「スター・ウォーズ」新“愛されドロイド”に絶賛の嵐 最新作「ローグ・ワン」で注目<本編映像公開>


【ローグ・ワン/モデルプレス=12月16日】「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が16日より、全世界で公開された。本作は『エピソード4/新たなる希望』の直前までが描かれるアナザー・ストーリーで、シリーズ史上“最も泣けるスター・ウォーズ”として話題となっている。今回、鑑賞者から絶賛を集めるドロイドK-2SOの姿が描かれる本編映像が2本到着した。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
反乱軍の寄せ集め極秘チーム<ローグ・ワン>に加わった、ヒロイン「愛を知らない孤独な戦士」ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)が、全銀河を脅かす究極兵器デス・スターの設計図を奪うという97.6%生還不可能なミッションに挑みながら、行方不明の父の謎に迫っていく姿が描かれる本作。K-2SOは、<ローグ・ワン>メンバーのひとりだ。

◆強くて怖い一面

もともとは帝国軍が開発したエンフォーサー・ドロイド(監視用ロボット)だったが、そのデータを消去し、反乱軍用に再プログラム。

1つめの映像では、30秒を過ぎたところでK-2SOの姿が目撃できる。これは、帝国軍に捕らえられ護送されるジンを反乱軍が逆に捕らえようとする一幕。

しかし、彼女は1人きりで犯罪も厭わず強く生きてきたヒロインであり、反乱軍のメンバーすらも叩きのめし、車両を飛び出そうとする。ジンの強さに驚いた一瞬の後、画面に姿を見せたK-2SOは飛び出したジンを片手でキャッチ。そのまま地面に叩きつけ、「抵抗しないで」と冷静に告げる。黒くて精悍なボディも相まって、この映像の彼の印象は“強くて怖い”ドロイドだ。

◆おしゃべりで愛嬌のある一面

一方、2つめの映像では真逆の姿が目撃できる。こちらは、K-2SOと親友であるキャシアンのやり取りが描かれるシーン。

ジンがブラスター(銃のような武器)を持っていることに気づいたK-2SOは、取り上げるようキャシアンに進言。キャシアンはジンの頑なな態度にブラスターを取り上げる事を諦めるものの、K-2SOはつぶらな瞳で「あなたに向けて使う確率は?」と問い、遮られるのも気に留めず「高確率です」「とても高いです」と思ったことが口に出るのを止められない。

この映像からは、実はK-2SOが親友キャシアンの身を案じる忠実な性格で、思ったことはすべて発言してしまう、おしゃべりで愛嬌のあるドロイドであることがわかる。

◆新“愛されドロイド”

再プログラムされたことで、K-2SOはキャシアンに強い忠誠心を持っている。キャシアンを演じたディエゴ・ルナは、「キャシアンは、ほとんどの人生を反乱軍で過ごし、多くのものを捧げてきた。彼の唯一の友人がこのK-2SOなんだ。時として厳しく接しながらも、2人はお互いのことをとても気にかけている。彼にもし聞いたら、K-2SOを自分の親友だと言うよ」と嬉しそうに語り、彼らを結ぶのがプログラムを超えた固い絆であることに自信を覗かせた。

「スター・ウォーズ」といえば、今までのシリーズにすべて登場したR2-D2やC-3PO、『フォースの覚醒』で大絶賛を集めたBB-8など、キュートなドロイドたちが魅力の一つだが、彼らの魅力も主人や友人に忠誠を尽くし、近くに寄り添う姿と、常に何かをしゃべり続ける姿にあると言えるだろう。

見た目の印象は違っても、彼らに続く新たな“愛されドロイド”の素質を十分に備えているK-2SO。やんちゃなヒロイン、ジンと、キャシアンにK-2SO…今回の映像時点ではまだ“チーム”とは言えない3人組だが、彼らが様々な困難を乗り越えてチームになっていく姿に注目したい。(modelpress編集部)

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