野村周平×賀来賢人がW主演で人気コミック実写化


【モデルプレス】俳優の野村周平と賀来賢人がW主演を務めることが分かった。

野村周平×賀来賢人がW主演で人気コミック実写化/映画「森山中教習所」(C)真造圭伍/小学館【モデルプレス】
野村周平×賀来賢人がW主演で人気コミック実写化/映画「森山中教習所」(C)真造圭伍/小学館【モデルプレス】
新鋭漫画家・真造圭伍(しんぞう・けいご)氏が2009年から週刊スピリッツで連載したコミック「森山中教習所」が映画化決定。『ソフトボーイ』『花宵道中』『海のふた』と様々なジャンルの映画を独特のセンスで演出する豊島圭介監督がメガホンをとり、初共演の野村と賀来の2人が、普通の大学生・清高(野村)とヤクザの組員・轟木(賀来)を演じる。実は高校の同級生である清高と轟木が、偶然にも非公認教習所で再会。境遇も性格も全く違う2人が一風変わった教習所で一夏を過ごすというストーリー。

野村は「大人気コミックの人気キャラクターを演じさせていただけて、大変光栄に思っております」と喜びのコメント。「現場も、すごく楽しく、本当に森山中教習所に通っているのではないかと錯覚してしまうほど、リアルな環境でした。皆さんの期待を裏切らない映画になっていますので、皆様是非映画館に足を運んでください」と自信を見せている。賀来も「素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと濃密で充実した現場を過ごすことが出来ました。完成を楽しみにしていて下さい」と呼びかけた。

◆プロデューサーが明かす起用理由

2 人の俳優の起用理由について、プロデューサーは、「野村さん演じる清高というキャラクターは、マイペースで天然!?と見せつつ、実は色々と感じて考えている、という塩梅の難しい役柄だが、野村さんの持つ、感度の高さや物怖じしない勢いという要素が化学変化を産みだしてくれると確信できた」とコメント。さらに、初のヤクザ役に挑戦する賀来には、「『ソフトボーイ』(2010)という映画で演じてもらった役柄が破天荒で憎めない天才キャラクターだったのですが、その際に実は垣間見えていた賀来さん特有の不器用さとか影のようなものが轟木という役柄にハマると考えたから」と期待を寄せた。

そのほかバツイチ子持ちの教官・サキを女優の麻生久美子が演じるほか、光石研、ダンカン、根岸季衣などが出演する。2016年に公開を予定している。(modelpress編集部)

■あらすじ
マイペースでテキトーで愛想はいいけど、周囲に関心がなさそうな大学生・佐藤清高(野村)は、同級生の松田(岸井ゆきの)をフッた夏休みのある日、免許を取ろうと思い立つ。同じ頃、いつもポーカーフェイスでクールな轟木(賀来)も中島組の組長(社長)(光石)から免許取得を命じられる。そして 2 人はあり得ない出会いをする。轟木が無免許運転で、清高を車でひいてしまったのだ。事件抹消のため、組長を乗せた車にそのまま引きずり込まれた清高が連れていかれた先は、非公認教習所。そこで判明したのは、実は彼らは高校の同級生であったこと。妙に前向きで子供のようにフリーダムな清高と、諸事情から高校を中退しヤクザの道へ足を踏み入れた轟木。生き方も境遇も正反対の2人が、キャラ者ばかりが集まる怪しい教習所で再会し、ひと夏を過ごすことになる。木造校舎の古い廃校を自宅代わりに住んでいる上原家が経営する森山教習所。教習官はバツイチ子持ちのサキ(麻生)と愛想のないばあちゃん(根岸)と酔っぱらいのじいちゃん(ダンカン)、家族経営の教習所は、凄くテキトーなのに、どこか温かい。教習の合間は昆虫採集、夜は調理室で焼き肉しながら酒をのむ。清高はサキに恋心を抱きはじめ、そのまま緩やかに、そしてちょっと甘酸っぱいひと夏が終わると思っていたが…。

■豊島圭介監督コメント
可笑しくてせつない青春マンガの傑作「森山中教習所」を映画化するチャンスをいただきました。ありがとうございます!最高に面白い俳優たちにも集まってもらいました。ありがとうございます!原作の素敵なキャラクターたちを、無茶苦茶才能ある俳優たちが自由に演じる。それを必死にとらえていこうと。それが今回の狙いですよ!

■野村周平コメント
今回、映画「森山中教習所」の佐藤清高役を演じさせていただくことになりました。大人気コミックの人気キャラクターを演じさせていただけて、大変光栄に思っております。個性豊かなキャラクターのおりなす独特の空気感が伝わる映画になっています。現場も、すごく楽しく、本当に森山中教習所に通っているのではないかと錯覚してしまうほど、リアルな環境でした。皆さんの期待を裏切らない映画になっていますので、皆様是非映画館に足を運んでください。

■賀来賢人コメント
「森山中教習所」の実写映画化に、映画「ソフトボーイ」でお仕事させていただいた豊島圭介監督とふたたびご一緒出来ることを、緊張しながらもとても嬉しく思います。轟木という男は抱えているものが多く、感情を出さない人間です。彼の成長を演じることは役者としてやりがいを感じています。素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと濃密で充実した現場を過ごすことが出来ました。完成を楽しみにしていて下さい。

■真造圭伍氏コメント(原作者)
映画は多くのひとが関わってお金もたくさんかかるので、自分なんかの漫画でほんとにいいのかなと申し訳ないような気持ちでいっぱいです。でも今はこれを糧に頑張れるというか、素直に仕上がりが楽しみです。また、これを期に漫画の方も読んでくださる方がひとりでも増えますように。

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