広瀬すず「とにかく覚えるのが大変だった」山崎賢人も「泣いちゃうかもしれない」初共演を振り返る


【広瀬すず・山崎賢人/モデルプレス=3月14日】女優と広瀬すずと俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が初共演した映画「四月は君の嘘」のBlu-ray&DVDが4月12日に発売。この度、 Blu-ray&DVDのために撮り下ろした広瀬、山崎、新城毅彦監督による本編ビジュアルコメンタリーの一部が公開となった。

(左から)山崎賢人、広瀬すず、新城毅彦監督(C)2016フジテレビジョン講談社東宝(C)新川直司/講談社
(左から)山崎賢人、広瀬すず、新城毅彦監督(C)2016フジテレビジョン講談社東宝(C)新川直司/講談社
◆ピアノとバイオリン…撮影の裏側

本編が始まり、山崎が「泣いちゃうかもしれない」と漏らすと、広瀬も新城監督も大笑いし、緊張もほぐれ和やかにスタート。山崎は今作で初めてピアノに挑戦したが、撮影の半年程前から練習を始め「ここまで練習しておけば大丈夫だろうと思って練習していたところを超えても監督が(撮影を)続けるので、ビクビクしていました」と振り返る。

同じくバイオリンに初挑戦した広瀬は、何が1番大変だったか聞かれ「とにかく覚えるのが大変だった。4本ある弦のどことか、もう少し上とか。あとは弓の動かし方。全然わからなかった」といい「右手と左手の動きが全く別だし、神経をどこに(集中)すればいいのかわからなかった」と苦労した様子。改めて自身の演奏シーンを観て「何回観ても“なんか違うんだよなー”って思っちゃう」と話すと、新城監督とプロデューサーが「すずちゃんは完璧主義」と声を揃えた。

◆同世代キャストとの共演エピソードと裏話

共演の石井杏奈、中川大志とは同世代の俳優でありながら、中川以外はみんな初共演。そんな中で「唯一、(中川)大志が他の3人と共演経験があって、自分がつなぎ役になると言っていたのに、全然話さなくて」(山崎)、「結局自然に仲良くなった(笑)」(広瀬)と回顧した。

今回公開された映像の他に、このビジュアルコメンタリーでは、広瀬がコンタクトレンズに人生初挑戦し「バイオリンと同じくらい練習した(笑)」と告白。また、手術室のシーンでは急遽本当の手術が入り、撮影が中止になったなど撮影の裏話や、高校の時の思い出、好きなシーン、好きなセリフなども明かしている。

また、広瀬が山崎の演技に対して、どうやって演じているのかと質問し、山崎が照れながらも自分なりの方法を説明する場面も。さらに、Twitterで募集した質問に答えるコーナーなどもあり、「モチベーションを保つ秘訣を教えて」や「今後演じてみたい役」などファンらしい質問に、2人は真剣に答えた。

◆撮影現場を振り返る

一つ一つのシーンで「2回目ってこんなに切ないの?ヤバかった」と何度も泣きそうになっていた山崎は、撮影を振り返って「撮影しているときもずっとキラキラしていた。平和で青春で温かい現場だった」とコメント。多くのシーンで「あーここ好き」「このセリフ好き!」「ここのシーンいいよねぇ~」と作品を楽しんでいた。

広瀬も「大変なこともあったけど、平和な現場だった。とても居心地が良くて、リラックスしながら、良い意味で力まずできた」と、バイオリン練習での苦労も含めてとても良い現場だったと思い返す。

そんな現場をリードした新城監督も「今までで1番ストレスのない作品かもしれない。本(脚本)から撮影までイメージ通りに出来た。(広瀬、山崎に向かって)ありがとう」とビジュアルコメンタリーを締めくくった。

収録を終えて、感想を聞かれると広瀬は「久しぶりに観て、色々あったなーとか楽しかったなーとか、改めて思った。それから繰り返し観ると“こんなに切ない映画だったんだ”と更に思った」としみじみ。山崎も「久々にこのメンバーで観られて、本当に良い作品に出演したんだと思って、幸せだなと思った」と作品への思いを語った。

◆映画「四月は君の嘘」

同作は、2011年5月から2015年3月にかけて「月刊少年マガジン」(講談社刊)にて連載され、“泣けるラブストーリー”として第37回講談社漫画賞を受賞。2014年10月から放送されたアニメも、各界から高い評価を受けた。

映画では、ヒロインで自由奔放な個性派ヴァイオリニスト・宮園かをり役を広瀬、そんなかをりに惹かれていく元天才ピアニスト・有馬公生役を山崎が演じ、音楽によって導かれていく青春ラブストーリーを紡ぎ出した。(modelpress編集部)

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