佐藤浩市の息子が俳優デビュー Hey! Say! JUMP山田涼介らと共演<本人コメント>


【寛一郎/モデルプレス=3月3日】俳優・佐藤浩市の息子、寛一郎が、映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(9月23日公開)で、映画初出演を果たすことがわかった。寛一郎にとって俳優デビュー作となる。

寛一郎(画像提供:2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会)
寛一郎(画像提供:2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会)
◆映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」とは?

「東野圭吾作品史上最も泣ける感動作」として高い支持を得ている東野氏の同名小説が原作。主人公の敦也役のHey! Say! JUMP・山田涼介、ナミヤ雑貨店の店主で人々からの悩みにこたえる浪矢雄治役の西田敏行ほか、尾野真千子、村上虹郎、林遣都、成海璃子、門脇麦、萩原聖人などが出演する。

物語は、かつて 悩み相談を受けることで知られていた古い雑貨店「ナミヤ雑貨店」に、悪事を働いた敦也と幼馴染の3人の青年が逃げてきことからスタート。朝まで過ごすことにした敦也は、雑貨店に宛てた悩み相談の手紙に対し戸惑いながらも返事を書きはじめ、いつしか人を思いやる心に気付くとともに、ナミヤ雑貨店の秘密と、そこに集まる人々をつなぐ運命も明らかになっていく。

寛一郎(画像提供:2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会)
寛一郎(画像提供:2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会)
◆寛一郎の役柄は?

寛一郎は、敦也(山田)、翔太(村上)の幼馴染3人組の1人で、ナミヤ雑貨店に起こる奇蹟を共に体験する幸平役。

二宮直彦プロデューサーが、物語の重要な登場人物である若者3人組の1人を探している中寛一郎と巡り合い、何か印象に残る存在感を感じてキャスティングした。

◆寛一郎「『いい俳優』と言われるような俳優になりたい」

今作で俳優デビューするにあたり、寛一郎は「17か18歳の時に、俳優を目指そうと決意し、その後、そのことを父親に伝えた時は、『そうか』と一言でしたが、色々な意味が含まれた言葉で、今も鮮明に心に残っています」と回顧。親のことを言われることについては「正直嬉しくはない」と率直な思いを明かしたが、「注目していただけることはありがたいことでもあるので、それをプラスに変えて今後の俳優人生を進んで行こうと思っています」と前向きな姿勢を見せた。

また、同作の撮影を振り返り「同世代の俳優3人でずっと一緒だったのと、スタッフの皆さんがとても真摯に作品作りに向き合っているのが伝わってきて、とても楽しい現場でした」と紹介。今後については、「『いい俳優』と言われるような俳優になりたいです」と意気込んだ。

◆「今の寛一郎くんだからこそ放つキラメキ」

そして、寛一郎の出自を知らずオファーした二宮プロデューサーは、彼と初めて会ったときのことを「多分緊張していたのだと思いますが、何を聞いてもなかなか答えてくれない(笑)。少々困惑しましたが、幸平役には作りモノではないイノセントな雰囲気を求めていて、彼の佇まいと目がとても印象的で好感を持ちました」と述懐。

クランクイン前には、幼馴染の関係性を作り上げるべく寛一郎・山田・村上の3人でリハーサルをしていたことも明かし、「現場で監督は寛一郎くんに多くを語らず彼自身に考えさせて引き出すように演出されていました。荒んだ環境の中にある3人組の中で良心のよりどころとしての幸平を見事に体現して物語にアクセントを作っていました。今の寛一郎くんだからこそ放つキラメキみたいなものが幸平に反映されていると思います」と太鼓判を押した。(modelpress編集部)

◆寛一郎コメント

この度、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で初めて映画に出演させていただくことになりました。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の撮影現場は、同世代の俳優3人でずっと一緒だったのと、スタッフの皆さんがとても真摯に作品作りに向き合っているのが伝わってきて、とても楽しい現場でした。

17か18歳の時に、俳優を目指そうと決意し、その後、そのことを父親に伝えた時は、「そうか」と一言でしたが、色々な意味が含まれた言葉で、今も鮮明に心に残っています。親のことを言われるのは正直嬉しくはないですが、注目していただけることはありがたいことでもあるので、それをプラスに変えて今後の俳優人生を進んで行こうと思っています。

将来は、「いい俳優」と言われるような俳優になりたいです。

◆二宮直彦プロデューサーコメント

キャスティングの方から何のプロフィールもなく、俳優経験もほぼ無いのだけど是非会ってほしいという事で初めて寛一郎くんに会いました。多分緊張していたのだと思いますが、何を聞いてもなかなか答えてくれない(笑)。少々困惑しましたが、幸平役には作りモノではないイノセントな雰囲気を求めていて、彼の佇まいと目がとても印象的で好感を持ちました。

後日、彼の出自を聞いて驚きましたが、西田敏行さんとの共演という事からも運命的なものを感じて廣木監督にも会っていただきました。監督は面談後、即決で「幸平は彼で。」と決断が非常に早かったです。監督も彼から幸平像を見たのだと思います。

クランクイン前に3人組で3日間リハーサルを行い、幼馴染である関係性を作り込んでいきました。現場で監督は寛一郎くんに多くを語らず彼自身に考えさせて引き出すように演出されていました。荒んだ環境の中にある3人組の中で良心のよりどころとしての幸平を見事に体現して物語にアクセントを作っていました。今の寛一郎くんだからこそ放つキラメキみたいなものが幸平に反映されていると思います。

今後さらに成長して活躍される事が楽しみな俳優さんです。

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