小出恵介「ドラマでやっていいのかな?」失敗続きのダメ男子に挑戦


【モデルプレス】俳優の小出恵介が、恋愛では失敗続きのダメ男子役に挑戦する。

恋愛では失敗続きのダメ男子役を演じる小出恵介(C)フジテレビ【モデルプレス】
恋愛では失敗続きのダメ男子役を演じる小出恵介(C)フジテレビ【モデルプレス】
小出恵介演じる芹澤祐輔(せりざわゆうすけ)原画(C)徐誉庭・絵本奈央/講談社
小出恵介演じる芹澤祐輔(せりざわゆうすけ)原画(C)徐誉庭・絵本奈央/講談社
小出が今秋、『それでも僕は君が好き』にてフジテレビ系ドラマ初主演を務めることが決定。同作は、台湾の脚本家・徐誉庭氏の小説「馬子們!(よみ:マーズマン)」(直訳:彼女たち/太田出版)を原作にし、現在、絵本奈央氏が別冊少年マガジンで連載中の「それでも僕は君が好き」(講談社)を初ドラマ化した作品。小出演じる芹澤祐輔(せりざわゆうすけ)の10歳から29歳になるまでの恋愛遍歴を振り返る物語を4夜連続で放送する。

台本を読んで「深夜枠ということもあると思うんですけど、“ドラマでやっていいのかな?”と感じるくらい自由に書かれている印象でした。かなり攻めている作品です」とその内容に驚きがあった様子。特に「1日で何人もの女性と“キスシーン”を経験して、“エロ酔い”しました(笑)」と衝撃の体験談を語った。

◆温かい気持ちになれるエロドラマ”!?

情けないヤツだけれど、憎めない、どこにでもいるような“ダメ男子”・祐輔。小出は「うだつが上がらなくて、女性が大好きだけど失敗する…。男から見たら、応援したくなったり、エピソードをききたくなったりするような愛らしい男だと思います。けれど、ドタンバで逃げちゃう“惜しさ”や“ダメさ”があるので、そこは女性にはどうなのでしょうか…。とにかく、彼はケガを恐れない“転んで学ぶ”タイプだと思う」と分析。さらに「僕もどちらかというと、まっすぐいくタイプですね(笑)。まっすぐいってケガしてしまうこともあります(笑)」と共通点を挙げた。

また「ドラマでここまでのラブシーンは、初めてだったのですが、うまくいったと思います。いろいろと迷うところもありましたが、変に力みすぎず、相手をきれいにみせるよう心がけました」と演技の苦労も告白。「非常に見やすい作品だと思います。純粋で前のめりな、かわいさがあふれた愛すべき男性とそれを愛してくれる女性のストーリーにご注目いただきたいです。“温かい気持ちになれるエロドラマ!?”だと思います」とアピールした。

◆見終わった時に、ふと自分の初恋を思い出したくなる

原作者の徐誉庭氏は、「一冊の小説が異なる形で生まれた火花には、多くの人の汗と涙がありました。光栄に感じると共に、心より感動しています」とコメント。同局編成企画の増本淳氏は「フジテレビとしては久しぶりの深夜24時台の連続ドラマですのでゴールデンタイムではなかなかできない冒険満載でお届けしたいと思い、若いキャストと若いスタッフが手さぐりで作る番組にしました」と明かした。さらにプロデューサーの中山ケイ子氏は「恋愛“失敗”遍歴を、主演の小出恵介さんがとても表情豊かに演じてくださっています。見終わった時に、ふと自分の初恋を思い出したくなる、そんな作品です」と呼びかけた。

同作の主題歌を歌うのは、アジアを舞台に活躍する3ヶ国の6つの遺伝子が集結したアジアグローバルユニット・CROSS GENE(クロスジン)。ヒットメーカー・森雪之丞が作詞を手がけ、ドラマを盛り上げるナンバーを現在制作している。(modelpress編集部)

■『それでも僕は君が好き』あらすじ
【第1夜】
芹澤祐輔(小出)は、叔母の出産に立ち会っていた。安産を祈願するために、教会に向かうが、そこでちょっと変わったシスターに出会い、「過去の罪を告白、ざんげしなければ、願い事は叶わぬ」と言われてしまう。祐輔は、過去に恋をして傷つけた女たちのことを告白し始める。さかのぼること20年。祐輔の初めての恋は、小学校の先生だった。まるで『電車男』のエルメスのような、可憐で清らか、やさしい先生だった。なに不自由ない生活を送っていた祐輔は、エルメスへの初恋で浮かれていた。しかし、祐輔の父が浮気をしたことがきっかけとなり、大好きだった母が、少しずつ壊れ始める…。

【第2夜】  
母と離れ離れになってから、祐輔は祖母と叔母に引き取られた。時がたち、20歳になった祐輔は、典型的な「イケてない童貞男」に育っていた。祐輔は、一浪ののち、大学の法学部に入学する。そこで出会ったのが、「花より男子」の牧野つくしも真っ青な、ビンボー女子だった。人生で初めて付き合った女の子は、父親の借金のためにバイトに明け暮れる苦学生。そんな彼女の力になりたいと奔走する祐輔だが…。

【第3夜】  
大学3年生になっても相変わらず、恋人のいない祐輔。もちろん「童貞」のままである。司法試験に受かれば、モテモテの人生が待っている、と勉強のために張り切って法律事務所のアルバイトをする。しかし、弁護士事務所は、離婚の裁判の相談ばかり。男と女の関係にゲンナリする日々だった。そんな時、祐輔の間違い電話から、一人の女性に出会う。人気韓国ドラマ『私の名前はキム・サムスン』のサムスンみたいな彼女は祐輔より年上で、外資系企業のキャリアウーマン。実は今、不倫の恋に苦しんでいるという。

【第4夜】
晴れて弁護士になった祐輔。だが、29歳になった今も、恋愛に関しては相変わらずで、女の子と付き合っても長続きしないでいた。そんな時、母の訃報が届いた。20年前に起こった悲しい出来事が原因で、入院生活を強いられた母。祐輔とはそれからずっと離れ離れで、寂しい思いをさせてしまっていた。そんな母が、亡くなったのだ。母の死をきっかけに、再び、家族が集まるが…。

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