原石を発見!「3月のライオン」いじめっ子役の新人女優・中田青渚に注目 素顔はとってもピュアだった


【中田青渚/モデルプレス=4月21日】俳優の神木隆之介が主演を務める映画『3月のライオン』後編(4月22日公開)で、女優の中田青渚(なかた・せいな/17)が本格的にスクリーンデビューを果たす。同作では、いじめっ子役という難しい役どころに挑んだが、実際はどんな子?モデルプレスはインタビューを実施し、その素顔に迫った。

モデルプレスのインタビューに応じた中田青渚 (C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた中田青渚 (C)モデルプレス
◆「図書カードが欲しくて」自ら応募

中田は、2000年1月6日生まれ、兵庫県出身の17歳、4月に高校3年生になったばかり。2014年、当時中学3年生のときに少女漫画雑誌『Sho-Comi』(小学館)のオーディションに自ら応募。グランプリに選ばれ、芸能界デビューする。学習塾『市進学院』のイメージキャラクター(2015年・2016年)を務めたほか、その後、フジテレビ系ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』、NHK『ビットワールド』などで経験を積んだ。

デビュー当初は「女優さんとかモデルさんになりたいという気持ちはあんまりなかったです」といい、自らオーディションに応募した理由は「漫画を買いたくて、(賞金の)図書カード3万円分が欲しかった」とのこと。「漫画は買えましたか?」と聞くと、「買えました」とニッコリと無邪気な笑顔を見せた。

その後、芸能事務所アミューズからスカウトを受け、兵庫県から大阪まで月1回レッスンに通うように。そこから芝居への興味が芽生え始め、高校入学のタイミングで上京する。

上京には両親も反対しなかったといい、4人兄弟の長女のため「残りまだ3人いるから1人減ってもあんまりっていう感じなのかも」と笑った。

◆「3月のライオン」でひなたをいじめるクラスメイトに

『3月のライオン』では、主人公で孤独なプロ棋士の少年・零(神木)が交流する三姉妹の次女・ひなた(清原果耶)のクラスメイトでひなたをいじめる主犯格の高城めぐみ役として出演。

秋にはメインキャストとして出演した映画『写真甲子園0.5秒の夏』(11月公開予定)の公開を控えている。

◆ピュアさが半端ない中田青渚

中田青渚 (C)モデルプレス
中田青渚 (C)モデルプレス
撮影では、ミニ丈ワンピースで美脚をみせ、抜群のスタイルを披露してくれた中田。普段から化粧はほとんどしないそうで、この日も「チークはしました」とあどけないピュアな美貌が印象的。

インタビュー中も「緊張する~」と慣れない様子で、“原石感”が溢れる。「朝ドラに出たい」とキラキラとした目で語る夢は、「ぴったり!」という気持ちになった。

■中田青渚の素顔をもっと知りたい!一問一答

◆「3月のライオン」での役柄

高城めぐみ役。最初はひなたちゃんと仲良い子をいじめていて、その子が転校しちゃったから代わりにひなたちゃんをいじめるんです。クラスでも結構ビビられている存在で、自分だったら仲良くしたくないような子です(笑)。

◆演じてみた感想
大変だったけど、普段こんなことはないので、自分と全然違う人になって、そこに近づいていくことが楽しかったです。(自分の中の)悪が出て来るというか。

最初は「自分の好きなようにやってみて」って言われました。そこから「もうちょっとこうして欲しい」と、監督が思い描いている高城と、自分が思い描いている高城がどんどん積み重なっていくのがすごく楽しかったです。

◆撮影現場の雰囲気は?

雰囲気はすごく良かったです。学校だから和気あいあいとしていました。

◆今、最も情熱を注いでいること

中田青渚 (C)モデルプレス
中田青渚 (C)モデルプレス
お芝居と学業の両立。

春休み中刺激を受ける機会が多く改めて頑張ろうと思えました。渡辺エイスケ監督と一緒に2日間くらいかけてショートムービー『夢のまた、夢。』を撮影しました。家族を亡くして過去の思い出を大切に思い、現実の環境に馴染めない女の子を演じたのが難しかったです。同じ期間で事務所のレッスンもあったので、「頑張らないと」と。

あとは、4月から受験生になったので勉強にも力を入れていきたいと思います。

◆女優としての目標

朝の連続テレビ小説(NHK)に出たいです。小さい子からお年寄りの方まで幅広い世代が見ているドラマなので、憧れます。『ひよっこ』も始まったばかりですが「良いなあ」と思って観ています。

◆憧れの女優さんは?

蒼井優さん。お父さんが元々大好きな女優さんで、子どもの頃から「綺麗だ綺麗だ」って言っていたんです。ミステリアスな雰囲気とかがとても素敵で、作品に出られていると、すごく見ちゃいます。

◆好きな食べ物/嫌いな食べ物

中田青渚 (C)モデルプレス
中田青渚 (C)モデルプレス
好きな食べ物は、抹茶と和食。

嫌いな食べ物はパクチーです。

◆好きな男性のタイプ

笑いのツボとか、趣味が合う人。例えば私が「このお笑い芸人さんが面白い」って言ったらその人も面白いって感じてくれるような感じの人がいいのかな…?(笑)

◆これまでの恋愛経験は?

地元が田舎で、幼稚園から小学校、中学校って全部同じメンバーで上がっていくので、友だちというか皆、幼馴染みたいで…。恋愛に発展することは無かったです。

お芝居でも感情を動くっていうことを知るために、色んな大人の人に「怒られない程度に恋愛しなさい」って言われています(笑)。

◆好きな言葉(座右の銘)

自分らしく。

◆これだけは他の人に負けない!

お布団に入ってから寝るまでのスピード。

◆自分にキャッチコピーをつけるとしたら?

マイペース。

◆スタイルキープのためにやっていること

走ったり、歩いたり。中学の3年間は陸上部でずっと長距離をやっていました。毎日朝3km放課後10kmとか走っていました。

◆美肌の秘訣は?

夜更かしを出来るだけしないようにしています。テスト期間中とか、夜更かししちゃうことが多い時期はすぐニキビとかできちゃう。やっぱり駄目なんだなと思って早く寝るようにしています。
中学の時は肌が日焼けして真っ黒でした。日焼け止めと化粧水をずっと塗っていたらだいぶ白くなりました。

◆最近ハマっていることは?

地図に頼らずに目的地まで行くこと。

◆最近した初体験

心霊体験…。

“お会い”してしまったかもしれないです…。1ヶ月ぐらい前に寝ていたときに夢の中で。
夢の中では自分がベッドに背を向けて座っていたんですけど、ベッドから引っかく音と小学生くらいの女の子がなんか呻いている声が聞こえてきて。「なんだろう?」と思って振り向こうとしたら視界が真っ暗になりました。現実世界に戻ってきてもまだ背中を引っかかれているんです。それで目が開かないからどうしようって思って。とりあえず「もうやめてよ」みたいに話しかけたら、そのうちいなくなりました。

霊感はないと思っていたんですけど、初めてお会いしたのがあの時だったのかもしれません(笑)その話を次の日にお母さんにしたら、お母さんがその日の夜に足を引っ張られたりしていて。お母さんのところに行ったのかな(笑)?

◆今、一番会いたい人

(作家の)有川浩さん。『図書館戦争』シリーズが好きで、映画がテレビで放送されたときのも録画して大事にとってあります。作品の裏話とか裏設定を実際にお会いしたら聞いてみたいです。

◆今、悩んでいること

身長がまだ伸びている気がすること…。

◆最近泣いたこと

アイドルをやっていた友だちの解散ライブで感動しました。

◆今の夢

色んな役を演じて、お芝居の振り幅をどんどん広げたいです。あとは海外に行ってみたいです。

◆夢を叶える秘訣

コツコツ頑張ること。コツコツしか頑張れないので(笑)。あとは、周りの人を大切にすること。周りの人に支えられているなってしみじみ感じながら自分のできることをちょっとずつ積み重ねていくことだと思います。

(modelpress編集部)

■中田青渚(なかた・せいな)プロフィール
生年月日:2000年01月06日
出身地:兵庫県
身長:164㎝
趣味:歌うこと・読書
好きな色:オレンジ
好きな動物:パンダ
2014年、『Sho-comi プリンセスオーディション2014』でグランプリに選ばれ、デビュー。
テレビ出演作は、フジテレビ系『ラーメン大好き小泉さん2016年末スペシャル』、『ラーメン大好き小泉さん2016新春スペシャル』煮干山薫子役、『スカッとジャパン』島谷さやか役、NHK『ビットワールド』勝どん子(カツ丼の精霊)役。映画『orange-オレンジ-』(2015年)、『サバイバルファミリー』(2017年)にも出演。2015年~2016年には学習塾『市進学院』のイメージキャラクターを務めた。

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