広瀬すず「自分の名前があってもいいのかな」歴史ある賞に歓喜


【モデルプレス】モデルで女優の広瀬すずが、歴史ある賞を受賞して歓喜した。

「第40回記念報知映画賞」新人賞を受賞した広瀬すず【モデルプレス】
「第40回記念報知映画賞」新人賞を受賞した広瀬すず【モデルプレス】
広瀬すず
広瀬すず
16日、都内で「第40回記念報知映画賞」の表彰式が行われ、映画「海街diary」に出演した広瀬は新人賞を受賞し出席。受賞した心境を「40年の歴史がある映画賞に自分の名前があってもいいのかなという不思議な感覚です」と率直に述べ、「監督との出会いであったり、本当に大好きな作品で全てが財産になりました」としみじみ。

綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆と名だたる女優と姉妹役で共演したことにふれ「綾瀬さん、長澤さん、夏帆さん、お姉ちゃんたちの背中を見ながら、もっともっとがんばりたい」と刺激を受けたようで「海街でもらった感情を大事にしながら、これからも全力でがんばります」と意気込みを新たにした。

表彰式の様子
表彰式の様子
◆是枝裕和監督からのエール

祝福に駆けつけた同作の是枝裕和監督は、広瀬に花束を贈り「楽しい現場でした。監督としてとても嬉しいです」と撮影時を振り返り、「ちょうど今日DVDが発売となって、こういう形でゴールを迎えますが、彼女にとっては紛れもなくスタート。これから先、映画賞は続いていきますが、新人賞はもう獲れません。立派な女優になると思っています。お父さんみたいなコメントですが、今日はおめでとうございます」とエールを贈った。

広瀬が出演した「海街diary」、吉田秋生氏の同名コミックを、是枝裕和監督がメガホンを執り映画化。4人姉妹がそれぞれの想いを抱えながら、本当の家族になっていく一年間の物語を描き、広瀬は四女・すずを好演した。

広瀬すず(中央)
広瀬すず(中央)
◆第40回記念報知映画賞

同賞は報知新聞社が主催する映画賞。広瀬のほか主演男優賞を佐藤浩市、主演女優賞を樹木希林、助演男優賞を本木雅弘、助演女優賞を吉田羊、広瀬と同じく新人賞を藤野涼子が受賞し、授賞式に出席した。(modelpress編集部)

表彰式の様子
表彰式の様子
■第40回記念報知映画賞 受賞者・作品
作品賞・邦画部門:「ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判」(監督 成島出、配給 松竹)
作品賞・海外部門:「おみおくりの作法」(監督 ウベルト・パゾリーニ、配給 ビターズ・エンド)
主演男優賞:佐藤浩市「起終点駅 ターミナル」「愛を積むひと」
主演女優賞:樹木希林「あん」
助演男優賞:本木雅弘「日本のいちばん長い日」「天空の蜂」
助演女優賞:吉田羊「ビリギャル」「愛を積むひと」「脳内ポイズンベリー」「HERO」
監督賞:堤幸彦「天空の蜂」「イニシエーション・ラブ」
新人賞:広瀬すず「海街diary」
新人賞:藤野涼子「ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判」
特別賞:本広克行監督、ももいろクローバーZ「幕が上がる」

※受賞者への花束贈呈ゲストとして前田敦子、本田翼、八嶋智人、ムロツヨシ、佐藤二朗らも出席。

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