福田雄一監督作品が生み出すホープたち 福田組で“進化する役者”が続出 


【福田雄一監督・福田組/モデルプレス=3月15日】放送中のドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」、「勇者ヨシヒコ」シリーズなど話題作を続々と生み出すことで知られる福田雄一監督。コメディ色が強く、振り切った演技力が求められる“福田組”作品に一度出演すると、新たな一面を開花させて進化する役者が多い。また、繰り返し起用されるということも特徴としてあるため、福田色に“育てて活かす”ということも。そんな福田監督作品に登場する今後の“福田組の注目株”を紹介する。

(中央)福田雄一監督、(時計回りに)吉沢亮、山崎賢人、島崎遥香、戸塚純貴、間宮祥太朗、橋本環奈 (C)モデルプレス
(中央)福田雄一監督、(時計回りに)吉沢亮、山崎賢人、島崎遥香、戸塚純貴、間宮祥太朗、橋本環奈 (C)モデルプレス
◆アイドルな女優を活かすことが得意な福田監督

これまで数々のアイドル(元アイドル)を自身の作品に起用してきた福田監督。アイドルに演技でも“やってはならない領域”を余裕で越える演出や台本で、女優として脱皮させていく。

島崎遥香(C)モデルプレス
島崎遥香(C)モデルプレス
元AKB48の島崎遥香もその一人で、左江内氏ではメインキャストとして、新たな演技の一面を見せ好評価を得た。

橋本環奈(C)モデルプレス
橋本環奈(C)モデルプレス
「日本アカデミー賞」で新人賞を受賞した現役アイドルで女優の橋本環奈も、今年公開される実写映画「銀魂」で、振り切った演技と橋本のイメージに皆無な“鼻ほじ”を披露する予定で、すでに覚悟と進化を予感させる。

また、橋本は人気学園ギャグコメディの実写映画「斉木楠雄のΨ難」(10月21日公開)にも出演し、女優としてコメディ路線も強化するようだ。

◆福田組、注目株続々

吉沢亮(C)モデルプレス
吉沢亮(C)モデルプレス
間宮祥太朗(提供写真)
間宮祥太朗(提供写真)
ドラマ「新解釈・日本史」(TBS系)や所属事務所のイベント「SUPERハンサムLIVE」(2013年)で福田監督と関わり、「銀魂」、「斉木」に出演予定の吉沢亮、舞台「ナイスガイ in ニューヨーク」、ドラマ「ニーチェ先生」(読売テレビ)のほか、ヨシヒコや左江内氏にゲストで登場した間宮祥太朗もすでに常連ではあるが、福田組の注目株として活躍。

戸塚純貴(C)モデルプレス
戸塚純貴(C)モデルプレス
山崎賢人(C)モデルプレス
山崎賢人(C)モデルプレス
また、「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」(2016年)を皮切りに、「勇者ヨシヒコと導かれし七人」 (2016年/テレビ東京) 、「スーパーサラリーマン左江内氏」 では脇役(ヨシヒコでは背後でピンぼけ)ながらも“気になってしまう存在”として登場した戸塚純貴、山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)は満を持して「斉木」で主演する。

福田監督は、山崎の「めっちゃおもしろい」部分を理解し、主人公・斉木楠雄のキャスティングにあたり「どうしても山崎賢人で!」と熱烈オファーしたという。山崎が同作でどんな演技を見せるのか期待がかかる。

◆福田監督作品は“成長と進化の場”である

福田雄一(C)モデルプレス
福田雄一(C)モデルプレス
福田組常連俳優の賀来賢人はモデルプレスのインタビューで「福田監督は寄り引きのバランスが本当に上手く、絶対的な信頼感がある」と、役者が福田組に参加したがる理由について語る。

また、中村倫也は「『俺の脚本通りにやるんじゃないよ!』ということがあって、書いたものを演技で越えていく。でっかい赤ちゃんをあやすために“笑わせなきゃいけない”っていうのが福田作品に出る役者の使命」と話し、福田組では役者として受け身ではなく手腕が試されることも確かだ。事実“福田組”には堤真一、山田孝之、ムロツヨシ、佐藤二朗など実力派俳優と呼ばれる面々が揃い踏みしている。

福田監督の安心と信頼の演出や台本をベースに向上心を持って成長でき、演技に対する新たな挑戦により進化できる…そんな福田組は、俳優・女優にとって今最も熱い撮影現場なのかもしれない。(modelpress編集部)

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