖ある人ばかり。まさに正論で美都の不倫を止めようとする親友の香子(大政絢)が、視聴者の声を代弁する貴重な存在となっている。

大政絢/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
大政絢/「あなたのことはそれほど」第5話より(画像提供:TBS)
◆「面白くなってきた」の声殺到

どちらにせよ、軽快な音楽とともに不倫に至る描写が進み、徹底して爽やかな演出でいびつさを強調していた第3話までとは変わり、徐々に不倫の被害者側の涼太と麗華が反撃を開始し、4人の感情がぶつかりだした第4話と第5話。

視聴者からは「このバトルロワイヤル感たまらない!」「3話までの不気味な感じはこのために溜め込まれたのか」「めちゃくちゃ面白くなってきた!」「今季一番楽しんでるドラマかも」と支持が集まっており、後半戦もさらに話題を集めそうだ。(modelpress編集部)


情報:TBS

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